それも日々

趣味と日々の記録

【フォーゼ】勝利は自分の手でつかめ 7話8話

2019-12-28 17:04:09 | 仮面ライダーフォーゼ



この親にしてこの子あり。な、大文字親子。
でも、何故か補習。
JK曰く、超問題児ばかりを集めた補習だそうです。大文字が問題児?という謎は、後半で。

ちなみに、
新しいスイッチは、どれも一筋縄ではいかないようです。


特別補習で何をするかと言うと、罰ゲームでした。
生徒指導教師役の神保さんは、真面目にやるほど面白い。
最後にテストがあるらしいけど、この補習内容とテストのかみ合わなさよwwwww


7話は、エレキスイッチ、ハウンドゾディアーツ登場、さそり座が強い、大文字がとにかく嫌な奴。
という、素材が沢山ちらばっていて、

8話で、どんどん話を進めていく感じ。


大文字と父親の関係性が、7話冒頭からどんどん変わっていく。
それにあわせて、父親のいない賢吾君の表情も変わっていく
弦ちゃんの言葉に挑発されて、やっと本音が噴き出してくる。ここの芝居が、良い。

彼は、父親からのとても強いプレッシャーの中で
父の意向に沿いたい自分と、思うようになりたい自分の板挟みになっていたのでした。
そのせいで、アメフト部の仲間を殴ってしまったわけだ(補習の理由)

親子の意識のずれ(まぁ、毒親っぽいけど)は、古くて新しい問題。
あちこちに転がっているけれど、拗れた関係をほどく方法は、人それぞれなんだろうなぁ。

そして、
大文字の捻じれて辛い気持ちや事情を、弦ちゃんはまたしてもまるっと飲み込んでしまう。
それを、ユウキと賢吾君は、間髪いれずに受け止める。
三人の人間性というか、公平性とか度量とか、そういうものを信じられるような気がしてくるから、不思議。

で。
ここまでは、大文字と賢吾くんの「父の有無と関係性」についての対比なのかな、それにしては少し弱いかなと思わせておいて、
教師・佐竹です。

神保さん演じる佐竹の息子が、実はハウンドゾディアーツ。それも、父への反抗心からだと。

というわけで、本当に対比されてたのは、大文字親子と佐竹親子。とても似ていて、でも大文字と佐竹息子とは決定的に違う。
それは、大文字は、強い意思と鍛えた肉体で、明るいほうに、光のあるほうに行こうとするところ。
とでも言えばいいのかしら。

勿論、途中で美羽先輩が自分とはまるで違うということ、
そして、その事にまったく気づいていなかったということも知って、
大文字は自分を振り返ることができたのね。
これが、とてもラッキー。
佐竹息子には、そういう瞬間がなかったんだろうね。


で、大文字の問題は佐竹息子と向き合うことで解決することがわかったので、
賢吾君が、距離をとることができるようになる。
なので、パワーダイザーをまかせるくだりが、スムーズ。
最後、父親が(自分の名誉欲と自己顕示欲のために)作った銅像を、パワーダイザーで破壊できて、良かったね大文字。


それにしても、美羽先輩は丸腰でゾディアーツに立ち向かうし、
パワーダイザーで戦っちゃうし。
火の玉みたいな人だな。
意思と信念の塊みたい。
そして、努力できる人なので、後々パワーダイザーを乗りこなしてしまうという。


さて。
賢吾君は、部活じゃないと言い張っていますが、

仮面ライダー部の形が整ってきました。


美羽先輩、賢吾君、弦ちゃん、ユウキ、JK、大文字。
そして、9話では友子の問題を解決していくようです。


それにしても、やっぱり自由は大事だ。

では、また来年。




【フォーゼ】びびっとエレキ 5話6話

2019-12-24 14:55:31 | 仮面ライダーフォーゼ




JKが弦ちゃんに絡まって、スタート。

今回のゾディアーツは、フェンシング部の子。新田君はJKが気に入らないらしいっていうか、JKが何かしたんだね。
あーーー、なんかすごくしんどい話じゃなかったっけなぁ。


前回クズっぷりを発揮した隼は、美羽先輩に袖にされている。
正しい判断です。

いつもお菓子食べてる優しい子にチア部をまかせて、美羽先輩は仮面ライダー部に行くようですよ。
美羽先輩と賢吾くん、落着いて会話できるのね。
でも、美羽先輩は賢吾君の言うことはあまり聞いてない。

今回のエレキスイッチは、どうにも使いにくいらしい。
ホッピングみたいに、すぐにはコツがつかめない。


JKは、新田がスイッチで変身するの知ってて、弦ちゃんを便利に使おうとしてた。
でも、弦ちゃんのスイッチを盗んでも、自分では使えないよ?

