峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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程好い距離感

2021年09月30日 | 移住
一昨日の午後、同じ地区のSさんが、新米が穫れたからとわざわざ持参下さった。

我が家は、20戸ほどの地区の集落の外れにある。
私たちが集会所へ出向くにしろ、地区の方が訪ねて来られるにしろ、歩くと15分くらいかかるので、勢い車でということになる。

つまり、我が家を訪ねて来られる際は「わざわざ」なのである。
米だけではない。野菜やイノシシの肉などもいただいたりしている。

当地は、昔からの集落で、ほとんどが同姓だ。したがって互いを下の名で呼び合う。それほど強いつながりを持った人たちが協力して暮らしている。

そんな所によそ者の夫婦2人が飛び込んできたのである。隔たりを感じるのが普通だろう。

地区の祭礼や除草作業などへの協力は惜しまない。だが、特段、こちらから積極的に交わる努力をしているわけでもない。

程好い距離感が有難い。

きょうの記事についての訂正とお詫び

2021年09月29日 | 暮らし
きょうの記事、「110歳のブロガー」について、訂正をして、お詫びを申し上げます。

記事を投稿した後、当の「スミダマン」さんからコメントが入りました。
それによると、「スミダマン」さんの所属しておられる会社が先日、創業110年を迎えられたということから、あのような表現をなされておられるようです。
よって「スミダマン」さんが110歳ということではありません。

私の早とちりでした。ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。

こうなった以上、私自身が「110歳のブロガー」となるほかありません^^
その時まで、お付き合いの程よろしくお願いいたします。

110歳のブロガー

2021年09月29日 | 暮らし
久し振りにブログを更新するスイッチが入り、2週間近く連続で記事を書いている。
編集画面にログインすると、勢い、フォローしている方のブログ記事や「アピールチャンス」にあがってきているブログ記事を読むことになる。

先日、「アピールチャンス」に挙がってきていた「スミダマンのほのぼの奮戦記」というブログを訪ねて、驚いた。

自己紹介欄に「大正元年9月20日生まれ。もうすぐ110歳になろうとしています。」とあるではないか。もう、びっくりだ。
続けて「歳のわりに好奇心が強く、自分の趣味以外に外食あるいは旅に出ては、ブログ取材に励んでいます。」とある。

その日の記事は、「浦和エリア旨い店シリーズ」ということで、さいたま市浦和区「酒蔵 力」という店が写真と文章で事細かに紹介されていた。
なるほど、精力的に取材されただろうことが窺われる力強い記事だ。

87歳で日本最高齢のインストラクターとしてデビューされた「タキミカ」さんこと瀧島未香さんを最近テレビでよく見かける。
現在90歳のタキミカさん。見るからにしなやかな体躯は実に若々しい。

常識を疑え。
若者だけではなく、ご高齢者の中にも「新しい人」たちが出現している。




嬉しい知らせ

2021年09月28日 | 父親と子
自身が一部執筆を担当している書籍が出版されたと、企業で創薬研究を行っている三女から先日、LINEが入った。

B5判上製・600頁弱の専門書で、なるほど、執筆者のページに大学や企業の研究者の名前に交じって三女の名があった。
勤務先の取締から呼び出され、手渡されたそうだ。

長女夫婦や次女夫婦も含め、学び舎を離れてから、そこそこ年月が経った。
次第に、勤め先や地域社会で、それなりの責任を負う仕事を任されるようになってきている。

微笑ましくも頼もしく、誇りにさえ思う。


嬉しい出来事

2021年09月27日 | 移住
先日、兵庫県佐用町駅前のコワーキングスペース「コバコ」に、「ゆうこ」さんのお義父さんが作られたローチェストを引き取りに行った帰り道だった。
スマホの電話の呼び出し音が車中に響いた。

運転中だったので、とりあえず助手席の女房どのに電話に出てもらい、軽トラを道端に止めた。

先に応募して議論に加わった市の振興計画審議会を担当していた市役所企画課の職員の方からだった。

職員による政策コンペを催すことにしたのだが、外部からの審査を受けたい。ついては、その審査員の1人になってもらえないだろうかというような趣旨の用件だった。

「政策にポジティブな心持で、主体的に取り組むことの大切さ。」
振興計画審議会一連の流れの中で、職員のみなさんに対し繰り返し申し上げてきたことだが、それに沿った話だ。断る理由などない。

備前市をより良くするために市民として応分の役割を果たしたい。

我が家の愛車遍歴最新事情 その7 里山暮らしの相棒

2021年09月26日 | 移住
オープン2シーターのルノーウインドを手放したのは移住が決まったことからだった。

移住する直前まで保有していた車はアルファロメオ159、女房どののアルファロメオミトイモラ、そしてルノーウインドの3台。
長崎から岡山まで連れていけるのはせいぜい2台まで。やむなくウインドを手放したのだった。

岡山に移り住んで間もなく、軽トラを求めることにした。

年に3度ほど、地区の県道沿いや公園の草刈りを地区の男性陣総出で行う。その際、各人がそれぞれの軽トラに、めいめいの刈払機を積んで集合する。刈る場所を変える時も各々の軽トラで移動する。
刈払機はもちろんのこと、軽トラは里山暮らしに必須の相棒なのだ。

ネットで探して巡り合ったのが、軽トラのカスタムを手掛ける佐賀の「オートセレクション プログレス」さんにあった漆黒のボディーの軽トラだった。

スズキ・キャリーをベースに、荷台にアルミボックス、ロールバーが着装され、アルミホイルを履いている。世界に1台しかない軽トラだ。
ラインでやりとりし、最終的に佐賀から陸送していただいた。

