諸葛亮孔明の出師の表は、これを読んで泣かざる者は人でない、とかつて言われた。
私が好きなのは
先帝創業未だ半ばならずして中道に崩殂したもう。
今天下三分し益州疲弊せり、此れ誠に危急存亡の秋なり。
(中略)
庶わくば駑鈍を竭して姦凶を攘除し、漢室を興復して旧都に還さん
でしたが、後出師の表の最後は、以下のいい言葉で締められていると知った。
臣鞠躬(きっきゅう)尽瘁し、死して後巳む。成敗利鈍に至りては、臣の明の能く逆睹(と)する所に非ず。
※ ぎゃくと : あらかじめ見ること
死して後已む、という敢闘精神を謳っているし、
成敗は知ったこっちゃないってのも、かなり陽明学的、、、
陽明学が生まれる前から、諸葛亮孔明は陽明学的であった。
私の世代だと横山光輝の漫画から諸葛亮孔明をイメージしてしまいがちですが、実際の孔明はもっと熱い男でした。