今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

湯河原温泉に泊る

2021年03月19日 | 温泉

東京の緊急事態宣言が解除される直前で、土日連休の前日ながら、部屋に空きがあったのを幸いと、湯河原温泉に宿をとった。
そう3月恒例の、年度末の慰労の温泉宿。

湯河原温泉は、東京からだと熱海の1駅手前なので、名のある”温泉地帯”の中では東京から一番近い所といえる(厳密にいうと小田原の奥の箱根湯本の方が東京に近いが、泉質で評価すると、あちらは単純泉(≒高温の白湯)で、こちらは成分が豊富な療養泉:泉質はナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩泉なので、温泉としてはこちらが上)。

ただし谷沿いに並ぶ温泉街のほかには、観光名所といえるものはなく(作ってはいるが)、宿の周囲に訪問先がないのが欠点(背後の箱根とセットならOK)。

私がその湯河原の宿としているのは、いかにも文人に愛されそうな風情漂う木造の高級旅館(伊藤屋、藤田屋)と、ゴージャスな”エクシブ湯河原離宮”のホテルに挟まれた、平凡な造りの”私学共済”の宿。

そういうロケーション・造りの宿なので、一般観光客で混み合うこともなく、そして共済組合員として割引価格で利用できるのでありがたい。

なにしろ宿の温泉は自家源泉で、塩素消毒なしの掛け流し(湯河原はこれが多いのがいい)。
ただし私の浴槽の計測でTDS(全溶存物質)は400-600ppmなので、温泉成分が濃くはない(源泉が熱すぎるため加水しているせいでもある)。

観光地でない純粋な療養地と割り切って、ひたすら湯に浸かり、料理に舌鼓を打って、つかぬまの慰労にいそしみたい。、


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