わんわんず

日々のあれこれ、感じたこと考えたこと

イベントが多くても認識できなければ…

2021-02-13 | 科学・技術

 正確な理解ではないかもしれないが、同じだけの情報を提示されても、認識できなかったらないのと同じということだ。
 実験では、指定されたターゲットを見つけるように指示された被験者は、ターゲットを見つけたときのほうが見落とした時よりも時間を長く感じたということだ(もちろん、時間は同じ)。
 つまり、同じだけの情報を見ていても(目に入っていても)、何らかの認知負荷がかかっていたときのほうが時間を長く感じるということになる。

 日常生活に引き寄せると、ぼんやりと眺めている時よりも、集中して細部まで確認している方が、同じ時間でも充実したと感じるということだろう。

 リリースにもあるが、退屈な時間を短く感じさせる工夫を見つけるまで研究を続けてほしい。
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政権の二枚舌

2021-02-12 | 日記・エッセイ・コラム
 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長辞任に際して、後任を指名したという話は昨日書いた。後任も高齢者という点からみて、本当に日本の中枢(と言われるところ)には人材がいないのかと嘆いてみた。

 今日になって、後継指名を受けた人がふさわしくないと政府から横やりが入ったというのが報道の見方だ。
 どうやら政府は、現職の辞任を求めることはできないようだが、後任人事には介入できるらしい。確か、総理大臣が「公益法人の人事には口出しできない」という趣旨の答弁をしていたはずだが。

 まあ、何といっても「~には当たらない」と言っておけば何もしなくてもいいという官房長官が総理大臣に横滑りしたようなものだから、きっと、「後任人事に介入したことには当たらない」という閣議決定でも出すんだろう。

 君子豹変すというような状況変化でもあったのかねぇ。
 単なる二枚舌にしか見えない。
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ついに辞任、だがしかし。

2021-02-11 | 日記・エッセイ・コラム
 女性の人権を軽視する発言で非難を浴びた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長が辞任することになった。
 もとから問題発言がある人だったし、総理大臣までやったわけだから見識と自己抑制に関してはともかく、能力はあるのだろう。

 しかし、83歳になって人工透析を必要とする人が「余人に代えがたい」と言われるのは、日本国内でオリンピック・パラリンピックを開催するための組織の長が務まる人材がいないということを意味しているわけでもあり、それは、日本にとって不幸なことだと思う。
 さらに、人選している時間の余裕がないといっても、後任が84歳ということでは、もっと若い人(と言っても統計上は老人だと思うが)には人材がいないということを強調することになる。こんなことでは「老害」なんて言って批判することもできない。
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ココアの話

2021-02-09 | デジタル・インターネット
 例のJOC会長の話を書こうかと思ったけど、こっちのほうが命にかかわる話と思ったので、今日はこちら。

 昨年9月から通知ができていなかった接触通知アプリだけど、まさに国の発注ということが言えると思う。だいたいにおいて、政府機関の発注はランニングコストとかメンテナンスという発想がない。一応、消耗品という概念はあるみたいだけど、せいぜいコピー用紙程度のレベルだと思う。

 厚労省としては、納品されたら未来永劫機能は保たれると思っていたに違いない。バージョンアップなんて国が発注して納品を受けたものに発生するなんてありえない。なぜなら、国は無謬であるから。と、ありえないことを信じているのだと思う(いちおう、COCOAはバージョンアップされているけど、自動アップデート機能は実装されていなかったし、今もどうか判らない)。

 まともに機能するソフトウェアを開発しようとするなら、GoogleとかAppleに丸投げするとか、もうちょっと考えてもらわないと。
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今日から延長戦

2021-02-08 | 日記・エッセイ・コラム
 何となく、緊急事態宣言の延長は先週から始まっていたような気がするが、正式には今日から1か月の延長だった。
 新規患者数は激減したので、すぐにも解除されるかも。
 新しい法律を通して、緊急事態よりもグレードが低い蔓延防止措置というのができたので、そちらに移行するというのも検討していると思う。

 心配なのは病床の利用率が一向に下がらないことだ。COVID-19の治療法が対症療法とはいえ確立している感があるので、重症化しても死亡に至る例は減っているんじゃないかと思う。逆に言えば、療養が長期化しているということでもある。
 データに当たれば、平均入院期間の変化とかで押さえられると思うのだが、報道されている感じはない。正確に調べるには、年齢・性別・既往症の有無をはじめ、どのような治療を受けたのかといったことも含めて影響を取り除く作業が必要になる。
 とはいえ、ざっくりと療養期間が伸びているのか(つまり、生存可能性が増えたのか)は粗い調査でも判りそうなものだ。

 さて、延長戦と言えばサドンデスだ。
 1か月と思っていたら、延長期間は1週間かもしれない。
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