わんわんず

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2024年問題を考える

2024-03-12 | 社会・経済
 残業規制で荷物が届かなくなるとか、建設工事ができなくなるとか、病院で治療を受けられなくなるとか、2024年問題がにぎやかだ。

 もちろん、今まで受けることが出来たサービスが受けられなくなるのは困る。かと言って、年間960時間の残業は月平均で80時間になる。毎月80時間の残業を強制されるだけでも辛そうなのに、医者のように年間で1890時間も残業しろと言われると、自分なら嫌だ。

 それなりの報酬がもらえるなら検討の余地もあるが、医者はともかく、トラック運転手は全産業に比べて労働時間が2割長くて給料が1割低いと言われている。とてもじゃないが、転職を勧めたくなるような業界だ。
 ちゃんと確認したことはないが、建設業も似たようなものなのだろう。そうでもなければ、国が躍起になって対策を打つはずもない。

 おそらく、2024年問題は、差別やハラスメントと同じことなのだろう。つまり、誰かの足を踏んでいるから、その足をどけてくれということだ。
 
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