峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

2018年06月30日 | 子育て日記

9月下旬の3連休を利用して絵理子さんが帰って来ました。今回は、ボーイフレンドの梅田さんが一緒に遊びに来てくれました。「ボーイフレンド」と言うより「恋人」と言った方がいいのでしょうか。いわゆる「つきあっている」間柄ということです。
去年の夏、絵理子さんに梅田さんのどんなところに惹かれるのか訊いたことがあります。絵理子さんは、いくつか例を挙げて、人間として尊敬できる人なのだと、きっぱりと答えました。
交際を始めて2年を経過したと聞きますが、今でもその思いに揺らぎはないようです。
今回の梅田さんの来遊は、何か特別な意図があってのものではありません。2人はフィアンセではありませんし、今後の何かをを約束したというわけでもありません。ただ、梅田さんと私たちがお互いに会いたかった、絵理子さんが会わせたかったというだけのことです。

彼らが就職活動を始める頃、2人が就職と結婚をどのように考えているのかも、絵理子さんに訊ねたことがあります。
すると、先ずお互いがそれぞれの希望する仕事に就くよう、最大限の努力をしよう。そして、それが果たせた後に結婚は考えようと2人で話し合っているのだと語ってくれました。
その後、絵理子さんは希望通りの職場に就職が決まりました。一方、梅田さんは研究職を希望して就職活動をしたようですが、学部卒でのその道は厳しく、初志を貫くため大学院への進学を決意しました。

絵理子さんも梅田さんも、それぞれを大切な存在として認め合っているようです。しかし、だからといって性急に結婚を望んでいるようでもありません。2人は、とても自然体です。
絵理子さんと梅田さんの関係がこれから先どうあるかは別にして、今回、絵理子さんと、絵理子さんが敬愛する人と共に、私たち家族は楽しい3日間を過ごすことができました。梅田さんは、礼節をわきまえた思いやりのある気持ちのいい若者でした。
女房どのは、2人を見ていて「きょうだい」のようだと称しました。私も、彼らの様子を見ていて単なる恋愛以上の結びつきがあるように感じました。

               2004年9月27日(月)記


お帰り

2018年06月30日 | 父親と子

先週金曜日、中学時代の友人の結婚式に出席するためにくるみさんが帰って来た。
式に参列する際のドレスを有紀さんに借りるということから、福岡の和也くん・有紀さん宅で落ち合うことにして、当日の午前中、女房どのと愛車159で自宅を発った。

この日、くるみさんは空路、福岡に入り、大学の研究室に顔を出した後、午後に和也くん・有紀さん宅に来ることになっていた。したがって、私たちは、ゆっくりと昼過ぎにでも出かければよかったのだが、糸葉さんの顔を早く見たくて午前中の出発となった。

こんな時はいつもそうなのだが、女房どのは子供や孫のため食べ物をこしらえ、米や野菜などと共に持参する。今回も前の晩から色々と料理の下ごしらえを行い、当日の朝早くから準備を整えていた。
子供にとって母親というのは誠にありがたい存在である。

私たち夫婦にとって3番目の孫となる糸葉さんは2歳と1か月ほどになる。
ラインのビデオ通話を、ほぼ毎朝かけてきてくれるのだが、ずいぶんと言葉がはっきりしてきた。中でも「おじいちゃん」の発語は2歳前から明瞭だった。
この日は「おじいちゃん、あそぼう」の声に誘われ、日頃のビデオ通話では出来ない絵本を読んだりままごとをしたりして遊んだ。

昼ご飯を食べた後、糸葉さんを中心に賑やかに過ごしているうちに、くるみさんから最寄りの駅に着いた旨の連絡が入り、みんなで迎えに出かけた。
糸葉さんは、くるみ叔母さんとも週末にビデオ通話をしているからだろう、会うのはゴールデンウィーク以来というのに全く違和感なく打ち解けている様子だった。
くるみさんも加わり、しばらくおしゃべりに興じた後、夕方5時に和也くん・有紀さん宅を後にした。
帰宅した後、その夜は女房どのの手料理に私がシェーカーを振ったりして、くるみさんの久しぶりの帰省を喜び、もてなし、夜更けまで語り合った。

