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天才絵師・狩野永徳の傑作!『洛中洛外図屏風』×渡辺いっけい

2020-11-22 | ア-トな話し
狩野永徳《上杉本洛中洛外図屏風》左隻
以前に展覧会で観ました
ブログは 狩野永徳展 ここ 

2007.10.16~11.18まで、京都国立博物館で行なわれていた
 

2020年11月7日(土)美の巨人たち で放映がありました

狩野永徳《上杉本洛中洛外図屏風》右隻

21世紀に登場した、航空画像などを使ったデジタル地図サービス。“高い所から街を一望したい”…その願望は、なんと16世紀に達成されていました。国宝『洛中洛外図屏風』の中で。
『洛中洛外図屏風』は、京都の街を俯瞰で描いた六曲一双の屏風絵。作者は当時まだ23歳の若者。日本美術史上最強の御用絵師一族から現れた天才・狩野永徳です。
右隻は東寺・清水寺などの都の東側、左隻は金閣寺・高尾の山々など都の西側が描かれています。まず作品を前にして目に飛び込んでくるのは、まばゆい黄金の輝き。そしてその黄金の雲間から、山や河、都市のランドマーク、人々が活き活きしている姿を垣間見ることができるのです。
京の都を俯瞰したこの屏風は一体何のために描かれたのか?そもそも天空から見下ろした絵をいかにして描いたのか?謎を解く鍵は京都御所近くに佇むお寺に。
今回は俳優・渡辺いっけいが屏風の中に!? デジタル地図サービスの人型アイコン“ペグマン”に扮して、『洛中洛外図屏風』の世界を動き回ります
今回番組で取り上げた狩野永徳の「洛中洛外図屏風」は、東京国立博物館で開催されている特別展「桃山―天下人の100年」での展示は前期のみだったので、残念ながら現在は終わっています。もともとこの屏風は米沢市の上杉博物館に所蔵されているもので、精巧な複製が常設されています。
後期展示では、江戸前期に活躍した岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風(舟木本)」が展示されています。岩佐又兵衛は生前より「浮世又兵衛」の名で呼ばれていたと伝えられ、その名から浮世絵の開祖と見なされることもある絵師で、英一蝶がその実力を浮世絵の菱川派に比肩するものとして認めていたという記録も残っています。「洛中洛外図屏風(舟木本)」は、狩野永徳の作品以上に人物にスポットが当てられ、とにかく人、人、人。その緻密な描写と画面から溢れる賑やかさに感動します。事前にウェブ予約は必要ですが、是非ともこの機会に東京国立博物館に足を運んで実物をご覧になってください。日本美術史上、最も豪壮で華やかと言われる桃山文化の至宝が集められた特別展「桃山―天下人の100年」。

ずっと気になっていた、あの屏風に描かれている雲。金ピカの雲である。画面の半分以上が雲の絵という屏風もある。人や建物を雲の隙間から見せる構図なのだから、今なら飛行機から眼下に見下ろす風景かもしれない。しかし、もっと身近に人々の日常が生き生きと描かれている。観光案内図のようでありながら、なぜ快晴ではいけないのだろうか。曇天の雲ではなく、もくもくとした綿雲、雲を金色に輝かせてまで、なぜ雲が必要なのだろうか。

特別展「桃山―天下人の100年」

会場
東京国立博物館 平成館

会期
前期展示:10月6日(火)~11月1日(日)[終了]
後期展示:11月3日(火)~11月29日(日)

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奇才 ―江戸絵画の冒険者たち―  再度  あべのハルカス美術館

2020-10-13 | ア-トな話し
読売新聞の記事です
展覧会の後期を待っていきました
展覧会の前期は 奇才 ―江戸絵画の冒険者たち―  あべのハルカス美術館 ここ


長澤芦雪 虎図襖 重要文化財
無量寺障壁画  和歌山県串本町、串本応挙芦雪館 蔵
長澤芦雪(ながさわ ろせつ、宝暦4年(1754年) - 寛政11年6月8日(1799年7月10日))は、江戸時代の絵師。円山応挙の高弟。
三十三歳の時、南紀串本にある無量寺障壁画の制作を師に代わって務めるため南紀に出向く。この年暮から翌天明七年(1787)春にかけて無量寺はじめ、成就寺、草堂寺、田辺の高山寺を廻って多くの襖絵や屛風を描いた。この時に蘆雪の奇才は一気に開花したとみられる。無量寺の障壁画に示された大胆なデフォルメと奇抜な構図や軽快に引かれる線の生き生きとした運びは、その後の蘆雪画を特徴づけるものだ。また、付け立てや墨のにじみを極端に使用して大画面を構成する見事さは、応挙から隔絶している。その一方で一寸四方の画幅に五百羅漢を描く超細密画も残す。


長澤芦雪 龍図襖 重要文化財
無量寺障壁画  和歌山県串本町、串本応挙芦雪館 蔵



 狩野山雪「寒山拾得図」重要文化財

狩野 山雪(かのう さんせつ、天正18年(1590年) - 慶安4年3月12日(1651年5月1日))は、江戸時代初期の狩野派の絵師。京狩野の画人狩野山楽(光頼)の婿養子で後継者
画風では「寒山拾得図」にみられる無気味な造形だ、「雪汀水禽図屛風」にみられる幾何学的構図と工芸的手法による静謐さも山雪の資質である。


鈴木其一「紅葉狩図凧もみじがりずたこ」
寛政7・8年(1795・96)~安政5年(1858)
其一は職人としての自覚を強く持ち、見積り書では発注者の希望に応じ、工房制作を堂々と展開した。また「紅葉狩図凧もみじがりずたこ」の箱書に「金杦邑かなすぎむら画狂其一筆」と自署し、葛飾北斎同様に自らを「画狂」としている。



耳鳥斎 にちょうさい 別世界巻 べっせかいかん(部分)
一巻 紙本墨画淡彩 寛政5年(1793)頃 大阪府・関西大学図書館
耳鳥斎 生年不詳~享和2・3年(1802・03)頃
耳鳥斎は大坂京町堀三丁目界隈でもともと酒造業を営む家に生まれ、後骨董商に転じた。
耳鳥斎の戯画人物には蕪村ぶそんの俳画人物との類似が指摘され、両者の影響関係は今後の課題である。
 耳鳥斎の傑作「別世界巻べっせかいかん」は、「烟草好たばこずきの地獄」に始まり「馬士の地獄」で終わる二十一の地獄が描かれる。鬼も地獄に落ちた亡者もどこかユーモラスで、耳鳥斎鳥羽絵の真骨頂を示す。なお、遺作は多くはないが、当時の耳鳥斎は扇面に役者を描いて人気があった。
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高円宮妃久子(たかまどのみやひ ひさこ)殿下写真展 「遊風の鳥たち」 大阪芸術大学スカイキャンパス あべのハルカス24階

