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法雲寺   ツツジ

2013-04-30 | 街角の話し
法雲寺(ほううんじ、法雲禅寺 とも言う)は、大阪府堺市美原区今井にある黄檗宗の仏教寺院。
山号は大宝山。本尊は釈迦如来。河内西国霊場第6番札所。

創建年 寛文12年(1672年)開基 慧極道明

正式名 大宝山 法雲禅寺

つつじは浅香山浄水場で見ることが多い。ここ ここも

2007年はかつらぎ山でみた。ここ
2009年は淡輪遊園だった。ここ

前身は、空海開基の神福山長安寺(ちょうあんじ)という名の真言宗の寺院であったが、元和6年(1620年)に、狭山池の堤防が決壊し、西除川の洪水により、寺地及び寺は流出した。
明暦年間(1655年~1657年)頃に、曹洞宗の僧・宗月が、長安寺の寺地と寺を今井村中から譲り受け、寛文11年(1671年)に地中より観音像を掘り出し、草庵に安置して再興した。
翌、寛文12年(1672年)に、宗月は宇治・黄檗山万福寺の開祖の隠元隆の弟子である慧極道明(えごくどうみょう、1632年~1721年)に寺地と寺を譲り、寛文13年(1673年)に慧極は幕府の許可を受け、寺号を大宝山法雲寺と改め、黄檗宗の寺となった。

読売新聞の記事で、つつじがすごいと載っていたので往訪した。



山門 「大寶山」の扁額がある
 
門の前には川が流れていて、法雲寺橋が架かっている。



予想以上に広い寺だ



天王殿

黄檗宗独特の建物であり、宇治の万福寺とここだけに現存する。

万福寺は以前に参拝しました。ここ



本堂 本尊に釈迦如来、脇侍に薬師如来・阿弥陀如来があり、背後に3333体の仏が並んでいる


本堂の3333体の仏--広大無辺な三千世界を表すようです。

本堂参道の飛び石もいい雰囲気を出してます。
両脇のツツジもいいですが

菩提樹があります 


仏教三霊樹についてはここ

そしてさらに三鈷の松があります。三股の松葉です。


高野山のが有名です。 ここ
葛井寺(ふじいでら)にもありました。ここ
弘川寺住吉大社にもありました。
いろいろ楽しめる寺です。



開山堂 慧極道明禅師坐像があり、遺骨が石室内に納められている。



開山堂



かいぱん

開山堂の向かいの回廊につり下げられていました

魚形の「かいぱん」)*かいぱんは刻限を知らせる物で棒で叩く



耀先殿 北条早雲、狭山藩初代藩主の北条氏盛及び第5代藩主北条氏朝が祀られている。


方丈


六角堂「雲遊閣」 宗派を問わず納骨している


厄除大観音菩薩 台座を含めて約10m


境内は、まさにツツジの海  どこを見てもツツジ


あまり見かけない品種 モチツツジ系 花車だろうか?

鮮やかな赤もあります


白もいいよね。

黄色はツツジでなく葉ですが、妙に似合っています

直ぐ近くに墓地があり、大観音菩薩の背からのお寺の屋根も絵になります。



駐車場からのツツジ
ツツジが満喫出来るお寺です


ご朱印


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goo | コメント ( 4 ) | トラックバック ( 0 )
 
コメント
 
 
 
Unknown (ヴィオ)
2013-05-26 14:35:40
はじめまして。コメントいただき、ありがとうございました。

4枚目の写真みたいにきっちりとコーナーに合わせてうつしてるのが好きです。
 
 
 
ヴィオさん、ありがとうございます (kazu_san)
2013-05-26 17:47:45
これからは、もっと意識して撮ります。頑張ります。
 
 
 
綺麗な写真ありがとうございます (遠藤)
2014-08-09 07:13:28
裏千家のお茶を嗜んでいる者です。
明後日の日曜日に生徒茶会があり、なんと亭主に名指しされてわーーーっとなっております。
本籍で使わせていただくお軸が、1756年にこの法雲寺で書かれた円相でして、
日曜日が満月なのでこのお軸を使わせていただくことになりました。
それで、法雲寺はどんなお寺かな、行ってみたいなと思ってインターネットで検索したら
こんなに素敵な写真満載のウエブサイトに行き着いた次第です。
この日曜にはこのお寺は、つつじが素晴らしいという事もお客様にお話したいと思います。
ありがとうございました。
 
 
 
遠藤さん、コメントありがとうございます (kazu_san)
2014-08-09 10:05:29
亭主 とは大役ですね。頑張って下さい。
つつじの時は素晴らしいお寺です。
掛け軸の説明も亭主の役割でしたね
ご盛会を祈ります
 
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