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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

何をしゃべるかではなく、何を残すか(置いてくるか)

2025年04月17日 | リーダーシップ・コミュニケーション
人前で喋るときのコツ。スピーチのコツ。

何をしゃべるか

を考えるのではない。

何を置いてくるか

を考える。

自分の頭の中にある、しゃべるネタを喋るのではない。
しゃべりたいことをしゃべるのでもない。
しゃべるべきことをしゃべるという意識でもない。

聴衆の、心の中に、何を置いてくるか。

たくさんしゃべっても、聞き手の心に残るのは、1つか2つだけ。3つは、ない。

講演を聞いて1年後に残るのは、1つあるかないか。

その1つは何か。

他は全部削って削って、削ぎ落として、「1年後に残る1つ」を決める。泣いて馬謖を切って、1つだけに絞る。

その「1年後に残ってほしい1つ」を軸にして、しゃべる内容を構成する。

これをやらずに、あれもこれも、自分の知識を披露しようと思ってしゃべると、、、

1年後には何も残らない。

そうではない。

何を置いてくるか

を意識して、キーワードを3回とか5回とか10回とかしゃべる。

私もまだまだできていませんが、この「何を置いてくるか」を意識することで、講演・スピーチは、グンと質が上がります。


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