2020-10-13 | ア-トな話し
2014.7にも 拝観しました ブログは ここ

鳥についてのご造脂が深く、イギリスに本部を置く国際環境NGO「バードライフ・インターナショナル」の名誉総裁を務められるなど、自然環境保全にお力を注がれていらっしゃる高円宮妃久子殿下。高円宮妃久子殿下が撮影された迫力ある姿や可愛らしい姿など、さまざまな魅力にあふれている野鳥たちの写真を展示する。
期間: 2020/9/30(水)~10/14(水)
時間: 11:00~19:00(入場は18:30まで)
会場: あべのハルカス24階 大阪芸術大学スカイキャンパス

大阪芸術大学は所在地 大阪府南河内郡河南町
キャンパス
大学院・学部(大阪府南河内郡河南町)
スカイキャンパス(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋)
短期大学部大阪学舎(大阪市東住吉区)
短期大学部伊丹学舎(兵庫県伊丹市)
高円宮妃久子殿下は大阪芸術大学の客員教授でもある


大阪芸術大学スカイキャンパス 入口


タンチョウ

展示方法もオシャレです



エゾビタキ


シマエナガ

アトリ

カタログ最終ページ
カタログでは全作品が一覧で見えます
日頃は見かけない美しい鳥たちも見れます

会場の24階からの通天閣
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奇才 ―江戸絵画の冒険者たち―  あべのハルカス美術館

2020-09-19 | ア-トな話し
江戸時代には、従来の常識を打ち破り、斬新で個性的な表現に挑んだ「奇才」と呼ぶべき絵師たちが、全国で活躍していました。昨今注目を集める伊藤若冲、長澤蘆雪、曾我蕭白、歌川国芳ら、過激で強烈な個性を放つ絵師にとどまらず、従来の江戸絵画史において"主流派"として語られてきた、俵屋宗達や尾形光琳、円山応挙らも新しい表現に挑み続けています。


本展では、北は北海道から南は九州まで、全国から35人の奇才絵師を集め、その個性溢れる作品を選りすぐり紹介します。東京が世界の注目を集める2020年にまさしくふさわしい特別展です。
絵師紹介





葛飾北斎「上町祭屋台天井絵  男浪 」
八十六歳前後に信州小布施に赴いて祭屋台天井絵を描く。その「恕涛図」に描かれた異空間へ入り込むような感覚は、北斎晩年のイリュージョンの世界を代表している。葛飾北斎は以前に観ました
大英博物館 国際共同プロジェクト 北斎-富士を超えて- ハルカス美術館 ブログは ここ




伊藤若冲「鶏図押絵貼屛風」 六曲一双 紙本墨画 個人蔵
三十七歳以前に若冲と号し、家督を譲ってからは画業に没頭し「動植綵絵」三十幅の寄進を決意する。四十四歳で鹿苑寺ろくおんじ大書院に水墨障壁画五十面を描き、五十五歳の時、父の三十三回忌に合せて「釈迦三尊像」三幅と「動植綵絵」三十幅の寄進を完了した。六十一歳頃より石峯寺裏山に釈迦の一生を構成する石像群の制作に着手。

伊藤若冲は大ファンなので小生のホームページにもコーナーがある
ここ



片山楊谷
「竹虎図屛風 ちっこずびょうぶ」
六曲一双 紙本着色 鳥取県・雲龍寺
楊谷は長崎で、医師洞雄山の子として生まれた。幼くして父が没すると十三歳頃から諸国を遊歴し、十七歳には鳥取の黄檗宗寺院興禅寺に滞在した。この折、医師中山東川が楊谷を歓待し婿養子となったという。
 現在知られる二十一歳の若書「猛虎図屛風」や二十四歳の「猛虎図」をみると、長崎では唐絵派からえはや沈南蘋派の絵を学んだのではないかと推定される。
 ところで、驚くのは十九歳の時点で楊谷が五人の門人を抱え、そのうちの一人は備前岡山川崎里の人間だということだ。この楊谷門人譜の『画伝誓文』には他に甲州、但馬の門人も記されている。二十代後半にも各地を遊歴したのだろう。三十三歳で鳥取藩池田家の茶道家の片山家の養子となった楊谷は、京都画人にも知られ、四十一歳で但馬山路寺の障壁画を描いて翌年急死した。
 「鷲図」の奇趣あふれる迫力、「竹虎図屛風」にみる前代未聞の緻密な毛描きに楊谷の異才が看取される。
毛に圧倒されますよね



絵金「伊達競阿国戯場 累」
二曲一隻 紙本着色 高知県・赤岡町本町二区

絵師の金蔵略して絵金は土佐高知城下新市町(現在の高知市はりまや町)に町人木下専蔵の子として生まれた。幼少より絵を好み、十六歳の頃、土佐山内家の御用絵師池添楊斎いけぞえようさいに学んで画才を認められ美高よしたかの号をもらう。十八歳の時師の勧めで江戸へ行き、江戸の土佐山内家の御用絵師前村洞和まえむらとうわに学び、二年後洞意とういの号をもらって二十一歳で帰国。家老桐間家の絵師となり林洞意を名乗った。
 三十三歳の時、贋作事件に巻き込まれ、林姓を奪われて城下追放となる。そこで、町医者の弘瀬姓を買い取って弘瀬柳栄ひろせりゅうえいと名乗って町絵師となった。その後の動向は定かでなく上方に上って歌舞伎芝居の絵看板などを描いたとも言われる。
 四十代半ば前後には土佐に戻り、二曲一隻の芝居絵屛風を盛んに描く。題材を歌舞伎の場面にとり、切腹や敵打ちなどの血しぶきに満ちた場面を躍動感あふれる筆致で活写し、泥絵具どろえのぐともいわれる独特の赤・緑・青を刺激的に配した絵は、土佐の祭りを盛り立てている。



林閬苑「鹿図」
一幅 紙本墨画 大阪歴史博物館
閬苑は大坂の人で、名を又新ゆうしん、通称周蔵といい、安永四年(1775)以降閬苑と号したとみられる。諸書から推定される生年は寛保二年(1742)から寛延二年(1749)、没年は安永九年(1780)から天明七年(1787)の間で三十九歳以前に没したようだ。
 はじめ狩野派に学び、後大雅の弟子福原五岳に就ついた。二十歳前後と思われる明和三年(1766)刊行の『和漢舩用集』十二巻の挿絵を担当しているが、当時の様々な画譜類を学んだとみられ、画風はやや生硬だ。
 安永二年(1773)から四年まで、京都に滞在し、相国寺の狩野孝信筆襖絵の修復に携わるかたわら、諸寺に収蔵されている和漢の名画を閲覧し、画嚢を肥やした。また京都遊学中の東東洋あずまとうように画技を伝授したと言われる。
 「鹿図」や「騎鹿人物図」、「漁夫図」などの水墨画にみられる奇抜な対象の捉え方には奇才があふれているが、蘭の鉢植えを描いた極彩色の巨大で精緻な描写にも驚かされる。

