山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ヒロハハナヤスリその後  令和2年5月20日

2020年05月23日 | シダの仲間
 もう日没近い時間になってしまったが、近くまで来たので今期3度目となるヒロハハナヤスリを見に行ってみた。胞子穂がどのように胞子を放出するのか見てみたいのだが、うまく成熟してくれているだろうか?


    ヒロハハナヤスリの群落。もう枯れ始めている、と思ったのだが・・・?


    なんとなくちょっとおかしい。


    葉も痛んでいるが胞子穂が全て千切れている。


    同じ長さで切れているところを見ると、これは刈られてしまったのではないだろうか?


    別の場所。日陰になっているこの場所は刈られていなかった。


    胞子穂も痛んでいない。


    マクロレンズで覗いてみるが、まだ胞子嚢は成熟していないようだ。


    別株で少し痛み始めている胞子穂だが、こちらも成熟した胞子嚢は見られず。

 おそらくは胞子穂が成熟して胞子嚢がはじけるのだと思うのだが、残念ながらその様子は観察できなかった。知らないとオオバコやドクダミの仲間のように見えてしまうヒロハハナヤスリは雑草と間違われて刈られてしまうようである。ちょっとかわいそうである。
コメント
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