土曜日に友人の結婚式に参列したくるみさんを翌日曜日、女房どのと共に福岡空港まで車で送った。

就職するくるみさんを女房どのと空港で見送ったのが昨年3月、あれから1年3か月が経とうとしている。
早々から新規プロジェクトチームの一員として日々、実験と会議、さらには帰宅してからのレポート作成、報告会と連日「死ぬかと思った」ほどの激務に身を置いているようだ。
奇しくも、働き方改革法案が今日、参院本会議で成立した。しかし、総じて国や企業は個人を守ってはくれない。
自己をしっかりと持ち、その上で誰かのために、何かのために役立てるような人間になることを目指すべきだと折々諭している。

今週は木曜日から4日間、学会に出席するため1人で北海道に出張しているようだ。レポート作成のことを思うと鬱陶しくもあろうが、せいぜい札幌の夜を楽しめばよい。


2人での帰省

2018年06月29日 | 子育て日記

3連休を利用して、絵理子さんが帰ってきました。今回は友達の梅田さんと一緒です。
昨日、駅に2人を迎えに行った時は雨が降っていました。
夜は絵理子さんのおばあちゃんもやって来て、楽しい夜を過ごしました。
今朝はいい天気です。みんなで楽しい1日を過ごすことにしましょう。

               2004919日(日)記


幅跳び

2018年06月28日 | 子育て日記

昨日の午後、来週の金曜日に開く地域デイサービスの案内で、町内会のご高齢者のお宅を一軒一軒訪ねていました。
やはり、お一人暮しとお二人暮らしのお宅がほとんどです。気になる方はネットワークを作り、ご近所の方に、なるだけ声をかけていただくようにお願いしていますが、毎日というわけにはいきません。
そこで、特に気になる方は、時々お顔を拝見しに出かけるようしているのですが、みなさんと個別にお話できるのが、1ヶ月に1度のこの案内のときだけなのです。
地域デイサービスを受けるため公民館へ出向くのが困難な方がいらっしゃいます。身体的に行くのが苦痛であったり、皆さんと交わるのが苦手な方もいらっしゃいます。
だからこそ、この機会を大切にしています。とにかくお顔を拝見する。そして、時間が許さなくても、お話を伺(うかが)うようにしています。丸々1日かけられませんが、40軒のお宅を3日間ぐらいかけて訪問させていただいています。

で、昨日も夕方7時前に家に戻って来ると、ほぼ同時にくるみさんも玄関に飛び込んできました。
顔から汗が滴(したた)り落ちています。聞くまでもなく幅跳びの自主トレです。
来(きた)る小体連に、走り幅跳び種目での出場を目指し練習を積んでいるのです。出場枠に対し希望者多数のため、記録のいい人から選ばれるというので、放課後の練習に加えて、家に帰って来てまで励んでいるのです。
体を鍛えるのが大好きなくるみさんです。
きょう、その選考会があると言って登校していきました。

くるみさん、選ばれるといいね。

               2004917日(金)記


箸(はし)が転んでも可笑しい年頃

2018年06月27日 | 子育て日記

昨夜、小佐々中の3年生2人が修学旅行のお土産を持って来てくれました。
大阪のユニバーサル・スタジオで求めたチョコレートです。律儀(りちぎ)にもそれぞれ買って来ていました。
修学旅行だけでなく、どこかに旅行へ出かけたら、塾のみんなにお土産を買ってくるというのは双葉進学会の伝統です。この夏も、いろんな地方の名物を味わいました。ハワイのお土産もありました。こぢんまりとした塾のいいところです。

有紀さんたち佐々中3年生6人は、明日から関西方面に修学旅行です。
塾の後半、有紀さんとクラスメートの夏菜子さんは、宿泊先で行なうクラス対抗の余興(よきょう)の打ち合わせに一所懸命でした。なにせ、その余興は文化祭に直につながるものなのです。
ところが、気の合う仲のいい2人は、何か一言、言うたびに腹を抱えて、しかし声を殺して笑い合っています。
「いい腹筋の運動になる~」と笑い「アブ・シェーバー(TVショッピングでやっている腹筋を鍛える器具)より効く~」と再び笑うといった調子です。

このくらいの年齢の女の子は、本当によく笑います。だから塾の授業時間、私は子供たちに対して意識的に冗談を言わず、真面目な顔をして、なるだけ無愛想に応対します。ちょっとでも気を許すと、男子は、あれこれと話しかけてくるし、女子は、私の一言ひとことに転げ回って大笑いするのです。本当は、ずっとそうやっていたいのですが、勉強にも集中させてやらなければなりません。なにごともバランスです。

