とうとう来ました、49話、50話。
いつ見ても編集長はかっこよくて、ごろちゃんは先生一筋だなぁ。
あれ?神崎兄貴外に出て来ちゃってるじゃん。
あの人ミラーワールドの外に実体を伴っていられるの?
うーん、彼の作った世界だからどうにでもできるのかなぁ。
その辺もちっとなんとかならんもんか。
優衣が消えちゃったね。
さすがに、優衣の存在自体が閉じ込められて辛く淋しい神崎の妄想って事ではなかったらしい
子どもの優衣はちゃんといたみたいね。
今回子役に志田未来ちゃんが。
10年ほどたつと演技派女優ですよ。
あ、浅倉やっぱり出てきた。
最終回を目前にして、主役がそういう事になっちゃうのって、あり?
朝の8時だっつのーーー!
ここの真司と蓮のやりとりは名場面だー
石田監督だからかなぁ。チャレンジャーだなぁ。
仮面ライダーの製作スタッフは本当に面白いけど、大人向きだ。
んでもって、
ごろちゃん、北岡先生、浅倉、真司、蓮と、ライダー達が山ほど死んだお話でしたが、
(しかもどの演出もとても良かった。)
(北岡先生なんて、亡くなっても男前)
最終的には、全部ちゃらにしてくれたって事でいいのかな
あのラストは。
「純粋な願いのみ」をぶつけ合い戦ってきたけど、
最後には真司の願いであるところの
「ミラーワールドを閉じる」ってところまで行きつけたんだなと思いました。
いやいやいや、面白かった!
ありがとう東映さん!
ありがとう靖子にゃん!
ところで、仮面ライダー同士が戦うという事では、ディケイドも同じなんだけど
あれは、なんかちりっとくるんだよなー
何が違うのか自分の中で何がひっかかるのか、また考えてみよっと。
長々お付き合いいただいた方々
ありがとうございました!
(2017/01/04追記 最終話なので長いよ!)
正月最初のヲタ仕事は、龍騎のラストを見ることです。
では。
49話
靖子にゃんと石田監督
過去を思い出した優衣。
絵を描きながら倒れた時、「苦しくて、寒くて」と。おばちゃんも「閉じ込められるようにして」と言ってたから、
衣装では表現してないけど、ネグレクトに近かったんだろうな。この兄妹。
OP開けて、優衣の叫びに気を取られた隙に、ナイトと龍騎の連携でオーディンを倒す。
アクションはかっこいいけど、それを吹き飛ばす、優衣の過去。
前回は、ちゃんと見てなかったのか、気が付きたくなかったのか。
ちょっと、胃がぎゅううっとなるタイプの苦しい話だな。
放置していた子が死ぬ寸前まで来たと知った父親が、
子ども二人を部屋に閉じ込めて、家に火を点けた。
優衣の創造した鏡の中の優衣が、士郎に「時間制限があるけど、優衣の中に入ってもいいか」と確認して、
優衣を助けたい=一人になりたくない士郎がそれを頼む。
こうして、一度死んだ優衣は、優衣´になった。
大人になった士郎は、その時間制限をなくして、そのまま優衣´を生かそうとして、ライダーシステムを作った。
というわけだったのか。
実親からの虐待と追い詰められた子どもの話は、ダイレクトに気持ち悪いな。
そして、優衣´が「自分が生きていない」ことを知ってしまって、仮想の命を維持することを拒否したから、
形が保てなくなってしまった。だから、優衣´は消えた。
そして、優衣と優衣´は、完全に死んだ。
神崎士郎の悲しいエゴが、妹によって拒否されてしまった。神崎兄の命も、仮想の中にあるだけだけど、
優衣´は、それを知らない。知らないままで、良かった気がする。
それでもまだ戦いを続けろという神崎を、真司が𠮟りつけるように説き伏せようとする。
この時の、須賀くんの表情が複雑で、いい。
建物をでたところで、令子につかまり、編集部に。編集長の後ろ姿が切ない。
北岡先生が、やつれてる。
病状の進み具合を、北岡先生もゴロちゃんもわかってる。でも、すれすれでそこには触れないで
会話が続く。
北岡先生の話を聞くゴロちゃんをぐっとズームアップしていき、
ゴロちゃんの答えを聞いた北岡先生の穏やかな表情を映す。監督( ノД`)シクシク…
暗い編集部の照明が、告白をする真司の心情で
編集長の明るい声と励ましで、真司の項垂れていた頭がじょじょに上がって、編集長を見上げるようになる頃には、
くっきりと明るい照明に。
「お前の心に芯を持て。お前の信じるものだよ」(意訳)
編集長は、俺は味方だよと言ってくれているようです。
北岡先生の後押しをしようとする、島田とめぐみが可愛いし、嬉しい。
令子には内緒にしておいて、ってのもね。
蓮の事情、北岡の事情、浅倉の事情。
(警察無線みたいなの、流れましたね)
ミラーワールドでは、モンスターが大量に湧いている。
そして、最終日が来ると、湧いていたモンスターが現実世界を襲いだす。
えーん、ブレイドとかカブトみたいだよー
しかも、銀座四丁目交差点。
ものすごい人と車がいるはず。そこを狙い撃ちするってどうなのよ。
逃げ遅れた子どもを助けようとして、真司は負傷。窓ガラスに映るナイトを見て、やっぱり変身する。
体が辛くて、痛くて、叫ぶ声も悲鳴まじりのようで、厳しい戦い。
ナイトも途中で、様子がおかしいのに気づいた様子。
背中に深手を負ってる状態での、サバイブが辛い。
私がクウガ脳だからだと思うけど、クウガ48話の雪山の五代君を思い出して仕方がない。
龍騎は、龍騎だから別物なのはわかってます。
でも、そのくらい、集中して見てしまう、辛い戦い。
今回は、これが真司の最後って知ってるから、余計そう思う。
初回は、まさかこれが最後だなんて思わなかった。傷ついて辛いけど頑張れって思ってたし、
その後の流れに対する驚きのほうが、強かった。
あの秋山蓮が、激しい感情を見せて真司に生きろとせまる。手を強く握る。涙を見せる。
真司は、迷って迷ってここまで来て、やっと自分の願いを見つけた。
「惜しかった」と思ったろうけど、蓮の様子に、満足気に目を閉じた。
放心していた蓮が、すぐに真司の手を離して立ち上がる。秋山蓮には、やることがあるんだね。
浅倉には、警察の銃口が向けられている。
北岡は、やっぱり浅倉と決着をつけなければと呟く。ゴロちゃんは何を思う?
