このシリーズ、私もどこまで続けられるのかわからんのですが、
ウィザードが始まっちゃったので、できるとこまで。
1話って改めて見ると、職人技のスムーズ展開。
脚本きだつよしさん(響鬼さんの方、かな)と、中澤監督。
中澤監督は、仮面ライダーらしい枠の中で、比較的抑制した画面でしゅっとしたかっこよさがある気がしてる。
初回だけで、世界観、キャラクター、敵怪人ファントム二人(+戦闘員グール、上司らしいワイズマンの存在)、ゲート
晴人、コヨミ、おやっさんらしき人、
仮面ライダーの姿四種類、変身方法、指輪の使い方、プラモンスター3対(ガルーダ、ユニコーン、クラーケン)
などなどが、するするするっと出てきた。
晴人は、どっかの岩場みたいなところで、体中にヒビが入る=絶望しかけたところで、自分を取り戻して、魔法使いになった。
という背景をほぼ絵だけで説明。
反対に、先輩刑事は、絶望して死に、体の中にいたファントムを生み出したんだ
凛子ちゃんも同じように絶望しかけたけれど、ウィザードとエンゲージすることで、体内のファントムを倒してもらったので、助かった。と。
ファントムは、人間の中にいるファントムを解放して増やしたいようですね。
アクションもめちゃくちゃかっこいい。蹴り技主体+剣、バイク。
指輪があるからパンチができないっていう事情もあったらしいけど、他のライダーにはないすばらしいアクションで、
スーツデザインと上手くかみ合ってる。ヒラヒラさせながら回転すると、ほんとにかっこいい。
ウィザードは、半分以上ウィザードのアクションがかっこいい!ってのが、個人的な見どころ。
残り半分を、ファントムの悲哀と、晴人とコヨミの物語で折半してる感じ。
警察については、今回はスルーの方向かな。
ここまで警察を役立たず設定にしなくても良かったんじゃないのかと思うんだけど。
力加減が難しい。
2話で、またキャラが増える。
おやっさんの仕事が指輪職人だとわかってからのOP
OPの映像が流れた。
そうだ。1話の冒頭、OPの曲を背景に、最初のアクションだったからね。
脚本は、香村さんきださんの連名。
メデューサとフェニックスの二人が出て来て、人間体と怪人体を順番に見せてくれる。
ゲートはメデューサが見つけて、ファントムに襲うように指示を出す、という構造なのね。
今回のファントムは、ヘルハウンド
1話のファントムは、ミノタウルスだったかと
ここで、しゅんぺい登場。魔法使いになりたい子。
この後レギュラーですね。
更に移動ドーナツ屋さんの姐さんと店員さん。彼らもずーっといる。
魔法使いになりたいしゅんぺい、魔法使いの力に憧れる凛子ちゃん。
凛子ちゃんが、晴人の背景を知るという形で、視聴者にコヨミが説明してくれる。
白い魔法使いと晴人、コヨミの出会い、ベルトと指輪ももらう。
(この白い魔法使いがねぇ。)
はー、変身とアクションがいちいちかっこいい。
白石君→高岩さんの流れるようなチェンジ。
絶望、希望。最初すごく大げさに聞こえた言葉が、最後には重く響くようになったのも懐かしい。
もしかすると、意図的に、放送序盤は軽く作ってたのかもしれないですね。
なんせ、ファントムのもとは人間の命なんだから。
予言作詞家藤林聖子の書いた詩が映像になるのも、また楽しみ。
しゅんぺいが魔法使いになりたいお話は、3話に続く。
では~。