峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

誰かのための私でありたい

2018年04月24日 | 子育て日記

  思い出が頭の中をかけ巡り去られる先生涙でにじむ

離任式の後、詠んだのでしょう。有紀さんの最近の歌です。
春休みのある日の夕方、有紀さんに電話がかかってきました。有紀さんが敬愛してやまない先生からでした。先生はフィアンセが大学院を卒業し、遠く山形の地で就職されるの機に退職され、彼の元に行かれるのです。
その先生と写真などいくつか交換するものがあったのでしょう、家の近くで待ち合わせをしたといいます。
数分後、有紀さんが出かけたころあいを見計らって、表に出てみると女房どのもくるみさんも、有紀さんにくっ付いて出ていました。
私は先生とは初対面でした。我が家から距離を置いて車を止めておられました。上がってお茶でもとおすすめしましたが遠慮なさいました。無理にお誘いしてもと思い、女房どのと二人でこれまでのお礼を申し上げ、ひきあげました。
玄関まで戻り、振り返ると、先生はくるみさんに何か話しかけておられるところでした。
3人は、別れを惜しむかのようにしばらく立ち話をしていました。
それは、とてもとても美しい光景でした。
ありがたいとしみじみ思いました。そして私も、だれかのためのそんな存在でありたいとずっと思っています。

  春休み新年度からの生活に期待ふくらみ心がおどる

これも有紀さんの歌です。
担任はだれだろう。期待と不安を胸に今朝登校していきました。

200446日(火)

コメント
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