50話予告には、編集長のナレーションが重なる。
そして、最終回。です。
前回のおさらいから。
そして、北岡先生とごろちゃん。
会話の続き。戦いにいくからデッキを出してくれっていう先生。その体じゃ無理だというゴロちゃん。
浅倉がライダーになったのには、責任があるって言ってる。
なぜなら、タイムベントでやり直した世界の北岡先生だから。本当は、あなたのせいじゃないんですよ!神崎兄のせい!!
北岡先生は、窓越しの明るい陽射しを浴びて、透明に美しいけど、
「今日は天気が悪い、ゴロちゃんの顔が見えないよ」と。
それでも、戦いに行こうとしている。ゴロちゃんが、たまらず涙がこみあげそうになってる。先生ー( ノД`)シクシク…
倒れた真司との会話を思い出しながら、独白する秋山蓮。
その背中に、タイトル。
主役の気持ちを背負った男が、最後を〆るのです。
警察に包囲された浅倉の耳に、いつもの音がする。鏡の中には、ゾルダ。
変身して、鏡の世界で戦い始めました。(警察びっくりしてるだろうな)
神崎にオーディンと戦えと言われて、神崎の屋敷にいった蓮
ここで、初めて神崎兄が「実体のない俺」と明言。遅いわ。
そして、オーディンとナイト、ゾルダと王蛇の戦いが平行で進む。
ゾルダが、王蛇にやられて、ゾルダのモンスターが王蛇のモンスターに吸い込まれる。
おばちゃんは、ケーキもプレゼントも用意してるけど、こうなる事がわかってた。最後は、親が子を呼ぶような声で、優衣の名を呼んでた。
令子さんは、レストランで待ちぼうけ。外は雪。
倒れたゾルダの変身がとけると、ゴロちゃん。浅倉は、悔しそう。
先生は、もう戦いにいけなかった。
ストライプのジャケットを着て横たわり、組んだ手の上には白いバラが一輪。ゴロちゃんが、こうやってしてくれたんでしょう。
そして、待ちぼうけの令子さんも、ストライプのスーツ、卓上には白いバラが一輪。
ゾルダが北岡じゃなかった。どうなってるかはわからないけれど、浅倉はもう生きる目的を失ったよう。
警察の包囲を抜けようと思ったら、突進しないだろうし。
白く光る画面と、発砲する銃口。射撃の音はなくて、落ちた鉄パイプの音だけ。浅倉らしい最期。
ナイトとオーディンの戦いは続いている。
だからね、オーディンは消えたと思ったら、すぐ振り向かないと。
神崎兄が、やっと優衣が自分の願いを聞き入れないことを理解した。
すると、ミラーワールドが維持できなくなって、オーディンも消滅。
秋山蓮=ナイトが、最後の仮面ライダーになった。
システムは生きてるから、ちゃんと何かエネルギーの塊みたいなものがでてきたぞ。
編集長が、記事を書いている。予告に流れていたナレーション部分。
蓮は、恵理の元に向かって階段を這うように登っている。
目覚めた恵理の指には、指輪がはめてあるけど、秋山蓮は力尽きたのか床に座り込むように倒れてる。口元に笑みを浮かべてる。
神崎兄妹は、やっと現状を受け入れる気持ちになったらしく、
小さい二人と大きい二人が集まって、絵を描いてる。
小さい二人は、二人が仲良く遊んでいる絵。
大きい二人は、家族四人の絵。そういうことだったのかー。二人は、親を許すことができたのかなぁ。
モンスターの絵ばかりだったのに、全部二人が楽しく遊んだ絵になっていて、
二人と二人が浄化された後には、窓ガラスに一枚だけ、絵が貼られた神崎の家になっていた。
神崎兄妹は、あの家に捕まって成仏できない命だったのかなぁ。とたんに違う話になっちゃうか。うん。
窓が編集部の窓になって、世界が切り替わる。
皆いるけど、少し違う。
優衣´の歌がBGMで流れて、優衣´の願いが形になった世界。
優衣´と神崎が、ミラーワールドがなかった世界に戻したようです。
真司と蓮が、自然に出会うなら、ああいう形だったのか。
東條と手塚、浅倉とぶつかるのはちょっとサービスかな。
北岡先生とゴロちゃんは、登場時の印象のまんま。
花鶏には、優衣と神崎兄の子どもの頃の写真。
はー、面白かった。
「龍騎」ありがとうございました。