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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

ユーモアのあるスピーチのコツ

2025年04月22日 | リーダーシップ・コミュニケーション
【執筆原稿から抜粋】

ユーモアのあるスピーチ
 
拙著『実践・英語交渉術』でも紹介した、ユーモアのあるスピーチのコツを紹介します。

コツは、①立てる、②拾う、③落とです。

① 立てる

 その場で最も敬意を払うべき相手に「お招きいただきありがとうございます」のように一礼して「立てる」。スピーチの機会に感謝して、謙虚な人格を示します。

② 拾う

 その場で最もホットなネタを「拾う」。前にマイクを持った人が喋ったこと、その日に起こったこと、最近1週間の時事ネタなど。これによりスピーチ内容が聴衆の「自分ごと」になります。

③ 落とす

 自分を卑下して自虐的に。人を貶すスピーチや自慢話は、聞いていて心地よくありません。

 
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話せば分かる

2025年04月22日 | リーダーシップ・コミュニケーション
【執筆原稿から抜粋】

話せば分かる

「自分の言葉で」語っているかどうかは、その人の話を1分聴けば分かります。

1分話すだけで、「あ、この人は自分の言葉で語っている」のか、「ああ、この人は、話すべき地位・立場にあるからやむなく話しているだけで、自分の言葉で語っていない、退屈な人だな」のかは、すぐ分かります。

我々は1分で品定めされているのです。

「話せば分かる」のです。
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「対話」に代わる刺さる言葉を探しています

2025年04月17日 | リーダーシップ・コミュニケーション
いい文化・風土のため(🟰心理的安全性を上げるため)には組織内の対話の質と頻度を上げるべき。

これは常識ですが、これをどうやって「刺さる」ように伝えるか。

「対話」という言葉は陳腐でワクワクしない。

対話・会話・雑談・壁打ち・ワイガヤ・small talk・chat...

他にいい言葉ないですかね。。。

いい言葉あったら気軽にご提案くださいませ!
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何をしゃべるかではなく、何を残すか(置いてくるか)

2025年04月17日 | リーダーシップ・コミュニケーション
人前で喋るときのコツ。スピーチのコツ。

何をしゃべるか

を考えるのではない。

何を置いてくるか

を考える。

自分の頭の中にある、しゃべるネタを喋るのではない。
しゃべりたいことをしゃべるのでもない。
しゃべるべきことをしゃべるという意識でもない。

聴衆の、心の中に、何を置いてくるか。

たくさんしゃべっても、聞き手の心に残るのは、1つか2つだけ。3つは、ない。

講演を聞いて1年後に残るのは、1つあるかないか。

その1つは何か。

他は全部削って削って、削ぎ落として、「1年後に残る1つ」を決める。泣いて馬謖を切って、1つだけに絞る。

その「1年後に残ってほしい1つ」を軸にして、しゃべる内容を構成する。

これをやらずに、あれもこれも、自分の知識を披露しようと思ってしゃべると、、、

1年後には何も残らない。

そうではない。

何を置いてくるか

を意識して、キーワードを3回とか5回とか10回とかしゃべる。

私もまだまだできていませんが、この「何を置いてくるか」を意識することで、講演・スピーチは、グンと質が上がります。


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SBIモデル

2025年04月07日 | リーダーシップ・コミュニケーション
怒るのはダメ。叱るのもダメ。Feedbackを与えればいい。

そう言われますね。そのFeedbackのテクニックとしての、「SBIモデルを教わった。

  1. Situation  状況
  2. Behavior 行動
  3. Impact 影響

なんでそんなことしたんだ!と叱ったり怒ったりするのではなく。

  1. これこれの状況(S)で、
  2. 君はこういう行動(B)を取った。
  3. それによって私は悲しかった(I)。

以上。

こんな感じ。これで十分にわかる。この後に対応策を話し合う。

私もSBIモデルを身に着けます!
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コンプライアンスの広がり

2025年04月06日 | リーダーシップ・コミュニケーション
3/14の日経新聞の、伊藤昌亮教授の優れた論考 

 コンプライアンスの「文化化」「大衆化」記事 こちら

を、以下の縦軸・横軸(質的・量的)で理解していました。



ただ、分かりにくいので、情報量を減らして以下(冒頭画像)に改めました。





コミュニケーション一般に通用しますが、特にコンプライアンス関連の小難しいことは、「如何に情報量を減らして伝えるか」に腐心しています。

網羅的に伝えると、かえって伝わらない。
「伝える」と「伝わる」は、違う。

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パワポにはテキストよりも画像を

2025年04月02日 | リーダーシップ・コミュニケーション
先日のインテグリティ研修(オンライン)では、PPTで75頁を、55分で喋れた。

最近は、PPTの1頁の文字量(テキスト)をグッと減らして、画像を増やしているので、これぐらいのペースで喋ることができるようになりました。

取り急ぎの備忘のため。
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テキストよりも画像で

2025年03月12日 | リーダーシップ・コミュニケーション
テキストよりも画像で伝えましょう。

■ 非言語情報は、コミュニケーションの93%を占めます(メラビアンの法則)。

■ 1枚の画像は、1,000語に相当します。

■ 視覚情報は、文字情報の60,000倍の速さで伝わります。

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目を見開くのも相手に対する礼儀

2025年03月10日 | リーダーシップ・コミュニケーション
最近、特に40代になってから、思う。

勉強ばっかり、仕事ばっかり、本読んでばっかりだと、「目を見開く」ことをしない。

でも、営業的に、人に好印象を与えるには、「目を見開く」ことが基本。見開くとまで表現できなくても、しっかり目を開けて、「私はあなたに関心がありますよ」ということを、目で、示す。