印象に残る絵です 以前に見た時のブログは ここ
大阪歴史博物館 で開催された 唐画(からえ)もん-武禅(ぶぜん)に ろう苑 、若冲も でした



曾我蕭白 そがしょうはく 重要文化財 「群仙図屛風」

京都の丹波屋又は丹後屋の屋号を持つ商家の出で、本姓は三浦氏らしい。十代の頃より画を学び始めたようだが、師は狩野永敬に学んだとみられる個性派の高田敬輔説が有力。二十代後半には曾我蛇足十世孫と称した。
 蕭白はたびたび地方を遊歴した。二十九歳から三十歳にかけての伊勢地方を皮切りに、三十三歳で播州高砂へ、三十五歳で再び伊勢へ、三十八歳で再び高砂、四十二歳で三度伊勢へというように。そして四十六歳頃、ようやく京都に落ち着いたようだ。
 蕭白作品の一つのピークは三十五歳である。「群仙図屛風」や「群童遊戯図屛風」にみる強烈な色彩の対比には黄檗絵画の影響がみられ、奇嬌な人物の形態は彼独自のものだ。それ以前、三十歳の作「林和靖図屛風」の横にうねる梅の大樹は朝鮮絵画の刺激を受ける。四十代前半の「楼閣山水図屛風」には奇怪な岩や樹木が描かれながら、静謐でスケールの大きな空間が構築されており、蕭白画の振幅の大きさがみられる。






林十江 はやしじっこう 蜻蛉図
十江は、水戸城東第七街で酒造業を営む高野惣兵衛之茂の長男として生まれた。父は同じ町内で醤油業を営む林家から婿に入り、文雅風流を好み、俳句を学んで梧井と号した。その後、高野家は次弟長吉に継がせ、十江は林家の養子となった。
 十歳の時、立原翠軒が彰考館総裁となり、十二・三歳の時には翠軒の家にしばしば遊びにゆき、雷が墜落したり、犬が喧嘩をして嚙み合ったりするところを難なく描いた。また翠軒の息子杏所に絵の手ほどきもした
 醤油屋を継いでからは利益を目当にせず、人の意表をつくことばかりしたため、家産を傾けてしまう。
 蜻蛉や鰻、蝦蟇、烏天狗など、通常の南画家が描かない主題に挑み、意表をつく筆の走りで対象を描写した。「松下吹笛図」では静かな世界を構築し、「花魁・遣手婆図」では毒のある世界を皮肉に描いてみせた。三十七歳で江戸へ上るも理解者を得られず、失意のうちに帰郷して没した

とんぼを ここまで書く?   圧倒されますよね

展覧会のカタログ


会場で買ったガチャのピンバッヂ

若冲 北斎
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ムーミン展 THE ART AND THE STORY あべのハルカス美術館

2020-08-28 | ア-トな話し
愛らしい姿とユーモアあふれる言葉で世界中のファンを魅了するムーミンとそのなかまたち。
本展は、フィンランド・タンペレ市にある世界で唯一の「ムーミン美術館」所蔵の作品や、 作者であるトーベ・ヤンソン(1914-2001)が最後まで手元に残した貴重なコレクションなど約500点を展示し、その多彩なアートと奥深い物語の魅力を紐解きます。

トーベ・ヤンソン 《イースターカード 原画》
1950年代 グワッシュ、インク・紙
ムーミンキャラクターズ社蔵









浮世絵にも興味があった トーペの作品もいくつか展示されています



神奈川沖浪裏 葛飾北斎




富嶽三十六景 甲州石班澤 こうしゅうかじかざわ 葛飾北斎
大阪会場では8/3から8/30まで和泉市久保惣記念美術館から展示しているようです


図録


全9冊のムーミン小説の原画から珍しい広告、グッズなど約500点の展示品に加え、作者トーベ・ヤンソンの写真や日本の翻訳者との交流を示す資料なども掲載。また、『ムーミン谷の冬』のスウェーデン語版初版より、出品作品の掲載ページを一部抜粋・縮小して綴じ込みとして収録しています。なかなか目にすることのない初版本で、どのように挿絵が使用されたのかもご覧いただけます。ブックデザインは本展のアートディレクションを担当した大島依提亜氏が手がけました。

裏面はムーミンファンクラブ 入会案内です

今回は美術館の入口もムーミン色一杯でした


ムーミンのガチャガチャもありました

ミニチュア食器コレクション
当たったのは 豆皿Bでした

現在ファミリマートでも ムーミンです
ムーミン もちっとチーズです
店舗によりないところもあるらしい
美味しかったです

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フランス絵画の精華 ー大様式の形成と変容  大阪市立美術館

2020-07-24 | ア-トな話し
2020年5月26日(火)~8月16日(日)
コロナウィルスの中、久々に美術館に行きました
本展では、フランス絵画の最も偉大で華やかな3世紀をたどります。17世紀の「大様式」と名づけられた古典主義から、18世紀のロココ、19世紀の新古典主義、ロマン主義を経て、印象派誕生前夜にいたるまでの時代です。ヴェルサイユ宮殿美術館やオルセー美術館、大英博物館、スコットランド・ナショナル・ギャラリーなど、フランス、イギリスを代表する20館以上の美術館の協力のもと、油彩画、素描あわせて約80点の名品が集結しました。


アンプロワーズ・デュポワ
フローラ
東京富士美術館 蔵
展覧会の入口に展示されている作品
フローラはローマ神話の花の神である


フランソワ・ブーシェ
ウェヌスの勝利
東京富士美術館 蔵


ユベール・ロベール
スフィンクス橋の眺め
東京富士美術館 蔵
面白い構図の絵だ 近くにあったユベール・ロベールのカンピドリオの丘の空想的景観 も面白い



ルイ=ロラン・トランケス
夜会の後で
東京富士美術館 蔵
ドレスの光沢や質感の描写 素晴らしい


エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン

ポリニャック公爵夫人、ガブリエル・ヨランド・クロード・マルチーヌ・ド・ポラストロン

ヴェルサイユ宮殿美術館 蔵
画家は王妃マリー=アントワネットの友人でポリニャック公爵夫人を少なくとも6回にわたって描いている


図録の裏表紙も この絵です

そして会場内で撮影可能なのも この絵でした

オシャレな額縁も一緒に撮影出来ます



エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
エスーポフ公爵夫人、タチアナ・ワシリエワ
東京富士美術館 蔵


ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル
オルレアン公フェルディナン=フィリップ、風景の前で
ヴェルサイユ宮殿美術館 蔵


ウィリアム・ブグロー
青春とアモル
オルセー美術館 蔵



エドゥワール・マネ
散歩
東京富士美術館 蔵



大阪市立美術館


美術館の前から見える 通天閣
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ぶらぶら美術・博物館

2020-06-05 | ア-トな話し
ぶらぶら美術・博物館|BS日テレ は
毎週観てます
誰もが一度は目にしたことがある名画・彫刻・文化財。
この番組では、そんな古今東西の文化を、時空を超えた“ライブなお散歩感覚”で体験します。
作品の裏にある背景・エピソードを知れば、美術館・博物館はぐっと身近で楽しいものに!

