山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

トウゴクサバノオは咲いたか? 朝霧高原  令和5年4月2日

2023年04月05日 | 里に咲く花
 武田神社の桜が早くも散り始めている。そろそろ忍野や河口湖のあたりでは桜が咲き始めた頃ではないだろうか。この日は朝から富士吉田に出張があり自宅を6時半に出発したので寝不足である。仕事は12時半を過ぎた頃に終わった。忍野か、山中湖か、それとも河口湖か、どこに立ち寄って行くか迷ったのだが、昼食と休憩を兼ねて河口湖の大石公園に立ち寄ってみる。小休憩のつもりだったのだが睡魔に襲われて1時間ほど眠ってしまい、時刻は午後2時を過ぎてしまった。日曜日だったので大石公園は人が多く、あまり散策する気になれず朝霧高原に移動することにする。時刻は3時を過ぎてもう陽が西に傾いており、林の中には陽が当たらないかも知れない。


    午前中は雲隠れしていた富士山が見えてきた。この白い花はコブシか、タムシバか?


    花の裏側を見ると葉が付いていない。これはタムシバであろう。


    湿地帯に生えている草。ヤチボウズになっている。


    このヤチボウズの正体が何なのかはまだ知らない。調べないといけないだろう。


    林の林床に生えていたハナネコノメ。


    ユリワサビがほぼ満開


    トウゴクサバノオもほぼ満開・・・のはずだが。


    訪問時間が遅く、陽が陰ってしまっているため花が開いていない。


    折角の花だったが、この花は晴れて陽が注ぐ時間帯でないと花が開いてくれない。


    少しだけ開いているトウゴクサバノオ


    ハナネコノメとトウゴクサバノオ


    やや花数が少ない印象はあるが、それなりに咲いてくれたトウゴクサバノオ。

 予想はしていたのだが、曇り空だったうえに時間が遅かったため残念ながら開いた花には出会えなかった。

 急いで移動して黄色いスミレを見に行ってみる。


    まだ柴焼きが行われていない草原。スミレが咲くには早そうである。


    色の濃いホトケノザ


    幸運にも少しだけ咲き出していたスミレ。


    黄色が鮮やかなキスミレ。本格的に咲くには1~2週間先になりそうである。

 いよいよ春めいてきていろいろと花が咲き出し、どこに行ってもそれなりに楽しめる季節になった。

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身延山のシダとスミレを訪れる  令和5年3月31日

2023年04月05日 | 里に咲く花
 キバナノハナネコノメを訪問して時刻は午後3時を過ぎた。私用のため午後6時半には甲府に戻らなけらばならないが、あまり歩かない場所ならばもう1ヶ所立ち寄れそうである。身延町の寺院に生育しているチャセンシダを見に行ってみる。


    身延山久遠寺の桜は大部分散っている。残っていたシダレザクラ。


    こちらの桜はほぼ終わりである。


    川に架かる橋


    手洗い場


    お寺


    この古いお寺の周辺には様々なシダが生育している。これはハカタシダ


    ノキシノブと一緒に別のシダが生えていた。


    葉に毛が生えている。これはビロードシダ。


    枯れかけているカタヒバ


    見たかったのはこのシダ。チャセンシダ。


    このお寺では岩の上や石垣の隙間に多く生育している。


    葉の辺縁が丸みを帯びておりこれはフユノハナワラビであろう。


    すぐ近くにあったこれもフユノハナワラビか?辺縁がギザギザしており別物のように見える。


    見たかった小さなスミレ。


    山梨県ではレアなヒメスミレであろう。


    お寺の一角に少しだけ生育している。


    小さくて紫色が鮮やかなヒメスミレ


    山梨県では今のところこの場所でしか出会ったことが無い。

 いちばん見たかったのがこのヒメスミレだったが、ちょうど良い時期に訪問出来たと思う。カイコバイモも見に行きたかったが時間が足りず、今年は会えずに終わってしまいそうだ。

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