夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

話の種にもなりますし

2017-02-22 21:14:54 | 子供のこと身辺雑記
偶然ですがーそれぞれ別の日に違うお店で買ったのですがー






熊本県のゆるキャラが箱に描かれています


こちらは熊本産の苺「ゆうべに」
品種の名前も美しいですがーくまもんがこちらも描かれています

最初は熊本県だからーくまもん
なんて安易なーなんて思っていましたが
地震以後は 一目で熊本県と分かる目印にもなっていてー手に取りやすいです

頑張れ くじけるな
負けるな熊本県

がま出して下さいね

「がま出さにゃあ」は祖母の口癖であったとー熊本県出身の父が話しておりました

早い夫の死も戦争も「がま出さな」とーこの言葉で色んなことを乗り越えて生きたのかなと思います

波津彬子・作「ふるぎぬや紋様帳」一・二 (小学館)

2017-02-22 10:23:01 | 本と雑誌
ふるぎぬや紋様帳 1 (フラワーコミックススペシャル)
波津 彬子
小学館




ふるぎぬや紋様帳 2 (フラワーコミックススペシャル)
波津 彬子
小学館



亡くなった祖母からの着物を 母から送られた娘は置いておいても邪魔だし売ろうと思うのだけれどー
猫に導かれるように入ってしまったお店で 売れない着物をあると気付かされる

以来 そのお店に招かれるようにー出入りするようになる娘

不思議な店の主人と店の女

着物に込められた人の想い

少しずつ明らかになるそれぞれの正体

でも これも完全には明かされない
明かされないほうが いいお店ー

必要な時に現れるお店

入るのには勇気が要りそうですが

ちょっと不思議な美しいお話の好きな方へー

波津彬子・作「幻想綺帖」一 (ソノラマコミックス)

2017-02-22 10:12:08 | 本と雑誌
幻想綺帖 一 (朝日コミック文庫)
波津彬子
朝日新聞出版



中島敦著「山月記」

L・M・モンゴメリ著「嵐の夜に」

根岸鎮衛「耳袋」よりー「藤の守のおぢい」(原題「人間に交わる狐の事」) 「幽霊、恩を謝する事」

泉鏡花より「雪誘い」「化鳥」

芥川龍之介より「夜半の膳」


サキより「開いた窓」


いっぷう変わった話を漫画化した作品群
流麗かつ品のある美しい画風が 物語に更なる興を与えております

波津彬子・作「雨柳堂夢咄」其の十六 (朝日新聞出版)

2017-02-22 09:44:22 | 本と雑誌
雨柳堂夢咄 其ノ十六 (Nemuki+コミックス)
波津彬子
朝日新聞出版



漫画雑誌「ネムキ」に不定期に発表されている作品

骨董屋「雨柳堂」には不思議な品が集まるようで 店主の孫息子の蓮は怪しき存在とも交流できる

彼が関わった物語とはー

百一話「仙境にて」
菊慈童にからめて展開される物語
挿絵も引き受ける画家の友人の作家が行方不明となりー



百二話「おくりもの」
骨董が趣味の男性には しっかり者の妻がいて 
雨柳堂にて その男性は「かわいいと思う物は買ってもらえない」という女の子と話した
姿が消えた その女の子は実はー



百三話「なかきよのとおのねふりの」
京助は迷子らしき男の二人を拾ったがー何故か誘拐犯と誤解されてー
孫息子を死なせた老人
そのことで父を恨んでもいた娘

死んだ孫のおじい様への想いー



百四話「早蕨のころ」
祖父は亡くなる前にと孫達へ好きな絵を与えた
一番小さかった男の子の選んだ絵を その祖父は褒めた

そうしたことをも忘れて成長していた青年はー絵の見せる不思議に出逢い本来の心を取り戻すー



百五話「神宮皇后」
産気づいたのに頼りになる人間がいない
不安な女性の前に現れ励ましたのはー
そうした逸話を母親から聞いていた男の妻は流産を繰り返していたのだけれどー
守り神・・・・その有難い力ー




百六話「夏の風邪おくり」
蓮の祖父が寝付く
祖父は蓮と違い 不思議は見えない人間であるのだがー
弱っている時に店の品がー

祖父は若い頃に関わった女性を見る
若い頃の蓮の祖父はーこれがまたいい男なんですー
そしていい仕事をしています


百七話「乙女の祈り」
刀の鍔を収集する兄を持つ娘
彼女はある鍔が気になってー

けれど彼女は既にこの世の人間では無かったのだけれどー



百八話「怪を語れば」
怪談話が好きな作家は ある家に招かれたー
あわやという時に現れたのは蓮

救われた作家はあらたな趣味を始めようとするー






大好きな漫画家さん
若くして亡くなられたお姉さまも花郁悠紀子さんという漫画家さんで主に秋田書店の雑誌に描いておられました

田村由美・作「7SEEDS」33巻 (小学館 フラワーコミックスα)

2017-02-22 09:28:17 | 本と雑誌
7SEEDS 33 (フラワーコミックスアルファ)
田村 由美
小学館

 

このままでは水が来ておぼれ死んでしまうーそんな主人公・花の危機に 以前かけがえない友人を喪った新巻は決して死なせないーと決死の行動をとる
花を愛する嵐だが そんな新巻の行動に危うさを感じー


隕石が激突する地球ー地球の未来を託された青少年達が最初は殆ど事情も状況も分からないままに・・・目覚め 危機と遭遇し命を落とす人間も出ながら
闘い困難を乗り越えていく物語


日本も元の地形がわからないほど変わってしまっている

春夏秋冬のABと分けられた各チームの人間達は出逢い新たな集団となりー

一つの危機を乗り越えてもまた次なる危機が訪れる

もう誰も死なずに 出会えたら揃うことができればいいと思う


新巻を大切に想うようになった あゆの意外な言動も楽しい

個性豊かな多彩な人物が活躍する物語でもあります