夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「黒の女教師」最終回(全10回)

2012-09-22 03:13:23 | テレビ番組

課外授業で戸田利生(松村北斗)は言う 「俺は水野葵の弟だ」
水野葵の姉の死の真相を追及する戸田に 高倉は「今 あなたに言えるのは何も無い」と答える

戸田「課外授業のこと 世間にばらすぞ」
そこへ芹沢校長(南果歩)が割って入ります「あなた達 何をしているの」

校長は戸田に言い渡す「2週間の停学です」

戸田「構いません 姉の死を調べ直してくれるなら」

校長「死んだ時 学校には誰もいなかった 警察の調べでも自殺とされています」

藤井彩(小林聡美)・内田すみれ(市川実日子)・高倉夕子(榮崎奈々)がたむろする部屋に校長が来る
「ここは居心地がいいわね」

「バレー部が全国出場を決めました
今不祥事を出すわけにはいきません 」

「未熟な教師の熱意は両刃の剣
生徒達を傷つけることもあります」

などとも言う校長だった

水野葵の死体を最初に発見したのは高倉

新米教師の青柳遥(木村文乃)は 高倉に水野葵の事を教えてくれと迫る

高倉「水野葵を殺したのは私」と言う

購買部職員の落内福子(トリンドル玲奈)は 内田に 水野が死んだ日 声かけた学生を 水野だと思っていたが 後で長嶋瑞穂(中西美帆)だと知ったことを話す

高倉・内田・藤井ら三人で食事しながら「こんなふうに一緒に食べるのも最後かな」と話している

黒の女教師の仕事 課外授業を手伝う警察官は 藤井の教え子だった
その警察官の学生時代の話をする藤井

内田は落内の話から思い出したことがあり別れた相手ー長嶋瑞穂の父親(榎木孝明)に会って話を聞く
四年前 内田と旅行する予定だったが それがダメになった理由はー
ずぶ濡れになって帰ってきた瑞穂は「水野を殺した」と言った

