LOHASな感じ!

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紙の建築

2006-12-18 | 建築と文化
紙を主体構造とした建築物がある。
紙とはいっても、紙管である。
紙管はトイレットペーパーの芯を巨大に大きくしていったものだと想像してもらいたい。

また、紙管は合法的な素材として認められている。
それは、進化した木とも言えそうだ。
軽量化が図れ、リサイクルにも適した素材でもある。

建築家 坂 茂は、紙管を用いた建築で有名だ。
坂茂の作品は、三宅一生のMDS|Gに代表される。

MDS|Gのファサードはガラス張りになっていて、その奥にスラブを支えるように紙管が建つ。
紙管とスラブの接合などどうなっているのかと感じつつも、こんな建築もあるんだなと考えさせられてしまう。

また、紙管を使用した住居の供給にも一躍かっているとの事だ。
神戸・ルワンダ・トルコ・インドなどでの世界中の地震被災地での復興にも貢献しているそうだ。

うーん、建築の可能性かぁ。
素材にも着目する必要性もあるよなぁ...。


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