実質最終回、47話!
チェイスが消え、メディックが消え。
残ったのは、ドライブ、ハート、マッハ。
まず、ドライブとハートが力を合わせて、シグマ超進化体と戦う。
二人の力を合わせて、押しまくってシグマ超進化体を粉砕!
(ここ、本放送で見てた時は長くない?と思ってたけど、全然そんな事なかった。
私が、力のインフレに飽きてたせいですね~きっと)
データ化されていた人も元に戻り、超重加速も解除。
めでたしめでたし、かと思いきや、
疲れ切った泊君が、壊れた建物の端から倒れて落ちてしまった!
完全に忘れてたぞ!
目が覚めたら、004にベルトをとられた森の中。
あれ?これなんだったっけと思ったら、暗い穴が開いて、なんだろうと歩いていく泊君を謎の仮面ライダーゴーストが止めてくれた。
この年は、ここで次のライダーお披露目だったのね。
余談ですが、このふわーっと浮いて移動するスタイルがゴーストという名前にぴったりで
それで戦うとばっかり思ってたら、実際には違っててびっくりしたのも懐かしい思い出。
どうやら、メイン視聴者層のお子様にあまりうけなかったらしく、それじゃ仕方がないよね。
で、いわゆる三途の川の入り口手前で現世に戻してもらった泊君は、
ビルから落ちたその場所で、雨に打たれて意識を取り戻しました。
ハート様が飛び込んで助けてくれた事は、泊君に伝わっているのでよし。
助けてくれたのか?の問いに、
蛮野の野望が無粋だと、王様の考えを述べてくれる。
「ロイミュードを人間に近づけてどうする。俺たち(ロイミュード)が人間に近づき超えるべきなのに」
ハート様には、ビジョンがあって良いなぁ。こういうとこが上司にしたいキャラクターNo.1な由来では(勝手に言ってるだけですよ)
そして、最後の一人(一体)になったハート様は、泊くんに最後の決着をつけようと殴りかかる。
ベルトがなくてドライブに変身できないから、人間体のまま殴り合いに持っていくところも、フェア。
ぶっ倒れてた剛を、りんなさんと現八が抱き起すんだけど、
めちゃめちゃ揺するんだよねwwwww
これ、ドラマでよくやるけど揺すっちゃだめだよなと思ってみてたら、
剛が「痛い痛い!」って文句言ってて大変良きwwwwwそっと寝かして置いて、なんなら救急車呼んであげてwwwww
ベルトさんは、階段を必死で駆け上がってきた霧子が見つけてくれた。
その間もハート様と泊君はずーと殴り合い。
雨降らしの中、アクションがつけてあるとはいえ、二人とも心底クタクタなのでは。
泊君の理屈から言えば、本当に悪いのは人間の心の中に生まれる悪意で、
作られたロイミュードは、その悪意をなぞっているだけの被害者、ということになる。殺し合う必要はない、ということになる。
ハート様は、そんな理屈受け入れられない。たとえ泊君の心情は理解できているとしても。
そして、渾身の力を振り絞るために、互いに変身!
かと思いきや、泊君は変身しない。ハート様も変身できない。
コアにヒビが入っているのを泊君は、ちゃんとわかってたのねぇ。
ハート様には甘いと評されているけど、泊君の判断基準は、警察官としてすごく信用できる気がする。
映画の平成ジェネレーションで、変身できなくても刑事としてその場でしっかり立っていたことを思い出すな。
最期のハートの願いを、しっかりと受け止める泊進ノ介
ハートにとって、自分はロイミュードという機械生命体で、生物で、精一杯生きていたんだと。
蛮野に作られた機械であったけれど、一つの命として終わろうとしている。
ひどく悲しいと思ったけど、
ハートは満足そう。初めての人間の友達ができたから。ああ、言いきれなかったのか。そういう風に終わらせようと決まったんだねぇ。
舞台なら、ハート様を全身で演じた蕨野くんに、劇場が割れんばかりの大きな拍手が送られただろうな。
ハートが消えた空間に、敬礼をしてくれる泊君と霧子。
事件解決の重要な協力者として、慰霊の気持ちを表してくれたって感じがした。
泊君と霧子がドライブピット(仮)に戻ってきて、
全員揃ったいい場面なのに、究ちゃんのTシャツに目が行ってしまった。
究ちゃんの大事なアニメ「mur mur mansion」のTシャツ、作ったんだwwww
ふらっといなくなったベルトさんは、壊れて使えないはずの元のドライブピットに。
人間には扱いきれないベルトやシフトカーのシステムごと、地中深く沈んで眠りにつくそうです。
きちんとお別れできてよかった。長いさよなら。
特状課は、お片付け。店じまいして元の職場に戻ります。究ちゃんは契約満了ってことになるのかな。
現八が寂しいのとつまんないのとで拗ねているwwww
剛は、チェイスの残したシフトカーと免許証を片手に旅に出た。
迎えにきてくれたハーレイ博士。
「家族は霧子だけじゃない」と明るく笑ってくれる博士に、剛もにっこりしちゃう。
もう、博士が本当のおじいちゃんみたいなもんだよなぁ。
ハーレイ博士のバイクに乗って、旅を続けるようです。
霧子が迎えに行ったと言う泊くんは、
トライドロンとは違う真っ赤な車にのって、助手席には霧子。
飴ちゃん口にいれてもらったりして、仲良し。
そうだ!ここだった!チェイスの元になった白バイ隊員さん!
堅物な雰囲気が、生真面目なチェイスらしいって話題になりましたね。
剛と友達になろうとしていたチェイスの元の人は、「別にダチなんて必要ない」って言っちゃう。
番組の最後まで、サービス満点。
青空と赤い車とエンドロール。映画みたいですね。
仮面ライダードライブ、ここに完結。
そして、特別編の48話。
事件の形をとって、次の仮面ライダー、ゴーストの輪郭をお披露目するお話
ついでに、泊君と早瀬の因縁の組織について片づけておこうという一石二鳥も狙っている。
大サービス回なので、
回想という体で、チェイスも出てくるし、3人揃って変身もしちゃう。
アイコン(眼魂)を奪いにくる奴ら、こんなんだったっけ。
すっかり忘れてた。
来週からのゴーストに出てるっけなぁ。それも忘れてる。
(そもそもゴーストの記憶も、キャラクターに寄っちゃってて、ストーリーよくわかんなくなってるからな)
アイコンを返そうとしたところで、霧子誘拐の知らせ、アイコンが必要、となったところで、
ゴーストがアイコン使っていいよっていう件、
すごく、ゴースト本編のゴーストっぽい。そういう子だよねぇ、あの子。
説明もなくユルセンが出て来ててびっくりだけど、シフトカーに慣れてるから泊君はあんまり驚かないwwwww
一年前、必要な時に引き金のひけなかった泊君の顔と、
今、霧子のピンチにぎりぎりの射撃をしようとしている泊君の顔。
全然違うんだけど、それを彼のこの一年間の成長の上での演技だと思うと、本当に一年間見続けて良かったなと思う。仮面ライダーの良いところだ。
それに、「奇跡が起こるかもしれないよ」と言われ、
アイコンを使えば変身できると暗に示唆されていたのに、あくまでも刑事として犯人確保をしたってのも、善き。
お父さんの事件を始めに、色んなものを乗り越えてきた泊君の姿ですね。
ベルトさんからの餞の言葉もあって、良い終わりでした。
配信で見直して、良かったなぁ。
仮面ライダードライブという作品の印象が、すごく変わった。
キャラクターと物語への愛情が詰まった作品でした。
お疲れ様でしたーーーーー!!!