村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

殷富門院大輔インプモンインノタイフ

2016-12-05 23:13:29 | 女房三十六歌仙
殷富門院大輔
いんぷもんいんのたいふ
1130頃 - 1200頃、
平安時代末期に活躍した歌人。
女房三十六歌仙の一人。
父は藤原信成。
母は菅原在良の娘。

若い頃から後白河院の第1皇女・殷富門院(亮子内親王)に出仕、
それに伴い歌壇で長年にわたり活躍した。
藤原定家・寂蓮・西行・源頼政など
多くの歌人と交際があった。
建久3年(1192年)の殷富門院出家に伴って
自らも出家したとされる。

逸話 編集

鴨長明が近ごろの女流歌人のなかで上手なのは
殷富門院大輔と小侍従であるとある


百人一首
90番          
見せばやな
おしまのあまの袖だにも
ぬれにぞぬれし
色はかはらす
  殷富門院大輔


写真は昨日の羊の会の
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無事

2016-12-05 00:04:59 | 羊遊会
炭付花月
貴人清次濃茶付花月
掛け軸は
芳賀幸四郎の「無事」
禅語としての意味は
下記のような意味とは違うようだが
この無事の二文字を
目にするだけで
皆の一年の平穏を思い
感謝の気持ちが湧き上がる
不思議だ


デジタル大辞泉の解説
ぶ‐じ【無事】

1 普段と変わりないこと。
また、そのさま。
「日々を―に送る」
「平穏―」

2 過失や事故のないこと。
また、そのさま。
「航海の―を祈る」
「―に任務を果たす」
「手術が―終了する」

3 健康で元気なこと。
つつがないこと。
また、そのさま。
「―を知らせる便り」
「父母の―な顔を見て喜ぶ」

4 なすべき事がないこと。
ひまな状態。
「われ―に苦みて、外に出でて遊ばんことを請い」
〈鴎外訳・即興詩人〉

5 何もしないこと。
「只道士の術を学んで、無為を業とし、―を事とす」〈太平記・一〉

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