山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆福祉サービス利用援助事業に関わる関係機関連絡会議

2012年02月23日 | 会議
昨日22日(水)に「福祉サービス利用援助事業(日常生活支援事業)に関わる関係機関連絡協議会」が行われ、関係団体として会議に参加してきました。

このサービスは、山形県社会福祉協議会が行っている事業です。



高齢者や知的障がい・精神障がいのある方などで、福祉サービスを利用したいけれどよくわからないとか、お金の管理や引き出しができないなど、日常生活に不安のある方が、利用できるサービスです。

出席者名簿を見ると、関係団体・福祉関係・医療関係・法律関係・金融関係・相談関係・行政関係・・・とそうそうたる名前の団体の会長や理事長などの名前が連なっていて、私のような下っ端事務局員などが出ても良いのだろうか
と焦ってしまいましたが、「当事者家族なんだし、福祉サービスの事なんだから勉強してきなさい」と言われて送りだされたので、面の皮を厚くして参加してきました。

ですが、「写真を撮らせて下さい」ともいう事が言えず・・・写真がありません。

育成会の会員さんになっているご本人は、障がい程度の重い方が多いので、このサービスを契約するのは難しい(本人との契約になりますので、契約内容を理解できる位の判断能力が必要)方が多いかな・・・と思って、会議にでていました。

ですが、一般就労が出来る位の方は利用できますし、グループホームで生活している方などは、このサービスを有効に利用できるようです。

現在は、高齢の方が主に利用しているサービスのようですが、これから知的障がい者も地域で暮らす(グループホームやケアホーム)ようになり、後見人をつけるまでもない方などは大いに利用した方が良いサービスのようです。

このサービスを利用しているうちに判断能力が下がって来た場合などには、成年後見制度の紹介などもしてくださるようでした。

詳しくお知りになりたい方は、地元の社会福祉協議会へご連絡してください。(F)

◆研修会のご案内(県福祉事業団他)

2012年02月23日 | 研修会
県社会福祉事業団より研修会のご案内です
山形県心身障がい者地域福祉対策促進事業 委託事業
「罪を犯した障がい者、高齢者の支援」に関する研修会
~ともに生きる社会を考える 2012~


期  日:平成24年3月21日(水)午前9:50~16:30(受付9:15~)
開催場所:山形県看護協会会館 第1研修室
     (山形市松栄1-5-45 アルカディアソフトパーク山形内)
主  催:山形県
主  管:社会福祉法人 山形県社会福祉事業団
対 象 者:福祉・司法・医療・教育・職業等関係者・その他関心のある方
     (100名程度)
参 加 費:無 料
申込方法:別紙参加申込み書にてFAXまたは郵送でお申し込みください。
 ※参加ご希望の育成会会員の方は、県育成会事務局までご連絡ください
      事務局電話番号:023-623-6572

問合せ先:山形市緑町1丁目9番30号 山形県社会福祉事業団
電話:023-623-9127 FAX:023-623-9123 担当:鈴木

講演1.セーフティネットとしてのこれからの福祉と更生保護の連携を考える
   NPO法人ワンファミリー仙台 理事長 立岡 学 氏

講演2.司法と福祉の連携を考える
   一般社団法人メンタルパイロテージャパン
    オフィスろごす代表 吉田 香里 氏

事業報告 1.更正保護施設の社会福祉職員の活動から
      更正保護法人 羽陽和光会 芳賀 友幸 氏
     2.地域生活定着支援センターの支援から
      山形県地域生活定着支援センター 二関 郁子 氏

           


NPO法人 PandA―Jからのご案内
発達障害と地域支援セミナー
もしも知的障害・発達障害のある人がトラブルを起こしたら?
警察・法的手続きにおける取り調べ等の扱い
これからの付添人・代弁者・AA制度


日  時:2012年3月31日(土)午前10:00~17:00
会  場:東京しごとセンター 
     東京都千代田区飯田橋3丁目10番3号
費  用:3,000円(参加費2500円+冊子資料500円)
テーマ1.司法が自閉症スペクトラムについて知っておかねばならないこと
テーマ2.自閉症スペクトラムの人が警察と関わったとき、保護者・支援者が知っておかねばならないこと
対 象 者:司法関係・関係機関・支援者・育成会(親の会)・
     特別支援学校教員・PTAのみなさま