ここで校長先生が言ってることが、盛大な伏線とは。


エレキスイッチを弦ちゃんから盗んでも、JKの状況は悪くなるばかりで、
ただの嫌がらせだったようです。
そういう底の浅いところが、高校生っぽい。

さて、新田君の恨みは深く、友情で傷つけられたので、友情でさらに深く傷つけることにしたようです。
利害の一致でたむろしていた友達は、誰もJKを助けに来ない。そりゃそうだ。

なのに、裏切られた弦ちゃんが助けに来る。
美羽先輩の言う通り、それが弦ちゃん。
そして、その行動が不甲斐ないような時間がもったいないような、自分がやれればもっとうまくできるのにと歯噛みしたいのは
賢吾くん。
それでも、ああいう弦ちゃんのやり方を、真向から否定はしない。
心配とか焦りとか、そういう気持ちが強いのかなぁ。

美羽先輩という人は、根っから人の上に立つ人なんだろうなぁ。
こういう人は、下につくと周囲にとっても良いことがないので、
覚悟と努力で人の上にたつしかないのだ。


そして、弦ちゃんはJKを助け、エレキスイッチも使いこなす。
くせが強いやつは、ねじくれた部分も丸ごと受け入れる。
スイッチも人も一緒なのね。美羽先輩とも、そうやって友達になったから。
フォーゼが単純な学園ものじゃない理由の一つだなぁ。

エレキを使いこなした弦ちゃんを見る賢吾君の目に、信頼感が生まれてる気がする。

友子、その辺に倒れてる人は、助けよう?

そして、来週は隼。
神保さんの英語教師も来るー!



【フォーゼ】無茶を通してホッピング 3話4話

2019-12-20 15:46:56 | 仮面ライダーフォーゼ



天ノ川高校って、妙な学校だなと思ってましたが。
改めて見ると、「ビバリーヒルズ青春白書の中にあるアメリカのハイスクール風」ですね。
いやまぁ、私も印象だけで書いてますけど(ビバヒル見てない)
高校でアメフト、チア、クイーンフェス、プロムだもんね。



今回のゾディアーツは、カメレオン。
さそり座のゾディアーツも出てきましたね。ランク違いなんだそうです。
当初OPから姿だけ見せてるマント付きの奴らですね。(残りは、レオ、リブラ、ヴァルゴのはず)


福士君のアフレコもまだ初々しい。


1話2話でちらちら大事な仕事してた友子に続いて
JKががんばってる。
学校の情報屋のような位置付けのようですね(なので、説明役になりやすい)


ユウキがフェスの舞台にあがって歌ってた「ハヤブサ君」の歌。しばらく我が家ではやってて、子どもたちがずっと歌ってたな。
いまでも、宇宙関連の情報がニュースで流れると、「僕の名前はハヤブサくーん」って歌っちゃう。


今回のスイッチはホッピング。
なかなかうまく使えなくて、賢吾はやめさせようとするんだけど、
弦ちゃんは、何回もチャレンジして使えるようになっちゃう。


困難を乗り越えろ。ということかな。


4話

美羽先輩ぴーんち。

冒頭アバンで、ゾディアーツのネタ晴らしはしてくれてます。
わかりやすい。
本筋と関係ないけど、自力で体育館のステージに飛び乗るの、すごくない?身軽な若者の身体能力はすげーなー。

そして、番組ナレーションはニチアサお馴染みの檜山さん。ヒーロー番組に似合うなぁ。

フェスのパフォーマンスは、隠し撮り映像が流されて中止。
美羽先輩が言ってることは間違ってないけど、非常に誤解を招きやすいよね。更に意図的に切り取られてるからな。

でも、弦ちゃんは、非常にもやもやしてる。
何か、嫌なんだよね。
確かに自分も美羽先輩のやり方が気に入らなくて賭けにのったけど、美羽先輩を隠し撮りで陥れるのは、何か嫌。

更に、賢吾から自分のことを努力型だと言われて、美羽先輩の努力にも気づいた。

弦ちゃんの中で、美羽先輩に対するある種の誤解がとけたという事のようですね。
彼女を奮起させることにした。

その頃美羽先輩は、何故かボーリング場を貸切って練習してるんだけど、
連続ストライクを決めて最後で一本はずしちゃう。
翻って、弦ちゃんは、ガーターの次にはストライクを決めちゃう。

それぞれのキャラクターがわかりやすく暗示されてて良い。
弦ちゃんは、はずれか大当たり。努力はするけど、失敗したことを、あんまり気にしない。
美羽先輩は、感じ悪い自信家だけど、それを裏打ちする生真面目な努力型。小さなミスも全部潰そうとする。



フェスを棄権するという美羽先輩を熱く説得する、弦ちゃん。
こういうところ、戦隊のレッドみたいだよね。
まっすぐストレートで情に熱い。

そして、影ながらサポートしている賢吾くん。ありがとー!


