このところ気になるのが、「平成最後の〇〇」というやつだ。
すでに来年の4月までで平成が終わることは決まっているから、平成最後の夏は終わったし、この冬が平成最後の冬だ。
とは言え、枕ことばを外してみると、大したことがない例年のことでしかない。平成が終わっても年末は来るし、季節はめぐることに変わりない。
まあ、平成最後の日に婚姻届を出す人は多そうだし、記念切符みたいなものは大量に出てくるだろう。次の次の改元まで大事に持っておけば、もしかしたら価値が出るかも知れない。
なんと言うか、そういう感じでしか見れない自分もいるし、いろんな意味で煽り文句を必要とする社会にも疑問を感じる。
さてさて、平成も「消費されて」終わるのだろうか。