わんわんず

日々のあれこれ、感じたこと考えたこと

宿主を探せ

2008-04-30 | 日記・エッセイ・コラム

 ヨミウリオンラインの記事によると、十和田湖畔で見つかったオオハクチョウの死がいから分離したウィルスは強毒性のH5N1型と判明した。

 渡り鳥であるオオハクチョウがどこでウィルスに感染したのか調べることは困難だと思うが、それでも探さないといけない。
 ウィルスは宿主に害を与えないことが多いから、オオハクチョウが衰弱したり死んだりするということは、オオハクチョウ自身が宿主である可能性は低い。また、記事によると十和田湖畔の近隣で飼育されている鶏の異常死は確認されていないというから、十和田湖畔に渡ってから感染した可能性も低いだろう。
 そうすると、渡りの途中でウィルス本来の宿主とエサ場を共有したときに感染したと考えるのが妥当だと思う。

 オオハクチョウの渡りのルートはある程度解明されていると思うので、手間と時間を惜しまなければ、ウィルスがどこで出現したのか解明できると思う。

 すでに新型インフルエンザはヒトへの感染ができるまでに変化している。ヒトからヒトへの感染が可能となるまでに変化すれば、パンデミックだ。
 今のところ、トリインフルエンザに感染した患者が多く出ている東南アジアが出現元になる可能性があると見られているが、ヒトと家畜が一緒に生活しているところなら、どこでも新型インフルエンザが出現する可能性がある。

 まず、強毒性トリインフルエンザの分布を調べて対策をとらないといけない。

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電気料金値上げ

2008-04-29 | 日記・エッセイ・コラム

 昨今の原油高を理由に電気料金が値上げされるという。月々の明細を見ると燃料費調整という制度で自動的に価格改定されているが、いつの間にか上がっているというのが実感だ。

 わんわんず宅はオール電化なので電気消費量は多いはずだが、先日の電気使用量の明細を見ると、去年の同月と比べて検針期間は1日多くて、電気使用量は約5%少なくなっているのに、電気料金は500円近く増えていた。

 理屈では理解できるが、節電して電気料金が去年と比べて下がるならやりがいもあるが、増え方が鈍化するというのでは気持ちが乗ってこない。
 ガソリンも税金が復活するというので事実上の値上げになる。エネルギー消費を強制的に減らすためには高率の税金をかける事がいいのだが、生活に支障が出るのは辛い。

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チェンジオブペース

2008-04-28 | 日記・エッセイ・コラム

 ブログの更新を毎週から毎日に変えて、ずいぶんと時間がたつ。日々の出来事を追いかけて、自分なりの興味と視点で文章を書くトレーニングとしていたけど、子育てと異動で通勤時間が延びたことで、まとまった時間を取ることが出来なくなってきた。

 この際、ブログを辞めてしまおうかと思ったこともあるが、生活習慣となっているし、仕事と家庭以外の世界に眼を向けるには有効だと今でも思っている。

 そこで更新頻度を変えてみようかと検討したけど、週1のペースだと時事ネタは使えないし、多少は掘り下げた内容にしないと自分が納得できない。毎日更新している今は、ほとんど脊髄で書いているようなものだ。

 幸い、ゴールデンウィークに入るから、少なくとも通勤時間はない。短時日だけど、自己啓発という意味で何か勉強してみよう。

 ところで、今日のニュースでインドのロケットが10機の衛星をまとめて軌道に投入したというが、どういう仕組みだったのだろうか。衛星にモーターをつけて多少の軌道変更を行ったのだと思うが、技術的には多弾頭ミサイルみたいなものだ。核技術を持つだけでなく、精密誘導技術を持つことでインドはパキスタンに対して優位に立とういう事なのだろうか。
 宇宙開発基本法が国会で審議されるようだが、地上の争いごとを宇宙まで広げるようなことに手を貸すことが無いように願いたい。

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今年も過去最高なのか

2008-04-27 | 気候変動

 去年の夏は過去最高の気温を記録した地点が多かったが、気象庁の季節予報(5月から7月を3月に発表)を見ると、今年の夏の気温が平年を超える可能性は50%ととなっている。暖候期予報(6月から8月を2月に発表)を見ると平年を超える可能性は40%と若干下がるが、発表時期の違いと異常天候早期警戒情報(4月25日発表)でも気温が高い状態が続きそうだとなっているから、過ごしやすい夏を期待しても無駄な気がする。

 夏は暑いほうがいいと言っても、限度がある。人口が集中しているところで消費するエネルギーが気温を押し上げている部分も無視できないようなので、夏が来る前に省エネを心がけて気温が上昇しないようにしないといけない。

 結局、何かをやると熱が出るという物理法則に逆らうことはできないから、活動レベルを下げて、エネルギー消費の総量を切り下げるしか対処法はないのかもしれない。

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聖火リレーをやる意義はあったのか

2008-04-26 | 日記・エッセイ・コラム

 北京オリンピックの聖火リレーが長野で行われた。もともとの予定は知らないが、チベット問題が起きてから、世界各国で問題を起こしているのだから中止しても良かったのではないかと思う。

 午前中のテレビで見た限り、平和の祭典のためのリレーというよりも、政情不安の国で政府が無理やり実施しているパレードのようだった。

 どこの国でもあることとはいえ、中国は北京オリンピックを政治的に利用するつもりがあったことは否定できず、チベット問題が起きなくても聖火リレーが中国の国威発揚のために利用されることは分かっていたはずだ。
 そんな中で聖火リレーを受け入れた理由は何だろうか。もし、チベット問題がなければ、テレビ中継が大々的に行われるはずもなく、有名人がトーチを持って走っているところがニュースで流れるくらいだったと思う。

 今回の聖火リレーは見ているこちらは醜悪に感じたし、ランナーはいい思いをしなかっただろう。そんなイベントを中止することはできなかったのだろうか。そして、今回の聖火リレーを行う意義はあったのだろうか。

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