わんわんず

日々のあれこれ、感じたこと考えたこと

やっぱり世襲はまずいのでは

2023-01-31 | 日記・エッセイ・コラム
 総理大臣の息子を公設秘書間に抜擢し、首脳外交に同行させたと思ったらお土産を買うことしか話題にならない(記念撮影のおねだりもあったようだが)。こういった話が表に出るくらいには嫌われているのだろう。
 本当に信頼されているならば、総理の息子で秘書官なんだから、少々のことで公務員がリークするとは思えない。

 政治家を家業とする家庭では、社会常識が育まれないということなのだろうか。少なくとも、子供のころから有力政治家の御子息様として扱われていたと思うので、自分の行動を省みる機会に乏しかったのかもしれない(まあ、そうやってドラ息子になったのなら、親の問題なのだが)。

 世襲政治家であっても立派な人はいるのだろうが、世襲政治家ばかりの国会というのもおかしなことだ。いい加減に何とかした方が良いと思うのだが、既得権を持つ世襲政治家ばかりの国会では、どうにもならないだろうなぁ。
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冒険は小さな船だった

2023-01-30 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日に引き続き、お台場ネタ。

 お台場には南極観測船「宗谷」が係留されていて、無料で内部を見学することができる。外から見ると、それなりのサイズの船に見えるのだが、中は狭い。

 実際、個室を与えられている船長、機関長などはともかく、2人部屋の士官室や4人部屋の科員室を見ると、本当に狭い。ベッドサイズも180cmメートル×65cmメートルというから寝返りも打てない。

 近くに停泊しているコンテナ船を見るとこんな感じ。
 太平洋を横断するサイズはこんなものだと思いたくなる。

 昔だからということもあると思うけど、南極観測という冒険は本当に小さな船で行われていた。先人の苦労が偲ばれる。
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自動運転バスの実証実験

2023-01-29 | 科学・技術
 今日は、日本科学未来館で行われた「ロボットは観て見ぬふりができるか?」に参加した。その時の感想は明日以降に書くことにして、今日はお台場で行われていた自動運転の実証実験バスを見たので、そちらから。
 こちらはBYDのJ6。街中を走る小型バスで、乗車定員は18名ということだが、もうちょっと乗れそうにも見えた。実証実験だからなのか、あまりスピードは出していないようだった。
 駐車場から出るときに一時停止を2・3回繰り返していたのが印象に残った。

 こちらは、NAVYAのARMA。遊歩道を走っているためか、急ぎ歩きくらいのスピードで走っていた。上のJ6より小さいが、定員は14名ということだ。

 いずれも運転席に人は乗っていたが、ハンドルには触れずにいたので、交通量が少ない場所で運行することに問題はなさそうだった。直観的には、J6は駅から工業団地とか病院を往復する程度なら実用になりそうだし、ARMAは遊園地などで周回するには十分な性能を持っているように見えた。

 ただ、いずれも人口が多い都市交通の範疇を出ることは難しそうで、地方都市の路線バスを代替するためには、さらなる実証が必要に思えた。特に、マシントラブルが起きたときの対応は、都市部ならともかく、乗客すら乗っていないところでトラブルが起きたらどうなるのだろうかと思う。

 そのうち自動運転バスも普通になるのだろうが、受け入れる側も含めて、まだまだだと感じた。
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確かに、発想が異次元の少子化対策

2023-01-28 | 日記・エッセイ・コラム
 産休・育休中にリスキリング支援を行うということだ。こういったネタに気付くのが遅かった。

 普通、育休は子供が1歳になるまでだと思うのだが、生まれてからの1年間で学位を取ることができると本気で思っているのだろうか。自分の経験でしかないが、双方の実家に頼ることができなかったので、夫婦2人で交代しながらミルクを飲ませ、夜泣きするときは車に乗せて家を出るような生活だった。
 今となっては、思い出でしかないが、そんな中で勉強できる人がどれだけいるのだろう。

 まあ、総理大臣がやるといった以上は何かやるんだろうが、発想が宇宙人を超えて異次元人としか言いようがない。
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戦車1個大隊が意味するところ

2023-01-27 | 日記・エッセイ・コラム
 アメリカがウクライナ支援のためにエイブラムス主力戦車を31両送ることになったそうだ。この31両という数字は、戦車1個大隊ということだ。

 戦車に限らないが、補給や整備にも人が必要だし、予備部品を準備したり、砲弾も必要だ。イメージできない人が多いのだが、補給部品を輸送するためにも車両が必要だったり、燃料・油脂が必要になる。
 それに、戦車を輸送するために戦車輸送車が必要だと知らない人もいる。建設用の重機がトラックに乗せられていることを考えれば気が付きそうなものだが。
 そのほかにも、大体規模となれば指揮所と通信所を備えているだろうし、救護所もあるかもしれない。それぞれにも輸送用の車両や補給物資が必要になる。

 どういうことかというと、戦車の乗員だけでも150人規模だし、直接支援する整備などの人員だけでも同数程度は必要だろう(車両の整備と火器の整備が同じと思えないので)。
 さらに、補給などを担う部分まで考えると、大体規模だと1000人を少し下回るくらいの人員が必要になるはずだ。

 もちろん、最終的に戦場で使用するのはウクライナ兵になるのだが、車両の整備や補給部品を含め、それだけの人員と物資を継続的に送り込むとなると、相当な準備が必要になる。

 いわゆる代理戦争の様相を呈してきたように思えるわけだ。
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