それも日々

趣味と日々の記録

心が忙しい

2019-01-29 21:42:37 | ヅカ




 本日、月組集合日だったようですね。


今まで月組に言及したことはほとんどないですし、美弥さんについても何も書いたことはないと思います。

でもさ。


82期が新人公演の長をやるような頃からヅカオタなわけですから、
89期で目立つ子なんて、各組それぞれ名前も顔も昔っから知ってるんですよ。


(賢明な方は、この前ふりでただの愚痴記事だと気づきましたね?スルーしていいんですよ)



89期が新人の頃は、
ちょうど95期がダッシュしまくっていたように、
各組に、89期がちらばってしのぎを削っていたのです。


その中で、星組の美弥さんは、とにかくキレイな子で。
でも、星組には当時88期麻尋しゅんという強者がおりまして、なかなか注目されなかった。
しかも、88期には紅がいて、88期の新人公演が終わる頃には、真風が配属されているわけです。


89期壱城さんともどもがんばって、
紅5の一員にもなって、
知名度がぐっとあがったところで、月組にきて。
なんかね。そこでまた、凪七さんと89期で重なっちゃったりして。

山あり谷ありで、とうとう二番手羽根を背負った時には、
まるで門外漢の私でも、良かったねここまで来たねと喜んだものです。


着々と、歌劇の表紙、パーソナルカレンダーと実績も積み、
学年はあがってるけど、
今度こそ、ゆみこ(彩吹真央)に二の舞はないだろうと安心していたんですよ!!!!!


もうさ。
月組や美弥さんだけの問題じゃなくて。

二番手羽根を背負わせたら、安心させてほしい。

あの人が二番手を背負ったから、トップコンビと二番手さんのトライアングルで組を引っ張っていくから、

だから、あの人やあの人は別格に、あの子が順当にあがっていく。

みたいな、絵を見せてほしい。



要するに、ゆみこの事を思い出して勝手に不貞腐れているのです。
(在団当時雪組二番手だった彩吹さんは、トップが一期違いの水さんで、三番手にスター中のスター音月桂さんに挟まれてた)


美弥さんの「アンナ・カレーニナ」がバウホールだったので、
元々予定になかった公演を、ちょっと無理してねじ込んだかな?とは思いました。
でもさ。
辞めるなんて。


勿論、歌劇の表紙をやってもパソカレ出しても、トップを確約されたものじゃない。
劇団は、そんな事一言も言ってない。
過去の経験から、ファンが勝手にそう思ってるだけ。

でもさ。
二番手羽根は。
本公演の二番手羽根だけは、もっともったいぶってくれ。


トップさんの羽根に感動するように、二番手羽根を背負った姿に、
ここまでよくがんばったね。あと少し頑張ろう。私たちも応援してるよと、拍手を送るんじゃないの?



月組の人事はいつも荒れるから、いつも大変そうだなぁって横眼で見てるだけの
花雪担なんだけど。
今回の美弥さん退団については、どうにも一言いわずには気が済まなかったのでした。


ご本人と劇団とは、よくよく話し合った結果だろうにね。



ああ~~~~心が忙しい。

仙名さんを筆頭に花娘が次の公演で辞めちゃうし、
もうすぐ、七海(宙組でずっと見てたよ89期)もムラ千秋楽で、日比谷公演も始まっちゃうし。
かと思えば、音羽みのりが全ツのヒロインだし。

(ちなみに、昨日嵐さんが2020年大晦日に活動休止にすると発表したことも、記録のために書いておこう)


新しい子たちがどんどん出て来て、ぐんぐん伸びるのはとても嬉しいけれど、
去っていく人たちを、さらっと見送ることができないままです。

それでも、宝塚歌劇の舞台が好きなんだから、仕方がないよねぇ。とほほ。





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【雪組】主要キャスト全員歌が上手い【ファントム】

2019-01-07 21:39:50 | ヅカ



 1月5日11時公演、見てきました!
 演出がかなり変更されていて、オーバーチュアから新鮮でした!


