山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

綿帽子雲のダイヤモンド富士 今期6度目の高下へ  平成28年12月24日

2016年12月26日 | 番外編
 高下で撮影する、白山岳で割れるダイヤモンド富士の軌道修正もほぼ完了し、いいかげんに決着をつけたいのだがなかなか思ったように撮らせてくれない。この日も朝からスッキリと晴れる予報で、確かに早朝からスッキリとした青空が広がった。連日の早朝4時か5時起きでさすがに疲れてきたが、折角の好天の日を逃すわけには行かない。連休で混雑が予想されるのでいつもよりも30分早く現地に到着するが、既に撮影ポイントは車がいっぱいでだいぶ外れたところに車を止め、三脚とカメラを担いで撮影ポイントに入れさせてもらった。

 到着した時はスッキリとした富士山だったが、ダイヤまで1時間を切ったあたりから山頂に雲が出始めた。もはやこの時点で割れるダイヤはあきらめたが、綿帽子雲の上に出る面白いダイヤモンド富士が撮れそうだ。周囲に居たカメラマンたちとレンズの話や割れるダイヤの話などで盛り上がりながら時を待つ。2人分ほど離れたところに居たカメラマンの方は高下のダイヤモンド富士が毎年恒例の行事だそうで、昨年は割れるダイヤモンド富士の撮影に成功し、今年の年賀状に使うそうだ。


    富士山山頂に雲が出始めてしまった。朝日で赤く染まっている。


    時間とともに形を変え色を変えて行く雲。


    太陽が出現する頃には綿帽子雲になった。白山岳左側に小さく太陽が現れているように見える。


    白山岳の真後ろに太陽のシルエットが見えている。雲が無ければこの時点で2つか3つに割れていたはずだ。


    光芒が現われたのは雲を抜けて太陽が現れてからだった。


    綿帽子雲の上に輝いたダイヤモンド富士。


    狙いは外れたが、あまり見かけないダイヤモンド富士を見ることが出来た。


    もう1本のレンズ。円形絞りのためにダイヤが星型では無くてだらりとした円形になってしまう。


    ダイヤモンド撮影には不向きなレンズだ。

 ということで、またしても割れるダイヤは失敗し、これで2勝4敗、来られる日がもうほとんど無いことを考えると、今期の負け越しはほぼ決定である。しかし軌道はほぼ確実に修正できているのが今回確認できたので、あとは天候次第ということになる。1度だけでも狙い通りのカットを撮りたいが、果たして天が許してくれるかどうか・・・この場所で撮影可能なのは12月29日までだ。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2匹目のドジョウは釣れたか... | トップ | 白山岳で割れるダイヤモンド... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どんどんハードルは高く… (るたん)
2016-12-26 22:27:45
いろんなダイヤ、楽しく、ワクワク拝見させてもらっていますよ〜。
いろんなハプニングもありましたね〜。
高尾はデビューでしたか? 天狗焼き美味しかったでしょ⁈
るたんさんへ (ヨッシー)
2016-12-27 08:27:24
 これほど苦戦するとは思いませんでした。半分は軌道では無くて天候の問題ですが、まあ自然相手の写真撮影なんてこんなものでしょう。

 天狗焼き、大量に買い込んで爆喰いしたかったのですが、高尾山では運動量が少なく、2個にしておきました。おいしかったです。
Unknown (sanae)
2016-12-27 23:33:09
難しいものですね。
高尾山も高下も予定していたのですが、用事があったり娘の体調が悪かったりで予定が立ちません。
レンズは痛かったですねー
ヨッシーさんの執念でいろいろな景色が見られて、まるでショーを見ているようです。
sanaeさんへ (ヨッシー)
2016-12-28 15:09:14
 高下はダイヤモンド富士を撮影するには絶好の場所です。駐車場も完備されてるし、富士山との距離もちょうど良いです。今期はもう終わりですが、来年は是非予定してください。軌道計算は出来ましたが、割れるダイヤは撮影できる範囲が10mくらいの幅になると思うので、場所の確保が難しいかも知れないです。

 レンズは別のに変えようかどうか検討していた矢先だったので、良い機会だったかも知れません。でも新しいレンズは重さが1,35㎏もあって、山の上に持ち上げるのが大変です。

コメントを投稿

番外編」カテゴリの最新記事