ツークラ関東GUMI

ツーリングクラブ関東GUMI

バイク好き、ボルティー好きの仲間が集まって作ってます。
元Volty関東組

これから話すことは

2008年09月13日 | けんたの部屋
これから話す事は、脳内妄想のお話だよ。



サーキットに傾倒する前、僕は峠小僧だった。
そこは高校の頃から通っている大好きな場所で、
GSX-R1000に乗ってからは、
TというCBR900RR乗りとつるんで走ってた。



峠に入る手前に小さな駐車場がある。
そこからスタート。

1速全開。
タコが9500を超えるとフロントが急激にリフトしてくる。
このままスロットルを開け続けると、ばく転してしまうので、2速へ上げる。


20度程度左へ道は曲がっていて、曲がると同時に10%の長い上り坂。
何mくらいあるのかな?
計った事はないけれど、300mくらいかな。
登っている途中で3速へ上げ、4速へ上げるとすぐに90度の右カーブ。
2速落して入る。

立ち上がり、加速。
100m程度のストレートを駆け上がる。

3速へ入れ、少しすると左80度のカーブ。
ここは滑るから、ギアはそのままで曲がる。


この後30mほど登ると15度くらい右に曲がっているのだけれど、
曲がった途端に道はフラットになってる。
なのでここは、曲がりは緩いけれど、先が見えないブラインド。
AE86に乗っている頃、ここでエライ目に遇ったのだけれど、そのお話はまた後日。


このコーナーをクリアーし、150mほどの直線。
3速のまま一気にパワーをかけ、4速へ入れる。

この先は90度の左カーブ。
1速落し進入。

直線とはいえない位の直線をはさんで、左に大きく道は曲がっている。
ここがこの峠では一番スピードの乗るコーナーだ。
大体ぬうわキロ。
クリアーした先の直線をパワーにものをいわせて、フル加速。

この先からが低速コーナーセクションになる。
進入も難しい。

フル加速から一転、おわキロまで一気に減速しながら左に40度曲がり、
直後に90度の右。
それを抜けるとすぐに180度の左、120度の右、80度の左、80度の右、70度の左から最後の350mの直線へと繋がる。
この直線は、下りの時ふわわキロまで加速する最も速度の出るところだ。



日曜日の早朝に通っていてのだけれど、
レプリカブームも去ってかなりの年数が経っていることもあり、
この時間に走っているのは少ない。

たいてい居るのは僕ら2人くらいなもので、
その他には、多分朝の散歩の途中にこの峠を通り、
ついでに何回か往復して去っていくGSX-R1100のコンビと、他にもう1台。



この2台とはやり合ったことはない。
こちらが登れば、あちらが下る。
こちらが下がれば、あちらが登る。

直接話した事もないが、
何回か遭遇していると、ヘルメット越しに挨拶くらいはする。

どのくらいの者か非常に興味があるけれど、
相手もそれを望んでいない気がするので、
こちらから仕掛けるような事はしなかった。



この2台とは別のもう1台。
この1台とは1回だけやり合ったが、これは強敵だった。
この1台とは


「アプリリアRS250


走っている途中、たまにすれ違う事はあったけれど、
頂上の駐車場でも僕達とは距離を取り、話もしなかったし、
こちらからも近づかなかった。


でもその時は来た。