「ぶらぶら」をナビしてくれるのは、名解説が冴える山田五郎さん。
名つっこみ・おぎやはぎのお二人、
「ぶらぶら」の美のミューズ・高橋マリ子さんと一緒に、
肩の力を抜いて、ぶらぶらと散策気分で楽しむ。

番組の本、始めて買いました
ぶらぶら美術・博物館 プレミアムアートブック2020-2021

この春、放送開始から10周年を迎えたBS日テレの人気アートバラエティ番組「ぶらぶら美術・博物館」
番組ファン、アートファンに大好評の「ぶら美」公式イヤーブックが今年も登場です。
2020初夏、シルバーウィーク、2021春までの美術企画展を幅広くご案内。
美術展巡りがもっともっと楽しくなる山田五郎さんのアート解説付きです。

■2020年に観たい展覧会セレクト
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」
「ルオーと日本展」
「モネとマティスーもうひとつの楽園」
「奇才 江戸絵画の冒険者たち」
「三菱の至宝展 三菱創業150周年記念」
「クロード・モネ 風景への問いかけ」
「国宝 鳥獣戯画のすべて」
「アンディ・ウォーホル・キョウト」
「バンクシーって誰?展」…などなど。

■「アート青春談義」山田五郎×高橋明也(三菱一号館美術館館長)
■番組放送10周年記念「おぎやはぎのぶら美クロニクル」
■アートな気分に浸りたい 高橋マリ子の東京さんぽ
■最高の“映え”美術・博物館50
■どこまで進化している?ミュージアムの今と、これから
■PLAY BACK!ぶらぶら大回顧メンバーが選ぶ2019年のベスト5
★全国企画展アートスケジュール
久し振りに美術館に行きたくなる本です
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絢爛たる源氏絵−重要文化財 源氏物語手鑑− 久保惣記念美術館

2020-02-05 | ア-トな話し
修理完了記念 常設展

絢爛たる源氏絵−重要文化財 源氏物語手鑑− 2020年1月19日(日)〜3月22日(日)

所蔵品の重要文化財「源氏物語手鑑」は、近世初頭の泉州で活躍した土佐派の絵師土佐光吉の絵と、それに対応する物語中の文章を18名の公家が分担して書写した詞書、各一枚を一対にして台紙に貼り付けた全80面で構成された作品です。

平成25年度に国の重要文化財に指定されたことを受け、平成26年度から4カ年をかけて保存補修事業を行いました。本展覧会は、その修理完了を記念して開催するもので、展示替えを行いながら全80面を公開する、修理後初めての機会です。






橋姫一

何れも豪華絢爛な絵が続きます



真木柱 〈詞書〉船橋秀賢 書


展覧会のカタログ

今回読売新聞の life 2月 号で紹介されてました

会場には他に
合会 29個が展示されていました

合会は平安時代に行われていた物合わせの一種 - 貝合わせは本来、左右に別れて、貝の形・色合い・大きさ・種類の豊富さで優劣を競う貴族たちの遊びであった。
絢爛です

蒔絵扇面散文八角重箱 が おしゃれでした

お庭の散策です

カンツバキ が あちこち咲いていました
ここは 池の水面に映っていました



本館の中からは
シダレウメが綺麗でした


クロチク です



キンメイチク です

久保惣記念美術館の小生のホームページは ここ
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カラヴァッジョ展 あべのハルカス

2020-01-08 | ア-トな話し
名古屋 2019.10/26(土)~2019.12/15(日) 名古屋市美術館 -終了しました-
札幌 2019.8/10(土)~2019.10/14(月・祝) 北海道立近代美術館 -終了しました

大阪展 2019年12月26日(木)~2020年2月16日(日)

17世紀バロック絵画の創始者で、イタリアが誇る天才画家、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610)。光と闇の交錯する劇的な絵画空間、迫真的な描写は多くの追随者を生みました。その栄光とは裏腹に、破滅的な人生が伝説ともなりました。わずか60点強とされる現存作品の中から、日本初公開を含む約10点と、彼に影響を受けた画家たちの作品が一堂に集結します。宝

17世紀バロック絵画の開拓者であり、同時代および後世のヨーロッパの画家たちに大きな影響とインスピレーションを与えたカラヴァッジョは、西洋美術史における最重要画家のひとりにあげられます。イタリア芸術の至宝であり、国外への貸出は非常に厳しいともされる巨匠・カラヴァッジョの作品が、このたび来日します。

ルネサンス絵画を超え、天賦の才を示したカラヴァッジョですが、生来の激しい気性により周囲との争いや暴力沙汰は絶えず、ついには殺人を犯してしまいます。しかし罪を逃れて流浪する晩年にも数々の傑作を生み出し、その芸術は高い極みに達しました。本展では、栄光と狂乱に彩られる彼の激動の生涯にも注目します。

モデルや自然を緻密に見つめた迫真の写実、強烈な明暗表現、宗教や神話を題材としたドラマティックな場面の創出など、カラヴァッジョの斬新な画風は、それまでの絵画表現を大きく革新するものでした。本展では、彼に影響を受けた様式を展開した画家たち(カラヴァッジェスキ)や、同時代の個性派作家の秀作なども多数出品し、それらとの比較を通して、新時代を切り開いたカラヴァッジョ芸術の輝きと核心に迫ります。

 

