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遣隋使派遣から1400年、中国軍艦が東京港へ!

2007年11月30日 | Weblog
■「日出る国の中国、日没する国の日本」!
 今年は推古天皇が小野妹子らを随に派遣してから1400年(607年、608年、614年の3回派遣)の節目の年。以来1400年、日中間にはいろいろなことがありましたが、基本的には大国と小国の関係、徳川幕府が鎖国政策を採用したのも無理はなかったでしょう。
 ところで最近、中国海軍のミサイル駆逐艦が東京港を訪れました。ミサイル駆逐艦の寄港とは、遣隋使派遣への答礼?にしてはやや恐ろしげですが、これは日中間の防衛交流の一環で平和を模索する動き、来年は自衛艦が中国を訪問するとのことで、結構なことだと思います。
 それにしても「日出る国の天使、日没する国の天子に捧ぐ」とした遣隋使の国書は、当時の中国皇帝を怒らしたことでしょう。よく戦争にならなかったものです。その後、日中間は断絶の時代、戦争の時代などがあり、いろいろでした。
 明治維新で近代化を成し遂げ、軍事力と経済力で一時は中国を凌ぐまでに発展した日本も、今はバブル経済崩壊後の後遺症に悩み、元気がありません。「日出る国の中国、日没する国の日本」でしょうか。                                    以上