檜扇ヒオウギ (アヤメ科)の種子は
射干玉ヌバタマという
ぬばたまで まず思い浮かべるのは
季節は違うが佐藤佐太郎の私めが大好きな短歌である
あぢさゐの藍のつゆけき花ありぬ ぬばたまの夜あかねさす昼 佐藤佐太郎
ぬばたまは枕詞である
実の色が真黒であるところから
「黒し」「黒髪」にかかり さらに、
「黒」の連想から「髪」「夜」などにかかり
また「夜」の連想から「月」「夢」にかかる
ぬばたま→黒→夜→月、夢 となるわけだ
黒い宝石のような深い光を発す「ぬばたま」から
いにしえの歌人達はいくつもの歌を詠んだ
ぬばたまの 夜はふけぬらし 玉くしげ
二上山に 月傾きぬ (万葉集)
ひいろんさんが花を入れた
茶の湯・茶道ランキング
射干玉ヌバタマという
ぬばたまで まず思い浮かべるのは
季節は違うが佐藤佐太郎の私めが大好きな短歌である
あぢさゐの藍のつゆけき花ありぬ ぬばたまの夜あかねさす昼 佐藤佐太郎
ぬばたまは枕詞である
実の色が真黒であるところから
「黒し」「黒髪」にかかり さらに、
「黒」の連想から「髪」「夜」などにかかり
また「夜」の連想から「月」「夢」にかかる
ぬばたま→黒→夜→月、夢 となるわけだ
黒い宝石のような深い光を発す「ぬばたま」から
いにしえの歌人達はいくつもの歌を詠んだ
ぬばたまの 夜はふけぬらし 玉くしげ
二上山に 月傾きぬ (万葉集)
ひいろんさんが花を入れた
茶の湯・茶道ランキング