NPI(非営利投資)とNPO支援の品川投資倶楽部

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モデル年金額と実際の年金額の乖離!

2007年11月09日 | Weblog
■値上げへ動く食料品!
 代表的な食糧・飼料のトウモロコシが、バイオエタノールへの転用で値上がりしています。オーストリアの干ばつなどで小麦価格も上昇中で、結果として多くの関連食料品が値上げへ動いているようです(今朝のNHKテレビニュース)。
 ガソリン価格も急上昇しており生活は大変になりますが、私のような退職者の場合、頼りになるのが年金。この年金について今朝の朝日新聞が報じています。記事「教えて!年金¥」は、「政府は公的年金について『モデル年金で現役時代の所得の5割以上を維持する』と百年安心をうたうが、不安の声は根強い」との書き出しで始まり、モデル年金額と実際の年金受取額の乖離について解説しています。
 詳しくは記事を読んで欲しいと思いますが、40年間勤続・平均収入36万円(勤続期間の平均所得)で、モデル年金23万3千円としています。しかし、平均収入36万円に達しない人も多いでしょうし、厚生年金の平均的な加入期間は35年9カ月です。
 私の場合、現在、現役時代の最終所得(税込み。退職直前の賃金)の約1割の年金を受けています(63歳で約2割へ)。退職直前の所得と年金額を直接比較するのは無理がありますが、それでも退職者にとって「その前、その後」の乖離は大きいものがあります。
 しかし、自分が過去に納めてきた保険料額や期間を考えれば、この金額で十分と思います。貰いすぎは現役の人たちに迷惑をかけますし、若い人たちにアンフェアになります。足りない生活費は自助努力で補うしかありません。若いときからのライフプランとマネープラン、長期継続投資が必要になる理由です。
                                  以上