人前で喋るときのコツ。スピーチのコツ。
何をしゃべるか
を考えるのではない。
何を置いてくるか
を考える。
自分の頭の中にある、しゃべるネタを喋るのではない。
しゃべりたいことをしゃべるのでもない。
しゃべるべきことをしゃべるという意識でもない。
聴衆の、心の中に、何を置いてくるか。
たくさんしゃべっても、聞き手の心に残るのは、1つか2つだけ。3つは、ない。
講演を聞いて1年後に残るのは、1つあるかないか。
その1つは何か。
他は全部削って削って、削ぎ落として、「1年後に残る1つ」を決める。泣いて馬謖を切って、1つだけに絞る。
その「1年後に残ってほしい1つ」を軸にして、しゃべる内容を構成する。
これをやらずに、あれもこれも、自分の知識を披露しようと思ってしゃべると、、、
1年後には何も残らない。
そうではない。
何を置いてくるか
を意識して、キーワードを3回とか5回とか10回とかしゃべる。
私もまだまだできていませんが、この「何を置いてくるか」を意識することで、講演・スピーチは、グンと質が上がります。