Room☆P

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ニシン祭り/ハワイ便

2010年10月05日 01時05分25秒 | JET STREAM

 2010年10月4日(月)     提供 / JAL

♪ All For You  寺井尚子

♪ Night And Day  EDDIE HIGGINS & SCOTT HAMILTON

Nishin1  ニシンといえば、日本では、春告魚の名で、春が旬の魚ですが、ヨーロッパでは、寒くなってきた、これからが旬の魚。ヨーロッパで、ニシンは、ホーリングと呼ばれ、イギリスから、スカンジナビア諸島まで、海を望む国々では、好んで食べられます。北欧のフィンランドも、そんなニシンが大好きな国の一つ。9月の終わりから10月に掛けて、バルト海沿岸の大きな街では、どこでもニシン祭りが開かれます。中でも、ヘルシンキで開かれる、バルティックのニシン祭りは、16世紀から始まる、最も歴史あるイベント。調度今頃、ヘルシンキのマーケット広場には、たくさんの屋台が出ていることでしょう。屋台で売られている中で、一番の人気は、ニシンのマリネです。このニシンのマリネ、一口にマリネといっても、味付けは様々。オーソドックスな、酢漬けの他、トマトソース漬け、マスタードソース漬け、さらには、ハーブを加えたものまで、バリエーションは豊富。色々味見をしながら、屋台を巡ってみるのも、楽しみの一つです。ここで売られているのは、バルト海ニシンと呼ばれる、少し小ぶりなニシン。脂肪分が、普通のニシンより少ないので、生臭くなく、保存にも適しているそうです。ニシンは、これから、厳しい冬を迎える、北欧の国にとっては、大切な蛋白源。ニシンのマリネに、そんな、北国の知恵が秘められています。このニシン祭りが終わると、これからヘルシンキは、次第に、日が短くなっていきます。

♪ My Mother's Voice  TRiONA Ni DHOMHNAILL

サウンドグラフティ

 今週は ジョン・レノンのナンバーを特集します 今夜はその第一回 曲は…

  ♪ (Just Like)Starting Over 

  ♪ Power To The People  

  ♪ Help  The Beatles

  ♪ A DAY IN THE LIFE  The Beatles

♪ MAIN THEME FROM「MISSING」  VANGELIS

今月の21日、いよいよ、日本の空の玄関、羽田が、国際空港として、再デビューします。羽田沖に、4本目の新滑走路が出来たことで、国際線の定期便が就航、併せて、国際線新旅客ターミナルビルもオープンします。これからは、パリへ、北京へ、サンフランシスコへと、羽田から旅立つことができますが、特に便利なのがホノルル便でしょう。羽田から飛び立つ、夜の10時半の便に乗ると、ホノルル到着は、午前10時45分。深夜、飛行機の中で、ゆっくり睡眠をとれば、着いて早々、すぐにでもハワイで遊べます。仕事の帰りに、そのままハワイへ。多少、残業してからでも、まだゆとりがあります。ホノルルからの帰りの便は、夕方の6時25分。ワイキキで、ゆっくりランチを楽しんだ後、日本に帰るというスケジュールも可能。3泊5日もあれば、充分、ハワイの楽しさが味わえます。ところで、日本で初めて、国際線が開設されたのは、今から56年前の、1954年。第一便は、羽田からホノルルを経由、サンフランシスコまででした。当時は、中部太平洋を横断するルート、途中、日本とハワイの真中にある、ウェーキ島で給油しなければなりませんでした。給油には、時間がかかるため、お客様には、ウェーキ島の観光案内まで配られたそうです。羽田を、午後の9時半に飛び立った飛行機が、ようやくホノルルに着いたのは、夜の8時半、まさに、一日がかりの空の旅だったようです。羽田空港の国際線再デビューで、早くて便利になった空の旅、ハワイでのお楽しみが増えることは、間違いありません。

♪ Don't Know Why  PAT METHENY