２０１０年５月１２日（水）
♪ 悲歌（エレジー） 清塚信也
♪ Ｐｙｔｈａｇｏｒａｓ'ｓ Ｔｒｏｕｓｅｒｓ 高橋幸宏
マンハッタンの北にある、96丁目から始まる、ハーレム地区。少し前まで、ニューヨークでは、通りの数が３桁になったら、危険と言われたものです。そんな治安の悪さで知られたハーレムも、最近は、随分と様変わりしました。ニューヨーク市が、治安対策に乗り出したこともあって、犯罪数が激減。今やハーレムは、若者たちに人気の、トレンドスポットです。ニューヨークに暮らす友人の話では、ハレームが変わり始めたのは、2001年に、ビル・クリントンが、事務所を開いてからだそうです。シネコンビル、ハーレムＵ.Ｓ.Ａ.が、華々しくオープンしたのもその頃。以後、大手チェーンの、オールド・ネイビー、ディズニーストア、ＨＭＶなどが、怒涛の如く押し寄せ、今では、数え切れないほどのショップが、メイン通りに軒を並べています。こうした傾向は、ハーレムに暮らす人々にも表れており、かつて、黒人の街と言われた、このハーレムで、今では、アフリカ系住民は、40％ほどです。これに変わって住み始めたのが、ヤング・プロフェッショナルと呼ばれる、若い資産家たち。今、ハーレムでは、次々と古い建物が取り壊され、高級アパートや、ショッピングビルに建て替え中の、建設現場が目立ちます。そもそもハーレムとは、オランダの街、ハールレムから来ており、オランダからの移民が、多く暮らす街だったそうですが、これから、このハーレムは、どんな姿で、私たちを出迎えてくれるのでしょう。
♪ スワンダフル ザ・グレート・ジャズ・トリオ
サウンドグラフティ 
David Foster（producer） No.３
♪ Glory Of Love Peter Cetera
♪ Ｒｕｎａｗａｙ Ｔｈｅ Ｃｏｒｒｓ
♪ I Have Nothing Whitney Houston
♪ Ｃｒａｚｙ Ｈｅ Ｃａｌｌｓ Ｍｅ 矢野沙織
フラはハワイの心。文字を持たなかった、古くからハワイで暮らす人々にとって、フラは、文学に近いものだといいます。ハワイ諸島で、最も自然を残す、モロカイ島は、このフラの発祥の地。島にある、マウナ・ロアの丘で、女神、ラカによって踊られたことで、フラは誕生したと伝えられています。明日の13日から3日間、モロカイ島で、このフラの誕生を祝う、カ・フラ・ピコと呼ばれる、フェスティバルが開かれます。この、カ・フラ・ピコは、フェスティバルとはいっても、フラの技を競い合ったり、観客に見せる為のイベントではありません。このフェスティバルに参加する、ダンサーたちは、フラが誕生したことを感謝し、自然と神への捧げものとして、この地でフラを踊るのです。この、カ・フラ・ピコ・フェスティバルが行われるのは、モロカイ島の西にある、パポハク・ビーチ・パーク。ここでは、ダンサーたちによって、フラが披露されるばかりでなく、ハワイの文化をテーマにした公演や、ハワイの伝統的な食べ物などを、楽しむことができます。この祭りのメインイベントは、マウナ・ロアの丘にある、フラの聖地、カアナで、深夜から、夜明けに掛けて行われる、フラを奉げる儀式。残念ながら、この儀式には、一般の人は参加できませんが、いつもは立ち入りを許されない、このフラの聖地に、昼間だけは入る事が出来る、特別なツアーが用意されています。フラの聖地、カアナ。女神ラカが踊ったと伝えられる、緑の斜面に立つと、海からの潮風が、心地良く頬に伝わり、耳元で、誰かが囁いているような気がします。
♪ メニー・タイムス パーシー・フェイス・オーケストラ
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航空機事故の為、オープニングが通常とは違いました。
事故で亡くなられた方々のご冥福を祈り、一人だけ助かったという少年の、一日も早い体と心の回復を祈ります。