瑞穂に会った戸田は姉の死の責任を取れと迫る

瑞穂は葵が落ちた場所から飛び降りようと 國文館高校へやって来る

瑞穂が居なくなったと瑞穂の母親から連絡が来て 高倉は学校へ走る

校舎の屋上に瑞穂と戸田がいる

瑞穂は飛び降りて死のうとしていた

高倉が水野葵の死の真相を教えないからだと言う戸田に 瑞穂は言う
「言えるわけないよ 高倉先生はいなかったんだから」

あの夜 死のうとしていたのは瑞穂だった

瑞穂と付き合っていた彼が 葵を好きになった
瑞穂は悔しくて葵を陥れた

けれど葵を陥れようとしたのがバレて

もう居場所はなくなったーだから死のうとした

駆けつけた葵は「瑞穂の一番のファンなの だから死なないで」

死ぬのを止めた瑞穂が足を滑らせ落ちかかり それを助けようとした葵が落ちた

「どうして言わなかった」と言う質問には 姿を現した校長が答えた
「言う必要が無かったからです」

四年前 帰ろうとしていた校長は 屋上にいる瑞穂と葵の姿を見た

校長は屋上にいた瑞穂に言った「これは事故よ 事故 いいわね」
そう瑞穂を言いくるめたのだ

「生徒の未来を守る為です」そう校長は言い張る

高倉「それが生徒をどれだけ苦しめるか分からなかったんですか 」

校長「あたしは生徒を守ろうとしたんです」

高倉「私は水野さんしか見えていませんでした
長嶋瑞穂さんが どれだけ傷ついていたか 見えていませんでした 」

戸田に向かって「お姉さんはずっと頑張っていました
つらい時でも泣くのは水の中って
そんな彼女に 私は頑張れ 頑張れとしか言えなかった
もう充分に頑張っていたのに

私が未熟な教師でなかったら
水野さんは死ぬことはなかった
あなたのお姉さんは充分強い女性でした
ごめんなさい」

瑞穂「葵に会って謝りたい」と飛び降りようとするが 戸田が腕を掴む
「償うなら 生きてくれよ
姉ちゃんもきっと応援してくれてる」

戸田 藤井が描いていた絵を返す

藤井「いい笑顔でしょ 水野さん いつも笑ってた
どんな時も笑ってた
これは水野さんが描いていた自画像なの
完成してあげたくて 手を加えちゃた
ごめんね」

校長は青柳に伝える 「黒い女教師のことは 教育委員会で問題にします」

話が違いますと止める青柳に「辞職する勇気もないくせに」
「戸田利生は退学にします」

「いいですね」と青柳に脅しをかける表情の校長は 課外授業のことを生徒達に口止めするように言い付ける

戸田は高倉達三人に「最後の課外授業をお願いします」と依頼する

金は受け取らない高倉

藤井は旅券を教え子の警察官から受け取る

校長に一人責任取る形を申し出ていた

高倉と連れ立って現れた内田「藤井先生 ずる~い 抜け駆けはずるいんじゃないですか」と声をかける

教室では 青柳が生徒達を納得させようとしていた

「わかって下さい
みんなの未来の為です 」

「戸田君の退学も生徒の為ですか」と返す生徒

「戸田君は積極的に課外授業に加わりました」と教室に入ってきた校長

退学になるか 黙って卒業するか AかBかの選択を迫る

校長の立場と権力の濫用で 持つ力を振りかざしいやらしく生徒をねじ伏せようとしている

「本当のことを話して処分されるなら それでいいです」
と言い出した生徒へ

「高校時代は たった3年間です
カンタンな選択でしょう」と言い募る校長は 課外授業を高倉達へ依頼した生徒達の秘密を暴き出し勝ち誇る
「答えは 出たようですね」

しかし生徒は立ち上がって発言する
「高倉先生の課外授業で オレ お前らと仲間になれた」
課外授業で救われた生徒達は一人一人発言していく
ー高倉先生は 一番辛い時に俺たちを助けてくれたー

ひきつり笑顔の校長「よくまとまったクラスですね
では あなた達全員退学を
青柳先生には辞職を求めます」

入ってきた高倉「全て生徒の未来の為ですか」

校長は言う
未熟な教師から生徒を守る為です
問題ある教師 覚悟の無い教師
ーと青柳や高倉に当て付けるように言う
なかなか底意地が悪いー

毎年 百人もの教師が自殺しているんです

家庭の問題を教師に押し付ける父兄

優秀な教師にしわ寄せがくる

教師の仕事をマニュアル化しなければ

一番危険なのは 未熟な熱意が生徒を追い詰める教師です

高倉は尋ねる「いじめの末に亡くなった芹沢みらい君の死も」

校長の子供は死んでいた
みらいは文集に書いていた

忙しいが教育者としての母親を尊敬していること「大きくなったら お母さんみたいな先生になりたいです」

みらいは 大きくなれなかった

「担任教師が頑張れ 頑張れって
あたしは あの子を学校から守ってやれなかった」と校長

どんな未熟な教師に当たってもいいようにするには チャイム オン チャイム
そんなふうにするしかない

などと言い続ける校長に向かっての
高倉の「愚か者!」
最後の蹴りは 途中で止まる

「蹴りなさい 蹴りなさい」と繰り返す校長

高倉「私も校長と同じ
教育の現場から目をそむけた 愚か者です
私は課外授業へ愚かな熱意を向けた
今のままでは生徒は救えない

そう 諦めたんです」

校長「教師は 学校は どうすればいいの」

高倉「わかりません でも私達教師は諦めてはいけない
諦めてはいけないことは確かです

課外授業が正しいとは 思ってません

教師として失格です
これで 課外授業は おしまいです」

高倉・内田・藤井は教室を出て校門へ向かう

高倉は藤井に言う
「今日で良かったです
教師を辞める日が
藤井先生のおかげです
ー教師を辞めて逃げるのか 愚か者ー
って

有り難うございました」

生徒達 三人の教師を追ってくる

戸田「先生 オレ 有り難うございました」
生徒一同「有り難うございました」

高倉 振り返らず 口元に笑みを浮かべ去って行く

卒業式の挨拶で戸田「先生達はゆるがぬ理想 未来は自分の意志で作る
身をもって教えてくれました

教師になるための勉強を始めました」

卒業式の様子を以前副校長だった男がこっそり見ている

落内が見つけ声をかける「卒業式って不思議
みんなの顔が少しだけ 大人に見える」

高倉が去った後の様子を伝える青柳からの手紙形式のモノローグが流れ ドラマは終わる

「いつかまた先生達に会える日を楽しみにしています」

番組の詳しい情報はこちらです↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%e9%bb%92%e3%81%ae%e5%a5%b3%e6%95%99%e5%b8%ab


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