 以下、ざっくり感想

 分かっていたことではありますが、とにかく全員歌が上手い。
 そのせいか、全体に悲劇性が強くなってる気がした。



 カルロッタ舞咲りん姫が、ヘレナ・ボナム・カーター
 テクニックフル回転で、すごすぎる。
 嫌味でくせが強いけど、ちゃんと上手いカルロッタ。
 (前回花組と、オペラ座の経営は~のメロディが少し違うのでびっくり)



 キャリエールの声がいい。包み込むような暖かさがありながら、本質的に気が弱いって感じ。

 
 役替わりは、
 あーさシャンドン&凪アラン

 どちらも、期待通り。次回、逆の配役で見るので、それも楽しみ。
 あーさ。歌、上手くなったなぁ。
 キラッキラのシャンドン伯爵。

 フィナーレで銀橋を渡る凪翔が、娘役ちゃんに囲まれて、めっちゃ(華形)みつる。めっちゃ色男。

 
 わちゃわちゃ三人男(永遠輝 煌羽 綾)が、楽しそうで目が忙しい。
 芝居の細やかさで、煌羽さんに一日の長アリって感じ。
 というか、彼の演じたリシャールを、花組ではだいもんが演じてたので、
 見てる私にとって、思い入れがあるんだな、きっと。
 オーベロン様も立派にやってて、歌が上手くなったんだなあと感慨ひとしお。



 ビストロの最後、娘役ソプラノソロが被るところ(前の花組では芽吹さん)、今回は、最後列上段真ん中のウエイトレスさん。
 彼女が誰か、確認しなければ。とても良かったよー。


 ベラドーヴァは、若くて心が不安定な人に見えた。ま、キャリエールが悪いんだけどね。うん。
 なんかね。

 だいもんが上手いのはわかりきってるんだけど、
 芝居からすっと歌になって、またすっと芝居に戻る。シームレス。
 ノーストレス。
 あんまり自然で、こちらも身構えなくていいので、うっかりあれが普通なんじゃないかと思ってしまうくらい。

 終始エリックは、世間知らずで思い込みの強い少年だった。
 そして、八つ当たりをして甘えてしまうほどに、キャリエールを信頼している。

 やっぱり、「ファントム」は父と息子の物語だなと、しみじみ思いました。


 クリスティーヌ!

 あの、エリックの悲痛な叫びを捧げられるにふさわしい声と歌を持つクリスティーヌ。


 どれほど、歌が上手いクリスティーヌの望んでいたことか。

 新人公演キャストがどれほど上手くても。それは、限られた人にしか見られない幻のようなもの。
 
 まあやが雪でトップ娘役になってくれて、本当に良かった。
 ありがとう、まあや。そして、人事の担当者。

 個人的なクリスティーヌのハイライトは、
 仮面を外したエリックを見てから、一度腰を抜かしたようになって、逃げてしまうまでの一連。
 短い中に、劇的な変化があったように見えた。


 衣装が、随分華やかになっていて、三井住友のおかげなのかかんぽ生命のおかげなのか。
 会社の偉い人たちありがとう。
 (公演プログラムもだ。分厚い)



 個人的には、久城あす君を応援しておりますので、
 群衆芝居の部分では、オペラはずっと彼を追っていました。
 まるで、劇中歌の一フレーズのように。


 モーク・クレールのセリフや出番はわかっていたので、ほぼ確認できたはず。
 再演のありがたいところです。

 すっきりした出で立ちで、口跡のはっきりした台詞。
 コロスでも、フィナーレでも、場に馴染みつつ、美しく踊っていました。

 久城あすさんの好きなところは、ショーやフィナーレで、いつもとても楽しそうに踊っているところ。
 
 今回は、席も良くて銀橋にでてくる彼をしっかり見られました。


 雪組でファントムをやってくれてありがとうございました。

 そして 中村B----!!!!ありがとうーーーーーー!!!!



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