作者不詳 ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョの肖像 サン・ルカ国立アカデミー 蔵

会場の入口に展示されてました

フェルメール ファンにとってはカラヴァッジョは作風に影響を与えた尊敬すべき人です
小生の ホームページは ここ

ホームページに載せている お札は会場に展示してました。ビックリです

日本初と言われる展覧会にも行きました
岡崎市美術博物館 2001年12月22日~2002年2月24日

東京都庭園美術館と岡崎市美術博物館だけでした



花瓶の花、果物及び野菜 ボルゲーゼ美術館 蔵

この絵葉書はショッップで頂いたもの 先着順配布らしい こすると香水の匂いが出ます



《リュート弾き》ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ

1596年~1597年頃 油彩・カンヴァス 個人蔵

日本初公開

会場にはそっくりのリュートとボタンを押せば音色が聞けました




《法悦のマグダラのマリア》ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ

1606年 油彩・カンヴァス 個人蔵



日本初公開
大阪展のみ

《悲嘆に暮れるマグダラのマリア》 ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ

1605~1606年 油彩・カンヴァス 個人蔵




《病めるバッカス》 ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ
ボルゲーゼ美術館 蔵



大阪展のみ

《執筆する聖ヒエロニムス》 ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ

1605~1606年 油彩・カンヴァス ボルゲーゼ美術館蔵



《歯を抜く人》 ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ

1608~1610年頃 油彩・カンヴァス フィレンツェ、ウフィツィ美術館群パラティーナ美術館

日本初公開



カタログ


美術館の前のツリー


チャオプレッソ あべのハルカス店/CIAO PRESSO で
期間限定の展覧会のカプチーノ 飲みました 
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「絵画でランデヴー 東西美術の出逢い」 和泉市久保惣記念美術館

2019-12-07 | ア-トな話し
久し振りに久保惣記念美術館に来ました



ラクウショウ(落羽松)が秋を感じさせてくれる


「絵画でランデヴー 東西美術の出逢い」 
2019年11月2日(土)〜12月22日(日)


「画家は旅をする。感性は巡り逢う。」


画家は、時に多くの旅をしてきました。旅や移動は環境や交友関係の変化をもたらし、それはしばしば画家本人とその作品にも強い影響を与えます。

本展覧会では「旅」や「出逢い」をテーマとし、葛飾北斎、伊藤若冲、モネ、ルノワールなど、日本人にも親しみのある日本とヨーロッパの作家による人物と風景画を中心にご紹介します。東西で異なる絵画表現や作家の様々な個性を感じ、絵画の魅力をお楽しみください。

なお、本展覧会では東京富士美術館に出品協力をいただき、和泉市久保惣記念美術館の所蔵品とともにご紹介します。東京と大阪、ふたつの都市が絵画で結ばれる展覧会です。



伝 俵屋宗雪
《四季草花図屏風》 東京富士美術館蔵
左隻に白菊、野紺菊などの野菊を中心として、桔梗、女郎花、萩、芒、南天、藪柑子などの秋から冬にかけての草花、右隻にたんぽぽ、芥子、野あざみ、すみれ、つつじ、紫陽花、つくし、蕨といった春から夏にかけての植物を描く。横長の金地画面をいっぱいに使って、地面を描かずに一つ一つの植物を点在させる装飾的な表現は琳派が得意としたもの。精細に描写された草花は生き生きとした生命力を宿している。
圧倒的な美しさです



重要文化財
「枯木鳴鵙図」(こぼくめいげきず) 宮本武蔵 久保惣美術館蔵

久保惣美術館で最大のお気に入りの作品がこれです
我が家にもあります(笑)
ブログは ここ
これを自前で掛け軸にしました ここ

大好きな画家が若冲です
小生のホームページです ここ

今回展示されていたのは


鶏図 伊藤若冲 東京富士美術館 蔵

久保惣美術館からは 伊藤若冲の《乗興舟》 が出展されていました。

二つの美術館共同という今回の試み、これも面白い



富嶽三十六景 凱風快晴 葛飾北斎 久保惣美術館 蔵

東京富士美術館からも同じ作品が出展されてました


富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 久保惣美術館 蔵

これも同じ作品が東京富士美術館から出展されていました

版画だから出来る技ですね。版は異なるのかも知れない



踊り子 エドガー・ドガ 久保惣美術館蔵

クロード・モネの睡蓮は両美術館から出展されていました



赤い服の女 ピエール=オーギュスト・ルノワール 東京富士美術館


ルノワールの絵は ここにも有ったような。係員に聞きました。
即答で絵葉書も見せてくれました 今回は展示してないようです


オーギュスト・ルノワール 花飾りの女 でした。

今回の展覧会は見所一杯でした



庭の秋は建物のガラスに写り いい雰囲気でした
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ラファエル前派の軌跡展 ハルカス美術館

2019-11-21 | ア-トな話し
2019年10月5日(土)~ 12月15日(日)
1848年、ラファエル前派同盟は英国美術の刷新をめざし結成されました。画壇から攻撃された彼らを擁護したのは、偉大な風景画家ターナーを支援する美術批評家ラスキンでした。その思想はロセッティやミレイ、バーン=ジョーンズ、モリスらメンバーの精神的支柱となり、多くの追随者に引き継がれてゆきます。本展では、ヴィクトリア朝美術に輝かしい軌跡を残し画家たちの功績と、彼らを照らしたラスキンの美学を。

「皆が分かち合えない芸術に何の意味があろう」。イギリスの美術評論家ジョン・ラスキン(1819-1900)の信念は、風景画を刷新したターナーや、旧来のアカデミズムからはずれた若い芸術家たちを擁護し、さらに、世界規模で広がるアーツ&クラフツ運動の芽生えを促しました。本展では、ラスキンをめぐるロセッティ、ミレイ、バーン=ジョーンズ、ウィリアム・モリスらの絵画で50点により、「ラファエル前派」の誕生から共同作業、交友、その展開へと至る流れを一望のもとにたどる。

第1章 ラスキンとターナー
会場の最初にあるのがこの作品です


ターナーの《カレの砂浜―引き潮時の餌採り》



ラスキン モンブランの雪 サン・ジェルヴェ・レ・バンで

第2章 ラファエル前派



ミレイ 滝

川岸の岩場に坐るラスキン夫人エフィを描いた形式張らないこの絵は、ラスキンの肖像画を描くために向かった旅先で制作されました。岸辺の植物、流れ落ちる水、そして岩肌。これらの入念な描写は、まさにラスキンが唱えた、ありのまま忠実に自然を描けという原則に即したものと言えます。
ミレイはその後エフイし結婚する
ミレイの作品で今も心に残るのは
Bunkamuraザ・ミュージアムのジョン・エヴァレット・ミレイ展で見たオフィーリアです

