Room☆P

☆☆☆☆☆

クロアチア☆ザグレブ/アメリカ☆ハロウィンのいたずら事情

2016年10月28日 00時54分07秒 | JET STREAM
 2016年10月27日(木)     提供 / JAL 、SEIKO

♪ Gone Too Soon  John Di Martino's Romantic Jazz Trio

♪ Jean  James Last

クロアチアは 神秘的な海の青さから アドリア海の秘宝と呼ばれる 美しい国
最近では ヨーロッパで 最も治安が良い国といわれ
1年に 1千万を超える観光客が訪れるという
そのクロアチアの首都は 内陸部にある ザグレブ 
ザグレブは 古くから アドリア海とヨーロッパ大陸を結ぶ 交通の要衝として栄えて来た
ザグレブは 丘にできた2つの街から生まれている
川を挟んで 右の丘にあるのが 
聖職者たちが住む 教会の街 カプトル
左の丘にあったのが
商人や 職人たちが暮らす 世俗の街 グラデッツだった
この 2つの街を結ぶ橋は 血の橋と名付けられていたように 
2つの街には 争いが絶えず 川は血で染まったという
この2つの街を結びつけたのは クロアチアの国民的英雄 イェラチッチ総督だった
ハンガリーからの独立運動に邁進していた この イェラッチッチ総督は
オーストリアの ラデツキー将軍と共に 内乱状態にあった ウィーンに進軍
ウィーン革命の鎮圧にも貢献する
この2人の軍人に感銘を受けたのは ヨハン・シュトラウス 1世であった
シュトラウス1世は ラデツキー将軍の為に 有名な ラデツキー行進曲
イエラチッチ総督の為に イエラチッチ行進曲を作っている
今も ウィーンでは ニューイヤーコンサートに ラデツキー行進曲は欠かせないが
イエラチッチ行進曲の方は ほとんど演奏されることはない
ザクレブの広場には イエラチッチ総督の 騎馬像が立っている
総督の目が 少々寂しげなのは 彼の行進曲が 忘れ去られてしまったからだろうか

♪ Ursula  Michael Garrick Septet

SOUND GRAFFITI   NORAH JONES No.4

  ♪ Chasing Pirates
  ♪ Be My Somebody
  ♪ Wake Me Up
  ニューアルバム DAY BREAKS から
  ♪ Tragedy

♪ By The Time I Get To Phoenix  Gary McFarland & Co.

今やアメリカ以上に 日本でも盛んになった ハロウィン
日本では 先週の土曜辺りから 気の早い若者たちは ハロウィンモード
街では 不気味なコスチュームに身を包んだ姿を 見掛けるようになりました
アメリカのハロウィンは 来週の月曜 10月31日の1日だけ
しかも サンクスギビング・デーのように 公式な休日ではありません
ハロウィンが大好きなアメリカの若者たちは
日本では 1週間以上も大騒ぎできるので 羨ましいと言っているそうです
アメリカでは ハロウィンの日は 1日盛り上がります
学校に行く子供たちも コスチュームを持って出掛けたり 
そのまま着込んで通学してもオッケー という学校もあるようです
中には先生たちまで
教室中が お化けの扮装で溢れかえるという光景も よく見られます
ところで ハロウィンが近付くと 
アメリカのスーパーでは 未成年には売ってはいけない品物があります
それは 生卵に トイレットペーパー ホイップクリームに シェイビングクリーム
何故かといえば いたずら防止
ハロウィンの日 子供たちは 
トリック・オア・トリート(Trick or Treat) お菓子をくれなきゃいたずらするぞ
と言って 家々を巡ります
しかしながら お菓子をねだって 何もくれないと 本当にいたずらする子供がいます
ドアに生卵を投げつけたりすることも度々
若者たちの中で さらにエスカレート
生卵やトイレットペーパー シェイビングクリームを使って 街をいたずらして回るので
ハロウィンの日は 警察官は 大忙しです
日本の若者たちは こうしたハロウィンのいたずらだけは 決して真似をしないように

♪ Great Pumpkin Waltz  Vince Guaraldi

♪ The Flower Song  Larry Goldings