今回、生徒にスイッチを渡しているのが、さそり座のゾディアーツだと紹介。

あれ?フェスの司会の子、JKによく似た雰囲気だけど、違う子だった。客席にいるじゃん。
友子、ユウキを熱く応援してんな。推しなんだね。いいよいいよ。

そして、この時点ではキング大文字が、アホのクズ野郎。
キラーン!じゃねぇ。


弦ちゃんの説得に応えた美羽先輩が戻ってきて、
二人の間に、友情が結ばれた流れが良かったなぁ。
力量を認め合った同志って感じ。

賢吾くんの次は、美羽先輩。弦ちゃんを中心にして、友情が放射状に広がっていくんだ。


こういう世界は、遥か彼方縁遠かったけれど、

スピーディな紆余曲折を経て、30分×二話の間でちゃんと意思疎通がなされて
友情へと発展していく関係性というのは、見ていて気持ちが良い。
最終回(とか、映画とか)で、泣く羽目におちいるんですよ。


次は、JK。では、また。



【フォーゼ】スイッチを押せ 1話2話

2019-12-11 15:33:58 | 仮面ライダーフォーゼ




どーしよっかなと思ったけど、1話を見たら色々思ったので、
やっぱり書いておきます。



まずは、本編に入る前に。
フォーゼとは、オーズ劇場版でのお披露目出演で出会いました。が。
なんじゃあの白いのは?というびっくりな思い出。

今では、次回作のスーツデザインが発表されても、「来年はこう来るか」と受け止めるだけだけど、
私にとって、初めての「次回作スーツ初お目見え」だったので、めっちゃびっくりした。だって、頭とがってるし。
変身解除して現れたキャストの子も、すっごい明るくて。
当時の映司と並ぶと、学生服なのも相まってめちゃくちゃ若く見えたんだよねぇ。


あれも良い思い出。

今や、「フォーゼ以上のびっくりはそうそうないよ」と鷹揚に構えられるようになりました。どっとはらい。



さて。

本編は、TV放送以来の視聴ですが、
「キルラキル」「プロメア」を経てから見ると、また感じ方が違うのでは?とも思ってます。

放送当時は、学園ものが苦手なのもあって、
ユウキと弦ちゃんが明るいからいいようなものの、仮面ライダー部がきちんと出来上がるまで、
割としんどかったような。

でも、それも必要な期間だったのね~って感じがします。
折角一年間放送あるんだから、信頼し合えるようになる課程を、じっくり描くのもよし。


1話は、そこそこな情報量を、とんとんと見せていってスムーズ。
脚本と坂本監督の演出で、するーっと。

・過去に月で大きな事故があった。
・月の男が「ケンゴ」って言ってて、17年後のラブレター貰う子も「ケンゴ」って呼ばれてるから同一人物なのかなそれにしても正確悪そう
・おかしなリーゼント野郎は、運動神経がバカみたいに良い

ってのがあってから、
学校へ。


今でいうスクールカーストってやつですか?
グループで順序があって、アメフト部とチアが一番上。

美羽先輩の登場が足元からなのも、坂本監督ならしゃーないなとwww
アメフト部キャプテンがうさんくさいwwwww


賢吾くんと弦ちゃんが、最初水と油みたいなんだけど、ここは最終回までじっくり見る楽しみの部分ですな。

初回は、オリオン座のゾディアーツ。中身が誰かは二話へ。
(この時点で、実はゾディアーツって人が複数いるとは)



2話


なんとか賢吾くんに自分を認めさせようと、必死で走り回る弦ちゃん。
挙句の果てに、ラビットハッチに忍び込む。
ユウキに月面に連れていってもらって、諭される。
この場面良いなぁ。
賢吾を助けるためじゃなく、負かせるためにやってるんじゃ意味がない。それじゃ、友達にはなれない。
弦ちゃんは直情型だけど、自分が悪いと思ったことはすぐ認めるので、無駄な時間がかからないし、拗れない。素晴らしい。

というか、THE中島かずき主人公。

熱い子とクールな子が、反目しながら関係性を深めていって唯一無二のバディになる。
あーーーーー。好きなやつーーーーーー。
いかんせん、ユウキがいて(キルラキルで言うマコ的な)しかも、二号ライダーの流星もくるから、
賢吾くんとのバディ感はあまり強く打ち出されなくなっちゃうんだよなぁ。



ゾディアーツは、大文字の腰巾着三浦。そりゃ、辛いよね。

その事を見破るのが、怪しげに様子を見ていた、目の周り真っ黒の野座間友子(中の人、志保さんはめっちゃ美人)
この子が、ネットに詳しくて、
IPアドレス辿れたり、都市伝説を掘り起こしてきたりするの、なかなか便利。
ギーク(オタク)だけど、良いとこあるよっていう感じにしてる。



ラビットハッチの説明や、パワーダイザーの三形態、各種スイッチの使い道とかとか。
盛りだくさんの二話でした。

そうそう。
当方、キャンサーゾディアーツがすっっっごく好きです。
多分、彼が登場する回はすごくうるさいです。ごめんなさいね。