だから、目を見開くのも、相手に対する礼儀。特にこの数年かな、私は意識している。

同様に、口角を上げるのも、相手に対する礼儀。

目尻を下げるのも、相手に対する礼儀。

眼輪筋を使った笑顔を作るのも、相手に対する礼儀。

礼儀ってのは、「相手のために顔面の筋肉を動かす」ってことで、表される。

相手に対する敬意は、「相手のためにどれだけ顔面の筋肉を動かしたか」で表される。

おそらく、女性の方が、体感的?無意識的?経験的?にこれは体得できている。

男性は、苦手。

特に、営業ではない、大学教授とかは、一番、苦手。

____________

私も、ジムで、毎朝、筋トレをしながら眼輪筋を鍛えて、4ヶ月くらいして、ようやく表情が豊かになりました。

アラフォーアラフィフの男性諸氏よ。

筋トレでもしながら「変顔」を作って、重力に負けて垂れ下がった顔面の筋肉を、上に上げましょう!
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原稿を読むな

2025年03月08日 | リーダーシップ・コミュニケーション
講演では、原稿を読むな。読み上げるな。

気持ちが伝わらないから。

原稿を読むと、気持ちは10分の1くらいしか伝わらない。

間違えてもいい。

言葉を選びながらでいい。

アドリブで違うことを言ってもいい。

原稿を読まない。

人に何かを伝える」というのは、まずここから始まる。

「ミスをしない」のが目的ではない。

「気持ちを伝える」のが目的のはず。

多少のミスをしたほうが、人間性が出て、かえって気持ちが伝わることもある。

____________

家庭連合の信者さんが、街頭演説とかで、スマホのテキストを読みながら喋っているのを見かけることがある。

卒業しましょう。

原稿を読まない。

スマホを見ない。

説得力は、リスクを取る覚悟から生まれる。

スマホを読み上げては、リスクを十分に取っているとはいえない。

「自分の言葉」でしゃべっているとはいえない。

「だれか上の人が書いたのをマインド・コントロールして読まされている」って誤解される恐れもある。

原稿を読まない。

異性を口説くときに、原稿を読み上げるヤツはいない。

原稿読みを卒業し、リスクを取り、恥を掻き、そうやって人は成長していく。
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オードリー・ヘップ婆さん

2025年03月08日 | リーダーシップ・コミュニケーション
容貌は衰える。10年前の方がみんなイケメン別嬪。

あいうべ体操とかウンパニ体操で顔面筋を鍛えて、表情の若返りを図りましょう。

オードリーヘップバーンも、歳取ったらオードリー・ヘップ婆さんなんです。

 ※ 今朝起きた時のベッドにいる私に降ってきたギャグ・ネタ。

  よくインテグリティ研修でこの顔面筋・ウンパニ体操の話をするんですが、オードリー・ヘップバーンと絡めると笑いが取れそうだ。

ウンパニ体操 
ウンパニ体操 | smilelab

ウンパニ体操 | smilelab

smilelab

 
  ※  最初は ヘップババア と書いてましたが、改めました。書き言葉でババアは品がないので、、
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図に描けないものは存在しない

2025年03月03日 | リーダーシップ・コミュニケーション
なんでも図にする。表にする。ビジュアル的に見やすくする。

言葉、テキストではなく。

そう心がけている。

プレゼンでも、裁判書面でも。

例えば冒頭画像など。

この人のシルエット画像を入れると入れないとで、刺さり具合はだいぶ違う。

図や画像は、テキストの10倍も100倍も、情報を伝える。

Vividに。そして早く。

だから思う。

図に描けないものは存在しない。

ちょっと穿ちすぎ、言いすぎですが、あえて言う。

図に描けないものは存在しない。

言葉だけではダメ。図にしましょう。
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トランプ・ゼレンスキー会談

2025年03月02日 | リーダーシップ・コミュニケーション
歴史的な、トランプ・ゼレンスキー会談。 こちら

世界外交史の、歴史に残るものになりそう。

詳細は見ていませんが、取り急ぎコメントしますと、どちらが一方的に悪いということでもない。

お互いに、相手に対する十分なリスペクトを払ったか。

ただ、いずれにせよ、ゼレンスキーが、腕を組みながら話したのは、いけない。

腕組みは傲慢と拒絶の意思表示です。
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Iメッセージは愛メッセージ

2025年02月21日 | リーダーシップ・コミュニケーション
Iメッセージは愛メッセージ。

先日スタッフから「中山先生のIメッセージがいい」って言われて思った。

「あれ、俺、妻にもIメッセージしているかな」

って。

Iメッセージは、「君が◯◯してくれると私は嬉しい」
Youメッセージは「◯◯してください」

配偶者にこそ、愛メッセージを。日頃からIメッセージしていても、配偶者にはYouメッセージしている人多いのでは。

配偶者に「あの人は謙虚ですか」という質問をしたときに、YESと言われる人はすごく少ない。

配偶者から「あなたは謙虚な人ですね」と言われるのが私の人生の目標の一つです。


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語り得ぬものについては、沈黙しなければならない

2025年02月13日 | リーダーシップ・コミュニケーション
語り得ぬものについては、沈黙しなければならない。

ヴィトゲンシュタインの名言。『論理哲学論考』の末尾。

英語では

Whereof one cannot speak, thereof one must be silent.

という。

その前の文は:

言い表せぬものが存在することは確かである。
それはおのずと表れ出る。それは神秘である。
語り得ぬものについては、沈黙しなければならない。

見えているものだけがすべてではない。
見えているものだけで論じようとするのは傲慢。

「自分には見えない何かがある」という限界を自覚すること。
自分には見えない、それゆえ語れない何かがある。

その、「語り得ぬもの」に対して、相応のリスペクトを払う。
そのリスペクトは、沈黙の形をとって現れる。
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