ブログは ここ 




ロセッティ シビュラ・パルミフェラ
近寄り難い女性像とも言える
『大阪会場限定展示』
大阪のカタログの表紙もこの作品



ハント シャロットの乙女
『大阪会場限定展示』


ロセッティ ムネーモシューネー(記憶の女神)
パンフレット等に使われている

今回会場は一部撮影可能だった


額縁はどの作品も格好良かった



ロセッティ クリスマスキャロル
唯美主義というそうです 妖艶な描き方ですね



ハント 甘美なる無為
モデルはファニー・ウォー その後 ハントと結婚する

第3章 ラファエル前派周縁


ハント ヨーロッパカヤクグリの巣
完璧に自然をとらえた作品


レイトン 母と子 サクランボ

あらゆる部分が凝った質感と色

第4章 バーン=ジョーンズ
1860年代のバーン=ジョーンズは、新たな様式を他に先駆けて追求する存在でした。彼の絵画は、その大半が神話や文学的な主題にもとづく一方で、明確な物語性を欠く作品もあり、次第に、形式の完成度に重きをおくようになります。そのいずれもが一貫して、同時代の世俗的な現実からは遠く隔たっていました。1877年に最先端の美術を紹介するグロヴナー・ギャラリーが開かれると、バーン=ジョーンズは、19世紀末の英国で最も広く称賛される画家となります。



バーン=ジョーンズ 嘆きの歌

第5章 ウィリアム・モリスと装飾芸術

モリス 装飾用織物イチゴ泥棒
2009年に西宮市大谷記念美術館でウィリアム・モリス展見ました
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懐かしく思い出しました

美術館の後、近鉄百貨店で食事し再びここに戻ってきて
チャオプレッソ あべのハルカス店/CIAO PRESSO で
期間限定の展覧会のカプチーノ飲みました  ケーキと一緒に頼む必要があります。





展覧会のカタログ

 
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ギュスターヴ・モロー展  ― サロメと宿命の女たち ―   あべのハルカス美術館

2019-08-22 | ア-トな話し
2019年7月13日(土)~ 9月23日


14年ぶりにギュスターヴ・モロー美術館から名作の数々を一挙公開!

パリのギュスターヴ・モロー美術館の全面協力を頂き、《出現》(1876年頃)、《エウロペの誘拐》(1868年)、《一角獣》(1885年頃)などを含む数多くの名作が一堂に会します。

初来日作品を含む、母や恋人との交流を伝える素描や手紙を展示!




実生活で身近な存在だった母ポーリーヌと恋人アレクサンドリーヌ・デュルーとの交流を伝える素描や手紙から、人間モローの素顔に迫ります。

モロー芸術を女性をテーマに紹介!




最愛の女性から、歴史や文学を彩るファム・ファタル(宿命の女)まで、女性像にフォーカスした展示により、華麗かつ深遠なモロー芸術の根幹にふれます。



洗礼者ヨハネの首の幻影が現れるという稀有な発想、さまざまな時代や地域の建築・装飾様式を独自に取り入れた描写、膨大な習作やヴァリアントを伴う作画プロセスなど、多様な特徴と魅力をそなえたモローの代表作《出現》




《一角獣》と純潔の乙女

貞節の象徴とされ、純潔の乙女にだけは従順になるという幻の動物一角獣を、モローは美しくたおやかな女性に抱かれた姿で描きました。汚れなき女性のイメージは憧れの具現化であるとともに、その冒しがたい清らかさゆえに男性を惑わせ狂わせるものでもありました。




《エウロペの誘拐》
モローは、男性を誘惑し、翻弄し、命すら奪うファム・ファタルとしての女性を数多く描く一方で、男性からの誘惑の標的となり、数奇な運命をたどった女性もしばしば主題としています。




パルクと死の天使
愛する人を亡くした後の作品



セイレーンと詩人
セイレーンは、ホメーロスの『オデュッセイア』に登場する。




美術館のひとつ上の階の
チャオプレッソ あべのハルカス店/CIAO PRESSO のギュスターヴ・モロー展開催記念カプチーノ
ケーキと一緒に頼む必要があります



店内からの景色
近鉄の線路ですね


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フェルメール展   大阪市立美術館

2019-03-27 | ア-トな話し
フェルメール展大阪 2019年2月16日~5月12日
2019/03/26 来場者20万人到達!

17世紀のオランダ絵画の黄金期を代表する画家、ヨハネス・フェルメール(1632-1675)は現存する作品が35点ともいわれ、その希少性と神秘的な魅力から世界屈指の人気を誇っています。

西日本 過去最大規模の6作品が集結
平成12年に当館で開催した「フェルメールとその時代展」は、日本初のフェルメール展として約3か月間で60万人が来場し、フェルメールブームを本格化させるきっかけとなりました。今回は日本初公開となる「取り持ち女」や、大阪展でのみ展示される「恋文」など、前回の5点を上回る6作品が展示された。

小生のホームページは ここ
現在35点中19点観ました

ミステリアスな緊張感をたたえた静謐な空間、光の粒子までをも捉えた独特な質感を特徴とし、「光の魔術師」と称されることもあるフェルメール。
世界屈指の人気を誇りますが、熱狂ぶりが始まったのは、実は近年になってのこと。作品点数が少ないことから、美術ファンの間でも、ルーベンスやレンブラントほどには知られていませんでした。世界的なブームは、1995-96年に米国ワシントンとオランダのデン・ハーグで開かれた「フェルメール展」に端を発します。現存する作品の6割近い20点以上もの作品が一堂に会する初の試みに注目が集まり、2会場ではそれぞれ長蛇の列ができ、フェルメール人気が一気に広まりました。

世界的ブームを追い風に、2000年、日本で初のフェルメール展が大阪で開かれました。大阪市立美術館での「フェルメールとその時代」展は、約3ヶ月の会期で60万人もの動員を果たしました。日本でもようやくフェルメール・ブームが本格化し、その後、フェルメールを目玉とするコレクション展が相次いで開催されました。東京で最大数の観客を動員したのは、2008年に東京都美術館で開かれた「フェルメール展」。当時史上最多となる7点もの作品を集め、93万人の来場者を記録しました。


本日は開館直後は列ができたようですが、その後は間断なく人がくるという感じ、混み合う一歩手前でした




取り持ち女
初期作の1つである本作は、それまで宗教画、物語画に取り組んでいたフェルメールがはじめて描いた風俗画である。当時、キリストが説いた譬え話「放蕩息子」を発端に、娼家を舞台にした絵が数多く制作され、フェルメールもそうした時流の中でこの絵を描いた。女性は今まさにお客から金貨を受け取るところである。彼女を明るく照らす光、表情や手の動きなど、後にフェルメールが確立する表現の萌芽がすでに散見される。現存作品の3点にのみに年記が残るが、本作の右下には画家のサインと共に制作年も記されている。
日本初公開。 小生 初見

