村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

晴れの会の薫風茶会

2014-05-03 23:37:50 | 茶事 茶会 
晴の会 薫風茶会

 会記

待合床 馬自画賛 ひと鞭に千里の風のかおりける 巌谷小波


本席床 伝藤原為家 古今集切 鎌倉時代
夏山に恋ひしき人や入りにけむ
声ふりたてて鳴く郭公

去年の夏 鳴きふるしてし郭公
それかあらぬか声の変はらぬ

郭公の鳴くを聞きてよめる 貫之
五月雨の空も轟に郭公
なにを憂しとか夜ただ鳴くらむ




香合 螺鈿一文字 梨花文 明代
花入 胡銅尊式 唐物
花  おだまき 二人静



棚   島桐遠州棚 遠州好み
水指  御本写  半床庵久田宗也自作 清水六兵衛窯
茶入  下面取肩付 十二代高取八山造 しふく金春金襴
茶碗  瀬戸唐津 鵬雲斎箱 銘「望景」
替   白磁  前田正博造 銘「いろ」
茶杓  福田箔染子作 歌銘「誰も知らない夜明けが明けた時」
建水  唐金箪瓢 一ノ瀬宗辰造
蓋置  雲華 天下一上田宗品
茶   花橘 奥西緑芳園
菓子  井出の里 きんとん 虎屋
菓子器 芙蓉手染付 明
薄器  柳蒔絵大棗 江戸
茶碗  瑠璃釉  森正造
替茶碗 灰釉 原清造
替茶碗 色絵小大君 京焼
数茶碗 源氏車
茶杓  板谷波山作 銘はない
茶   花橘 奥西緑芳園
干菓子 すり琥珀の青楓 和三盆の水 村雨庵菓子部製
    菓子器  角 時代黒塗
    朱八角 象彦
以上



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茶会の花

2014-05-03 00:33:44 | 茶の事
明日の茶会
花をどうしよう

茶花を用意することも
花入に花を入れる事も
あんがい苦労する
花はあるようで、咲く期間が短く
すでに終わっているものも多い
受付を頼んだ草苑さんが
茶花をたくさんつくっている
持ってきてとお願いしてあるが
水屋の皆さんも
花があればお持ちください とメールした

わが庭に今咲いているのは
おだまき、二人静、エビネ
いちおう三種を用意した

花入は時代胡銅の尊式
花は里庵様にいつも頼むのだが
今回は到着が遅くなると言う 
くれぐれも少し早めに来て欲しいと
お願いした
わかりましたと返信あり
ひとまず安心


写真は庭の二人静



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