今日は、日本科学未来館で行われた「ロボットは観て見ぬふりができるか?」に参加した。その時の感想は明日以降に書くことにして、今日はお台場で行われていた自動運転の実証実験バスを見たので、そちらから。
こちらはBYDのJ6。街中を走る小型バスで、乗車定員は18名ということだが、もうちょっと乗れそうにも見えた。実証実験だからなのか、あまりスピードは出していないようだった。
駐車場から出るときに一時停止を2・3回繰り返していたのが印象に残った。
こちらは、NAVYAのARMA。遊歩道を走っているためか、急ぎ歩きくらいのスピードで走っていた。上のJ6より小さいが、定員は14名ということだ。
いずれも運転席に人は乗っていたが、ハンドルには触れずにいたので、交通量が少ない場所で運行することに問題はなさそうだった。直観的には、J6は駅から工業団地とか病院を往復する程度なら実用になりそうだし、ARMAは遊園地などで周回するには十分な性能を持っているように見えた。
ただ、いずれも人口が多い都市交通の範疇を出ることは難しそうで、地方都市の路線バスを代替するためには、さらなる実証が必要に思えた。特に、マシントラブルが起きたときの対応は、都市部ならともかく、乗客すら乗っていないところでトラブルが起きたらどうなるのだろうかと思う。
そのうち自動運転バスも普通になるのだろうが、受け入れる側も含めて、まだまだだと感じた。