山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆子どもが65歳のとき、あなたは何歳?

2012年02月16日 | 日記
だいぶ前に事務局へ届いていた、さいたま市手をつなぐ育成会の会報に載っていた記事がとっても気になって、綴じ込む事が出来ずに手元に置いてありました。

さいたま市育成会が開いた「家族支援フォーラム」へ参加した方の報告です。

『子ども65歳! あなたは何歳!?~本人の暮らしを支える~』


というテーマで講演を開いたようです。
詳しい内容はさすがに書いてありませんが、現在65歳の男性の例をあげて話が進んでいったようです。

最初は一般就労をしていた男性が、作業所へ移り、そして介護保険のディサービスを受けるようになった経過や、職員の対応など、この男性の生活を追って話された模様です。

たとえ、一般就労できる能力がある人でも、ずっとそのままの状態が続くわけではないということなのでしょうね。
参加者の方々は、厳しい現実に涙を流された方も多かったようでした。

子どもが小さいと、そんなことはまだまだ先の話だと感じる方もいるでしょう。
でも、人間は必ず年をとるものです。
子どもがいくつになっても、親が亡くなったあとでも、わが子だけは法に守られ楽しい生活を送って欲しいものだと親は願っている筈です。

親亡き後に必要なのは何なんでしょう?
心ある良い支援者と充実した社会制度・・・でしょうか。

社会制度の方は・・・育成会活動で!
心ある良い支援者をたくさん作るには・・・わが子を親だけで抱え込まずに、人の助けを上手に利用することではないのでしょうか。

福祉サービスを利用しようといっても、なぜか罪悪感があったり、敷居が高く感じてしまい、親が子どもを背負ったまま頑張ってしまっている人もまだまだ多いように感じます。

親亡き後の子どもが心配であれば、思い切ってサービスを利用し、助けられ上手になり、たくさんの支援者と知り合いになる事が必要なのかもしれませんね(F)


#地震発生から343日目「雪下ろしで死傷者続出」

2012年02月16日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から343日目(平成24年2月16日、木曜日)。
 また、大震災発生から343日目の新しい朝を迎えた。

 この2・3日山形市内も暖かい感じ。雪が降っても小雪程度。昨日はちょっと雨になった。ほとんど降雪がなく、雪も多少とけたかなと心持ち感じる。
 路肩の雪が背丈半分ぐらい積み上がっている。すぱっと直角状に切りそろっているのは気持ちいい。除雪オペレーターの職人技だ。ただ、路肩の雪は薄汚れてしまっている。排気ガスのせいだろうか。
 天気予報ではまた週末寒気が入って北日本は風が強まり、雪も多いと言っている。まだ春まで遠い。

 ところで、今日も深刻な雪ネタ。
 雪下ろしで死傷者が続いている。多くは高齢者。
 次に山形新聞Yamagata News Onlineから引用する。   
 
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【引用始め】

http://yamagata-np.jp/news/201202/15/kj_2012021500566.php

山形で雪下ろし男性死亡 県内雪害、重体や重傷も4人
2012年02月15日 08:54

 県内では14日も雪下ろしや除雪中の事故が相次いだ。山形市で1人が死亡、大蔵村で1人が意識不明となるなど計5人が死傷した。

 午後4時20分ごろ、山形市江南3丁目で、無職朝倉義晴さん(63)が自宅敷地内に倒れているのを妻が見つけ、119番通報した。朝倉さんは病院に搬送されたが同5時48分、死亡が確認された。死因は外傷性くも膜下出血。山形署は屋根の雪下ろし中に転落したとみて調べている。

 同署によると、朝倉さんは軒下の凍結した雪の上に横向きに倒れ、口や鼻から血を流していた。同日午前から1人で作業していたという。
     ◆
 午後3時ごろ、大蔵村南山の肘折温泉にある旅館「葉山館」で、経営者の三原庸さん(56)が小型ブルドーザーのバケットに乗って雪下ろし中に転落、頭を強く打ち、意識不明の重体。

 新庄署によると、三原さんはバケットの上で別館屋根の雪庇(せっぴ)をスコップで落としていた際、落ちてきた雪塊が直撃し、約3.5メートル下に転落した。屋根には約1メートルの積雪があったという。1人で作業していた。
     ◆
 午後2時ごろ、長井市草岡、無職横山浩喜さん(73)が自宅2階屋根の雪下ろし中に転落し、胸椎を折る大けがをした。

 長井署によると、横山さんは屋根の雪で足を滑らせ、2.2メートル下の1階屋根に落ちた後、2メートル下の地面に転げ落ちた。
     ◆
 午後2時半ごろ、山形市宮町5丁目で、民家の2階屋根の雪下ろしをしていた山辺町畑谷、板金工川田孝2さん(51)が転落、背中の骨を折るなどの大けがをした。

 山形署によると、川田さんはハンマーで屋根の氷を砕いていた際、崩れた雪に足を取られ転び、約5.6メートル下に落ちた。川田さんは業務で雪下ろしを請け負っていた。
     ◆
 午後3時20分ごろ、村山市名取、無職矢萩敏治さん(85)が自宅の除雪中、屋根からの落雪に当たり、背骨を折る大けがをした。

 村山署によると、矢萩さんが軒下で除雪していた際、高さ8メートルの屋根から雪が落ちてきた。屋根には約50センチの積雪があったという。

【引用終わり】

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 屋根からの転落、落雪にあたってということである。いかに除雪作業は危険を伴うかがわかる。雪を注意していじっていても、一気に雪が落ちてきたりする。それがすごい勢いである。雪下ろしとなれば足元がおぼつかない。雪と共に一気に滑り落ちるときさえある。
 雪かき、雪下ろしは二人以上でと言われているが、そのとおりなかなか出来ない。
 わかっているのだが、老夫婦二人家族、一人暮らしの多い現状ではなんともしょうがない。
 障がい者のいる家族だって無理を承知で雪かきせざるを得ない。
 少なくても、除雪車が家の前に置いていった雪ぐらい自分たちで片づけないと。
 今のところ、雪で悩ませられている。
 雪はいずれとける。それを待とう。無理のない範囲で雪かきしながら。

 「明けない夜はない」ことを思いながら。
 (ケー)