我が家に来た軽トラは、私だけの相棒ではなく、「ぽつんと一軒家」の養鶏場に卵を買いに行くときなど、時として女房どのの相棒にもなっている。

嬉しい日

2021年09月25日 | 家族
私の誕生日、三女のくるみさんが帰って来ていた。
夜、ワインに庭の窯で焼いたピザを合わせてワイワイやっているところに、長女家族と次女家族がラインビデオで加わってくれた。
ちょっとしたバースディーパーティーの開演だ。

メーンイベントは、長女家族の1番目の天使と2番目天使が自分たちで振り付けたダンスだ。音楽に合わせて数曲披露してくれた。よく息が合っている。
それを見ながら合わせて踊る次女家族のところの3番目天使の姿が愛らしい。

長女家族のところの4番目天使は、お姉ちゃんたちが踊ってくれている間も、「ねえねえ、おじいちゃん」「ねえねえ、おばあちゃん」としきりに声を掛けてくる。

私にとって、家族の存在は生きる勇気であり、希望だ。

バースデーカード

2021年09月24日 | 私と孫
一昨日、71回目の誕生日を迎えることができた。

午前中、次女家族から誕生日を祝ってくれる品が届いた。それと共に孫の糸葉さんからのバースデーカードがあった。

「おじいちゃんへ
 おたんじょうびおめでとう♡これからも おさけをのんで おおきくなってね   
 ♡いとは」

糸葉さんは5歳になる。


「K-1 WORLD GP2021 JAPANN」9・20 横浜大会

2021年09月23日 | スポーツ
将棋の順位戦B級1組の3回戦・藤井三冠対木村九段戦が行われた月曜日、AbemaTVでは午後から「K-1WORLD GP2021 JAPAN」が、やはり生放送された。

最も注目していたのが第2代ウェルター級王座決定トーナメント。
8選手のエントリーがあったが、実績からして野杁正明(のいりまさあき)選手と安保瑠輝也(あんぽるきや)選手2名が抜きんでた存在だというのが衆目の一致するところだった。

野杁選手は、2009年、当時高校1年生の時に「K1甲子園」王者となり、"怪物”と呼ばれるようになった。プロ転向後すぐにトップクラス入りし、各種王座を獲得している。
2017年6月の「K-1WORLD GP」で第2代スーパーライト級王者となり、翌年ウェルター級に転向した。

安保選手は、2019年6月の「K-1WORLD GP」で第4代スーパーライト級の王座に就き、2度防衛を果たした。だが、2020年9月に行われた3度目の防衛戦で、以前、激闘の末KO勝利した山崎秀晃選手に衝撃のKO負けを喫し、ベルトを失った。
その後、ウェルター級に階級を上げて再出発する。ウエルター級転向後の2021年7月、10か月ぶりのリングで幸輝選手を降し、今回のトーナメント出場へとつなげた。

戦前の下馬評通り、トーナメントを順調に勝ち上がった両雄はメーンイベントの決勝戦で相まみえた。

結果は、3ラウンド目に野杁選手が安保選手にKO勝利し、第2代ウェルター級王座に就くことになった。

安保選手は、スーパーライト級で群を抜き体が大きかったが、ウェルター級では並の体格となる。体格差を生かした攻撃が出来ず、逆に野杁選手の圧に次第に後退を余儀なくされ、カーフキックとボディーブローで仕留められた。

他に、スーパーライト級のKrush2回級王者・佐々木大蔵選手対元K-1ライト級王者・林健太選手戦も好ファイトだった。

AbemaTVが面白い。

鬼のすみ家

2021年09月22日 | 将棋
一昨日はAbemaTVの視聴で1日が暮れた。

将棋B級1組順位戦5回戦、藤井聡太三冠対木村一基九段戦が東京・日本将棋会館で行われ、藤井三冠が木村九段を降し4勝1敗とした。

今期12戦するB級1組の棋士13名、ここまで5戦全勝の佐々木勇気七段が首位を走る。次いで藤井三冠と千田翔太七段が4勝1敗でその後を追う展開だ。

A級への昇級は2名。「鬼のすみ家」とまで言われ、実力者が揃うB級1組だが、このところの実績と勢いからして上記の3名に絞られたといっても過言ではないだろう。

先週月曜日、藤井三冠が豊島前叡王からタイトルを奪取した直後は、今期内の五冠達成なるかとマスコミも色めき、一般紙やワイドショーなどでも大きく取り上げられた。

だが、その3日後に行われた棋王戦・挑戦者決定トーナメント2回戦で斎藤慎太郎八段に敗れたため五冠の可能性は消えた。

ただし、先月30日に永瀬王座との竜王戦挑戦者決定3番勝負を制した藤井三冠、10月8日・9日から豊島竜王との間で七番勝負が始まる。
このところの豊島竜王とのタイトル戦の流れから思うに、四冠の可能性は大きい。

きょうは、永瀬拓矢王座に木村一基九段が挑む王座戦五番勝負第3局が神奈川秦野市「元湯陣屋」で行われている。両者ここまで1勝1敗の五分。今日の対局を制したものがタイトルに王手をかける。

当たり前だが、藤井聡太三冠のみならず木村一基九段、佐々木勇気七段、千田翔太七段、豊島将之竜王、永瀬拓矢王座それぞれに物語がある。

厳しい勝負の世界に生きる棋士たちの駒を指す手が切ないまでに眩しい。