『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

「オオサンショウウオ」をオタマジャクシと勘違い 「放射能の影響で巨大化!」ツイートが炎上

2014年07月10日 | 閑話休題(世相、健康、独白等)
うううぅぅ!
笑いすぎて腹が痛い。

なんだか哀れになってきますなぁ、記事はこちらです。

写真だけを見て「オオサンショウウオ」をオタマジャクシと間違えるだけなら、ぎりぎりのところでかろうじて、まぁ、えぇやろ、と思いますわな。

多分、オオサンショウウオもオタマジャクシも、生まれてこのかた実物を見た事もない人が書いてしまったんかな、くらいに思うからね。
「わぁ、すごい、一度実物を見てみたいな!」くらいの感想で終わっておけば良かったのに、、、。

よせばいいのに

「カエルの幼虫がここまで巨大化するとは・・・やはり日本中で放射能の影響が深刻してるようだ・・・」
「このカエルの幼虫が成虫になったら、犬や猫、下手したら幼虫の人間まで食われるかもしれない。
こういう巨大化した生物が、原発を全廃するまで日本中に満ち溢れることだろう。
これでも反・反原発派の連中は、原子力にしがみつくつもりか!?」(いずれも原文ママ)


とやってしまった御仁がいる。

小生が思うに、オオサンショウウオも驚いたと思うよ。
いつのまにか自分の存在が本来オタマジャクシで、放射能が原因でオオサンショウウオのようになったと思われてしまったわけで。
おどろくというか、これはオオサンショウウオに失礼な事やと。

かの名作『山椒魚』(井伏鱒二)の始まりは、たしか、、、「山椒魚は悲しんだ、、」で始まっていたと記憶しているのですが、この”事件”でもまたオオサンショウウオは「悲しんだ」でしょうよ。
山椒魚・遙拝隊長 他7編 (岩波文庫 緑 77-1)

当然のように一般教養のある人からは、

「どっからどう見てもオオサンショウウオだろ」
「カエルとオオサンショウウオの区別もつかんのか」
「冗談ですよね?国の天然記念物をご存知でない?」


という反応がよせられるわけです。

「オオサンショウウオはカエルとは違います。これで成体です。なお、オタマジャクシはカエルの幼虫でなくカエルの幼生が言葉としては適切です」という丁寧なリプライにも、「そんなの見たことないから知るわけないよ。センターは化学と物理だったし」と返し、さらなる失笑を買うことになった。

もうこれは痛々しい。センター試験以前の問題ってことに気づけよ。

それでも恥ずかしいとは思わないようで、捨て台詞を。
「どうやらカエルの件は俺の早とちりだったようだ。その事自体は特に恥じることもないが、それにかこつけて反原発派を批判中傷する輩が増えているため、俺はここにこのアカウントを削除する事を宣言する。
俺は一時消えるが、これは決して敗北ではないことを理解して欲しい」
「俺を批判するのもいい、俺をあざわらうのもいい。だがしかし!それを理由にして反原発運動や反戦、反ヘイトをあざ笑うことは決して許さない!
それだけは覚えておけ!!俺はここで消える!だが、これで終わったわけじゃない!
おれはいつか必ず帰ってくるぞ!!」


「その事自体特に恥じることもないが」→いやいや、多いに恥じるべきだよ。
「それにかこつけて反原発運動、反ヘイトをあざ笑うことは決して許さない」→これでお里が知れてしまったって感じですか。

まあ、帰ってこなくていいから、どっかに消えてなくなってろーっ!

と、オオサンショウウオも言っている事でしょう。

マニラでお茶漬け食べる人はいますかね。
お茶漬け食べたい!


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