この親にしてこの子あり。な、大文字親子。
でも、何故か補習。
JK曰く、超問題児ばかりを集めた補習だそうです。大文字が問題児?という謎は、後半で。
ちなみに、
新しいスイッチは、どれも一筋縄ではいかないようです。
特別補習で何をするかと言うと、罰ゲームでした。
生徒指導教師役の神保さんは、真面目にやるほど面白い。
最後にテストがあるらしいけど、この補習内容とテストのかみ合わなさよwwwww
7話は、エレキスイッチ、ハウンドゾディアーツ登場、さそり座が強い、大文字がとにかく嫌な奴。
という、素材が沢山ちらばっていて、
8話で、どんどん話を進めていく感じ。
大文字と父親の関係性が、7話冒頭からどんどん変わっていく。
それにあわせて、父親のいない賢吾君の表情も変わっていく
弦ちゃんの言葉に挑発されて、やっと本音が噴き出してくる。ここの芝居が、良い。
彼は、父親からのとても強いプレッシャーの中で
父の意向に沿いたい自分と、思うようになりたい自分の板挟みになっていたのでした。
そのせいで、アメフト部の仲間を殴ってしまったわけだ(補習の理由)
親子の意識のずれ(まぁ、毒親っぽいけど)は、古くて新しい問題。
あちこちに転がっているけれど、拗れた関係をほどく方法は、人それぞれなんだろうなぁ。
そして、
大文字の捻じれて辛い気持ちや事情を、弦ちゃんはまたしてもまるっと飲み込んでしまう。
それを、ユウキと賢吾君は、間髪いれずに受け止める。
三人の人間性というか、公平性とか度量とか、そういうものを信じられるような気がしてくるから、不思議。
で。
ここまでは、大文字と賢吾くんの「父の有無と関係性」についての対比なのかな、それにしては少し弱いかなと思わせておいて、
教師・佐竹です。
神保さん演じる佐竹の息子が、実はハウンドゾディアーツ。それも、父への反抗心からだと。
というわけで、本当に対比されてたのは、大文字親子と佐竹親子。とても似ていて、でも大文字と佐竹息子とは決定的に違う。
それは、大文字は、強い意思と鍛えた肉体で、明るいほうに、光のあるほうに行こうとするところ。
とでも言えばいいのかしら。
勿論、途中で美羽先輩が自分とはまるで違うということ、
そして、その事にまったく気づいていなかったということも知って、
大文字は自分を振り返ることができたのね。
これが、とてもラッキー。
佐竹息子には、そういう瞬間がなかったんだろうね。
で、大文字の問題は佐竹息子と向き合うことで解決することがわかったので、
賢吾君が、距離をとることができるようになる。
なので、パワーダイザーをまかせるくだりが、スムーズ。
最後、父親が(自分の名誉欲と自己顕示欲のために)作った銅像を、パワーダイザーで破壊できて、良かったね大文字。
それにしても、美羽先輩は丸腰でゾディアーツに立ち向かうし、
パワーダイザーで戦っちゃうし。
火の玉みたいな人だな。
意思と信念の塊みたい。
そして、努力できる人なので、後々パワーダイザーを乗りこなしてしまうという。
さて。
賢吾君は、部活じゃないと言い張っていますが、
仮面ライダー部の形が整ってきました。
美羽先輩、賢吾君、弦ちゃん、ユウキ、JK、大文字。
そして、9話では友子の問題を解決していくようです。
それにしても、やっぱり自由は大事だ。
では、また来年。