有紀さん、昨日の朝もそうですが、今朝も普段より早く出かけて行きました。もちろん、余興の打ち合わせをするためです。

               2004914日(火)


便利は不便

2018年06月26日 | 子育て日記

台風18号の被害は全国に広がったようですが、絵理子さんの住む山口市では山口大学辺り一帯がお昼頃から深夜まで停電だったそうです。
絵理子さんは、ロウソクを灯していたということですが、電気が止まれば、掃除も洗濯もできません。もちろん、冷蔵庫も使えませんし、ご飯を炊くこともできません。インターネットも使えませんね。
半日、1日程度ならなんとかなるものの、2・3日とか1週間も停電すれば大変なことになるでしょう。
私たちの社会は、たしかに便利になりはしたものの、大変危うい、もろい前提の上に成り立っています。

絵理子さんの帰省が今週末となりました。絵理子さんは、有紀さんと同じ部屋です。有紀さんの部屋の大掃除が急ピッチで行なわれています。

               2004913日(月)


最後の授業参観

2018年06月25日 | 子育て日記

くるみさん、先週9日・木曜日、午後2時からの今季最後の学校での水泳は授業参観でした。
くるみさんは、25mと50mのクロールの部で、その上達ぶりを見せてくれました。
25m泳げることは知っていましたが、50mきちんと泳ぐところを初めて見ました。
3年前でしたか、深くて流れの急な川で2人して、ちょっと怖い目にあったことがありますが、いつのまにか50mも泳げるようになったのですね。

そう言えば、これで水泳の授業参観に出かけるのも最後となりました。
長女の絵理子さんが小学1年生の時から、有紀さん、くるみさんと毎回出席してきました。振り返ってみると16年間になるようです。

くるみさんが小学6年生ですから、これで「最後」というのがいくつかあります。
夏休み中に「ふれあいクリーン」、かつての「奉仕作業」にも参加しました。毎年行なわれていますから、これも16度目になるのでしょう。この学校清掃作業などは、ずいぶんと様変わりしました。かつては運動場をぐるりと取り囲む植栽まで、きれいに剪定(せんてい)していましたが、少子化の波は、ここ佐々町にも確実に及んでいます。保護者の数が少なくて、ここ数年、次第に剪定する樹木の数が減ってきていましたが、今年ついに、そこはやらなくていいということになってしまいました。町に頼むそうです。
私は、1軒に1人という割り当てではなく、家族でお弁当持参でやったらどうかと、かつて提案したことがあります。いろいろ都合もあるのでしょうが、何もかも行政に頼らずとも、住民でやれることはなるべく住民でやりたいものです。そうすれば無理な合併などしなくてもいいのかもしれません。

それはともかく、これで最後かと思うと多少、感傷的になったりすることがあります。

               2004913日(月)記


短歌2首

2018年06月24日 | 子育て日記

有紀さんが夏休みに詠んだものです。

  久々の姉の帰省が待ち遠しくあと何日と数えて過ごす
  夏休み家で過ごす毎日が家族と一緒で温かい日々

               200496日(月)


TOMO SATO  2004/09/14/18:57:15   No.256

わあ、いい歌だ。あったか-い! お姉さんが帰ってくるのが歌になるなんて。


連休に

2018年06月23日 | 子育て日記

大学院試験にパスして一区切りついた梅田さんが、今月の連休に遊びに来てくれることになりました。私の母まで含めて、みんな楽しみにしています。

               200496日(月)記
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この頃は未だ「梅田さん」と呼んでいたんだな。
それが「研二くん」に変わったのはいつだったかな。


料理は楽しい

2018年06月22日 | 子育て日記

昨日の午後、久しぶりにくるみさんの料理に対する創作意欲が涌いたようです。しばし台所を占拠して、十八番の「白玉」作りが始まりました。
みんな「またかぁ~」といった趣(おもむき)でしたが、夕食のデザートに出てきたそれは、かなりの出来でした。

夕食前にコンビニで求めてきたアイスクリームがあわせてあったのですが、それだけでも十分だったような気もします。
「アイスクリームがうまい」と言うと、くるみさん、「白玉の食感もいいやろ」。
食感なんて、いい言葉知ってるね!ほんと、その通りでした。

               200496日(月)記