1656年 油彩・カンヴァス | 143×130cm | ドレスデン国立古典絵画館



手紙を書く女

17世紀のオランダでは郵便制度の発達に伴い手紙でのやり取りが盛んに行われた。フェルメールも手紙をテーマに6点の作品を描いている。毛皮付きの黄色い上着姿の女性は、机に向かい羽ペンを走らせている真っ最中である。ふと筆を休めた彼女は、絵の前に立つ我々を見つめるかのようにこちらに顔を向ける。穏やかな光の中で優しく微笑む女性。耳元の真珠のイヤリングに光の粒が輝く。当時、人々が憧れ、親しんだ手紙をめぐる情景を、フェルメールは美しい女性像を通じて描き出している。

1665年頃 油彩・カンヴァス | 45×39.9cm | ワシントン・ナショナル・ギャラリー
小生初見



恋文

【大阪展のみ】

後期作のひとつである本作は、部屋の手前からまるで中を覗き込むように描かれている。 明るい室内でリュートを膝に乗せ、手紙を受け取る女主人。 絵の中には、彼女が「恋」にうつつを抜かしていることを暗示する楽器や放り出されたスリッパ、箒など、寓意的なモチーフがちりばめられている。 訳ありげな表情を浮かべる女主人に、お手伝いの女性はいたずらっぽく微笑み、どこか親しげな雰囲気がただよう。 練り込まれた構図と物語性の高さが際立つ本作は、1971年、盗難の憂き目に遭うが13日後に発見され美術館に戻された。

1669 - 1670年頃 油彩・カンヴァス | 44×38.5cm | アムステルダム国立美術館

小生は3回目
2000/6  愛知県美術館
2005/12 兵庫県立美術館



手紙を書く婦人と召使い

幻想のような現実を描き出すことにおいて、フェルメール作品は、他に類を見ない芸術的なレベルに到達した。描かれる人物はしばしば寡黙で動きが少なく、絵画に厳粛でミステリアスな雰囲気をもたらしている。この絵画はフェルメール後期の最も独創的な作品のひとつ。召使いの女性が窓の外を眺めている間に女主人が手紙を書いている。床には、この時代のやりとりで使われたであろう赤い封印、スティック状のシーリングワックス(封蝋)などが落ちている。

1670 - 1671年頃 油彩・カンヴァス | 71.1×60.5cm | アイルランド・ナショナル・ギャラリー

小生は2回目

2008/8 東京都美術館



マルタとマリアの家のキリスト


 現存するフェルメール作品の中で、最も大きく、最初期作のひとつ。画中ではキリストが、家事を心配するマルタをよそに、座ってキリストの教えを聞こうとするマリアを讃えている。光と影の戯れ、人物の特徴づけ、幅広で厚く絵の具をのせた筆さばきは、カラヴァッジオの影響下にあったユトレヒト派の画家からインスピレーションを受けたと考えられる。フェルメールにはめずらしい大きなサイズや主題から、特別な依頼を受けて制作されたものと推測される。

1654 - 1655年頃 油彩・カンヴァス | 158.5×141.5cm | スコットランド・ナショナル・ギャラリー


小生は2回目

2008/8 東京都美術館



リュートを調弦する女


薄暗い室内に一人腰掛ける女性はリュートを抱え、弦をかき鳴らす。左手でペグをつまみ、音階を整えている。遠く窓の方に視線を向ける様子は見る者の想像力をかき立てる。窓越しに何かを見つめているのか、それとも耳を澄まし、音を追うことに注力しているのか。机の上には楽譜らしきものが重なるように置かれ、壁には、ときに絵の中で、愛する人が遠い彼方にいることを示唆する地図が描き込まれている。

1662 - 1663年頃 油彩・カンヴァス | 51.4×45.7cm | メトロポリタン美術館

小生は3回目

2000/5 大阪市立美術館
2008/8 東京都美術館

以上フェルメールの作品





マルクマールの聖ラウレンス教会
ビーテル・サーンレダム



人の居る裏庭
ピーテル・デ・ホーホ


館内記念写真



ショップのガチャガチャ 缶バツジ


カタログ 今回はケース入り



外は もう春です ユキヤナギは満開 桜はまもなく咲きそう



東京展概要
2018年10月5日(金)~2019年2月3日(日)
※会期中、一部作品の展示替えがございます。「赤い帽子の娘」10/5(金)〜12/20(木)、「取り持ち女」1/9(水)〜2/3(日)
上野の森美術館 日時指定入場制

テレビ
2019.2.14 関西テレビ 報道ライナー
 今回音声ガイド担当の石原さとみさんが出演。



2018.11.2関西テレビ 史上初!10点の絵画が日本上陸 世紀の天才・フェルメールの罠~世界から狙わ…
史上初!10点の名画が上陸!「フェルメール展」盗難、贋作、アートテロ…名画に秘めた様々な謎と秘密を吉田鋼太郎&優香が追跡!石原さとみが愛した1枚とは?

2018.11.11 NHK Eテレ 日曜美術館「ようこそ フェルメール部屋(ルーム)へ」[字]
史上最高!フェルメールの作品9点が来日。あの名画もこの名画も!“夢のフェルメール部屋”で謎と魅力に大接近。福岡伸一、平野啓一郎、篠原ともえ、イッセー尾形、ほか
2018.11.13 BS日テレ ぶらぶら美術・博物館▽絶対見たい!空前絶後の「フェルメール展」世界中の名画集結!
今年一番の注目、フェルメール展へ!名画8点が並ぶ圧巻の「フェルメールルーム」で単眼鏡片手に1枚ずつ徹底鑑賞!絵画保存修復の第一人者・岩井希久子さんによる解説も。

2018.12.1 美の巨人たち フェルメール『ワイングラス』光の魔術師が仕掛けた恋のからくり
市井の人々を描き続けたフェルメール日本初公開作品!ワインをめぐる男と女の恋の駆け引き。立体化してわかった意外な仕掛け!天才的な意図に迫る!