講師には、ニューヨーク州立大学教授・ボビー・ニューマン氏をお迎えし、シンポジウム形式で行われるようです。(当日は通訳がつきます)
ボビー・ニューマン氏:警察の中で仕事をしていた経験を持つ心理学者・行動アナリスト

         


ご案内をいただいた両団体とも、育成会と関係の深い団体です。
今回、偶然にも、トラブルに巻き込まれた、またはトラブルを起こしてしまった障がい者に関わるセミナーとなっています。
興味のある方は、是非参加してみてはいかがでしょうか。

#地震発生から350日目「しまり雪に庭木が耐え」

2012年02月23日 | 災害
 平成23年(2011年)3月11日(金)14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)から350日目(平成24年2月23日、木曜日)。
 また、大震災発生から350日目の新しい朝を迎えた。

 昨日は、晴れわたったせいもあって早朝は冷えた。通勤路途中の気温表示板は氷点下7度。路肩に積み上がった雪もだいぶ低くなってきている。多少の雪解けのせいもあるが、密度が高まったせいである。路肩の雪には点々と黒いシミが付着して薄汚れてきている。ザラザラした雪になった。

 雪質の変化に関連した報道が掲載された。
 msn.産経ニュース(2012.2.22 02:08)によれば、積雪重量が農作物に大きな被害を与えていると次のように報道している。
     
************************************************

【引用始め】

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120222/ymg12022202080000-n1.htm

山形県 積雪重量昨冬超え 農作物ダメージ深刻
2012.2.22 02:08

 雪による農作物の被害が広がっている。雪の測定を行っている雪氷防災研究センター新庄支所の観測で21日、今冬の雪の重量は大きな農業被害を出した昨冬をすでに超えたことがわかった。雪質も、樹木などに被害を与える「しまり雪」の層が厚く、同センターは「今冬の農業被害は昨冬を上回る可能性もある」と警告している。(杉浦美香)

                   ◇

 同新庄支所の観測によると、積雪の重量は2月10日時点で1平方メートルあたり480キロとなり、昨冬より1キロ上回った。13日には517キロ(昨冬486キロ)、17日は532キロ(同488キロ)と、昨冬よりそれぞれ約1割上回った。

 ◆しまり雪

 雪質をみると今月6日は161センチの雪が積もり、その断面の約7割が、結晶の形が丸く網目状につながっている「しまり雪」だった。しまり雪は結合力があり、力がかかると樹木の枝などを引っ張り、地面に引き倒してしまうという。

 今冬は20日時点で、リンゴやラ・フランス、桃などの果樹の枝折れや、サクランボのハウスの倒壊や破損などで農作物や魚の養殖施設などの被害金額は32市町村で約3億7200万円にのぼっている。死傷者も278人となった。

 昨冬も2月初めに新庄で37年ぶりに2メートルを超す降雪を記録、2月中旬にかけて重く厚いしまり雪ができ、果樹の枝折れなどで農作物の被害は県内でここ5年間で最大の約14億8440万円にのぼっている。

 ◆対策が必要

 阿部修支所長は「昨冬は1月下旬から降雪が続き、強い寒気で厚いしまり雪層ができ、3月になっても雪の重量が減らずに農作物に大きな被害を与えた。今シーズンは暖かい日もあることからしまり雪は昨冬ほどではないが、重量は上回っている。3月の降雪量にもよるが、農作物被害への対策をとる必要がある」と話している。

 県は補正予算と来年度予算で、春の農作業のための融雪剤購入の助成や雪で倒壊したハウスの補修などの助成に3700万円を計上している。中川正春防災相は18日に同県を訪れ、被害状況を視察、柔軟な財政支援と訓練を兼ねた弾力的な自衛隊の派遣要請を検討する考えを示した。

                   ◇

【用語解説】雪質

 積もったばかりで結晶の形が残っている「新雪」、結晶が残っていない「こしまり雪」、さらにしまった「しまり雪」がある。さらに、水分を含んだ雪が再凍結した「ざらめ雪」、崩れやすい「こしもざらめ雪」などもある。

【引用終わり】

************************************************

 家の庭にも雪が積み上がっている。しまり雪の層が厚くなっている。庭木もそれに埋まっている。庭木も耐えているのだろう。雪解けになって、庭木が顔出したらどんな状況になっているか心配。
 庭木にとっても「明けない夜はない」のだが、かなり枝折れしているに違いない。
 それでも、モクレンの芽ばえが見える。
 (ケー)