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明治の立ちん坊、平成の日雇い派遣労働者!

2007年11月08日 | Weblog
■小沢民主党代表が辞意を撤回!
 昨7日、民主党の小沢代表が辞意を撤回し、いわゆる小沢辞任問題が決着しました。それにしても小沢代表の「プッツンした」(今朝の朝日新聞)結果は、大きな騒ぎになりました。マスコミも小沢氏へ「無節操、無責任、恥知らず、・・・」と様々な批判・罵倒の言葉を浴びせ、凄まじい限りでした。
 今回の一連の小沢辞任問題は、現役を引退したボランティアの私には関係のないことですし、元自民党幹事長の小沢代表に好意を持っている訳ではありませんから、どうでも良いこと。しかし、民主党には自民党の対抗勢力として頑張って欲しいと思います。いまの社会には、アンフェアなことが多くあります。また、矛盾、不合理があり、厳しい生活をおくっている人たちがいます。自民党に任せきることはできません。
 昨日、友愛労働歴史館(東京・港区)共催の公開講演会で「鈴木文治が語りかけるもの」との講演を聴いてきました。講師によれば明治、大正の時代、職人や教師、警官など正業に就いていた人たちが何らかの理由で職を失い、立ちん坊に転落したいった姿は、現在にも見られるとのことでした。立ちん坊とは「明治・大正初期の自由労働者の一。坂の下などで車を待ち受け、車のあと押しなどをして、金をもらったもの(広辞苑)」とのこと、現在の日雇い派遣労働者のことでしょうか。
 たしかにサラリーマン、正社員としてまじめに働いていた人たちが、リストラや病気などで職を失い、日雇い仕事などへ転落していく姿を見ることができます。現在は、明治・大正の時代と類似しているのでしょう。
                                   以上