2018.12.8 美の巨人たち フェルメール『手紙を書く婦人と召使い』手紙をめぐるミステリー
一心不乱に手紙を書く婦人、傍らには含み笑いの召使い…美しい光の中で巻き起こっていた喜怒哀楽のドラマ!画家が好んで描いたテーマ“手紙”に潜むミステリーに迫る。
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生誕120年 エッシャー展 あべのハルカス美術館

2018-12-20 | ア-トな話し
生誕120年 イスラエル博物館所蔵
ミラクル エッシャー展

2018年11月16日(金)~ 2019年1月14日(祝・月)

巡回予定

上野の森美術館 2018年6月6日(水)~7月29日(日)
福岡アジア美術館 企画ギャラリーA、B、C 2019年2月28日(木)~3月30日(土)
愛媛県美術館(松山市堀之内) 2019年4月12日(金)~6月16日(日)

*イスラエル博物館は、イスラエルの首都エルサレムに所在する国立博物館。

同博物館内の「死海写本館」は、死海文書を所蔵・展示していることで有名であり、死海文書は2001年に初台の東京オペラシティにおいて開催された「東京大聖書展」において日本においても公開された。
マウリッツ・エッシャー作品のコレクションも有しており、うち152点が2018年に日本で公開された。



「だまし絵(トロンプ・ルイユ)」で知られる20世紀を代表する奇想の版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャ-(1898-1972)。

コンピュータのない時代に「版画」で作られた緻密かつ独創的で"ミラクル"な作品は、数学者や建築家といった幅広い専門家やクリエイターに影響を与え、今もなお多くの人々を魅了し続けています。

生誕120年を記念し開催する本展では、世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館から選りすぐりの約150点を日本初公開。実際にありそうで現実には存在し得ない《相対性》など代表作のほか、初期の作品や木版、直筆のドローイングなどから、エッシャーが唯一無二と評される作品を生み出す過程を、【8つのキーワード】を通じて紐解いていきます。

デジタル時代の今だからこそ、「版画」にこだわり続けたエッシャーの偉業を再認識できる貴重な機会となることでしょう。


マウリッツ・コルネリス・エッシャー Maurits Cornelis Escher (1898年6月17日-1972年3月27日)
オランダを代表する版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャーはだまし絵(トロンプ・ルイユ)の分野で世界一の知名度を持つアーティストである。建築不可能な構造物や無限を有限の中に閉じ込めた作品、平面を次々と変化するパターンで埋め尽くしたもの、など非常に独創的な作品を次々と作り上げた。エッシャーの作り上げたビジュアルイメージはクリエイターだけでなく数学者など幅広い専門家達へインスピレーションを与えてきた。




椅子に座っている自画像 1920年






婚姻の絆 1956年
左側の女性は妻のイエッタ、右側がエッシャー リボン状の帯が絆を想定




循環 1938年
陽気にはしゃぎながら飛び出す男が 徐々に型紙のように変わって行く・・・



滝 1961年

水路が上に上がって行くように見える 「だまし絵」です
エッシャーの代表作
以前観ました
2009.12 だまし絵  兵庫県立美術館 ブログは ここ


メピウスの輪1 1961年


メビウスの輪は、帯状の長方形の片方の端を180°ひねり、他方の端に貼り合わせた形状の図形(曲面)である。

数学的には向き付け不可能性という特徴を持ち、その形状が化学や工学などに応用されているほか、芸術や文学において題材として取り上げられることもある。





Metamorphosis Ⅱ メタモールフォーゼ Ⅱ
今回展覧会の一番の目玉作品 幅4メートルに及ぶ超大作




『生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展』公式図録

手で押さえなくても開いたままの状態を保つことができる180度開く豪華製本「コデックス装(糸かがり製本)」。

全出展作品 152 点を掲載した、完全保存版の公式図録です。複数種 から選べるミラクルブックバンド付。
全240ページ サイズ:A4変形(22.4×22.4cm)

お店の方に選んで貰いました(笑) 男の方ならグレーがいいかと・・・




IQテスト/木製パズル

ドイツの玩具メーカーが開発した、シンプルな立体パズルです。
一見すると市松模様の立方体ですが、実は27個の小さなキューブが連なっていて、
それぞれが絶妙に組み合わさることで1つのカタマリになっています。
この立方体を自由に崩すのは簡単です。


ガチャ 缶バッジ



「ミラクル エッシャー展」展覧会応援マークをデザインしたアーティスト・野老朝雄さんデザインの
展覧会限定オリジナルグッズ。


*野老 朝雄(ところ あさお、1969年5月7日 - )は、日本のデザイナー。
作品が2020年夏季オリンピック・パラリンピックのエンブレムに採用された。東京造形大学客員教授



展覧会の模様はテレビで観ました
2018.11.29 関西テレビ ピーコ&兵動のピーチケパーチケ 銀シャリリポート
ハルカス美術館 学芸員 横山志野さんも出演してました

ハルカス美術館一覧表


 

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発見! 古代エジプト 展  大阪府立弥生文化博物館

2018-12-01 | ア-トな話し
会場で配布されるリーフレット(2枚4ページ)

大阪府立弥生文化博物館
平成30年度秋季特別展
発見! 古代エジプト-7つのひみつと最新エジプト研究-

2018年9月24日(月曜日・祝)~12月16日(日曜日)



過去に何回か行ってます

2009.5.4 弥生文化博物館-池上曽根遺跡-貝塚寺内町 ブログは ここ

2013.5.3 卑弥呼-女王創出の現象学-  ブログは ここ
卑弥呼を満喫しました。

5年振りに往訪しました

今回は古代エジプトの特別展

大英博物館 ミイラと古代エジプト展 ブログは ここ

ピラミッドやスフィンクス、巨大な建造物を残した古代エジプト文明は、未だ多くの謎をはらみ、人びとを魅了しています。本展では、古代オリエント博物館の特別協力のもと、国内の古代エジプト資料や美しい写真パネルで「古代エジプトの7つのひみつ」をご覧いただけます。また、現在進められている発掘調査や先進科学を用いた朝鮮など、エジプト研究の最前線をご紹介。魅力的なエジプト学の、これまでとこれからを展望してみます。


博物館の外観


今日は中学生の研修があるとのこと
中学生の丁寧な案内で展示室の入口へ

懐かしいな~


常設展の卑弥呼です

そして特別展へ

今回古代エジプトの7つのひみつ がテーマです
1.ひみつ1 神と獣と人間と
2.ひみつ2 神の言葉「メドゥ.ネチェル」
3.ひみつ3 エジプトの職人たち
4.ひみつ4 古代エジプトの食卓
5.ひみつ5 エジプトファッション事情
6.ひみつ6 ファイアンスとガラス
7.ひみつ7 ミイラと冥界の旅


プタハ.ソカル.オシリス像  古代オリエント博物館 蔵
*古代オリエント博物館 東京都豊島区池袋のサンシャインシティ内に所在する古代オリエント関係の専門博物館である


トキ像 末期王朝時代 古代オリエント博物館 蔵


ファイアンス皿 新王国時代第18王朝 天理大学天理参考館 蔵
ラピスラズリのような入手困難な貴石の代替え品と伝わる さすがの青色ですね




ミイラマスク 個人蔵
撮影okの会場内で唯一撮影禁止でした 写真は本から転載してます

今回の展覧会の 最新エジプト研究 は

1.スキャン.ピラミッド計画
2.ネクロポリス.テーベ研究の地平




ショップで販売の展覧会の冊子
70ページですが内容豊富です



会場のシヨップのガチャ

三角縁神獣鏡 と ヴィーナス土偶
歴史ミュージアム エポック社 発売

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