tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

信じられない不自然さ~加計の「首相面会捏造」~

2018年05月31日 | 日記

 今日(5/31)の北日本新聞社説の見出しです。愛媛県の新文書が出たことによって、安倍首相か愛媛県か、それとも加計学園か?この三者の誰かが嘘をついている?と話題になっていたもの・・・。そのことで、加計学園が「嘘をついていた」と安倍首相をかばうかのよう明らかにしたことが、むしろ不自然に感じられます。このことを、社説では ~にわかに信じられない唐突な表明であり、それをそのまま受け取る国民がどれほどいるだろうか。~と、首相面会の真偽を問いかける内容でした。社説では、「後からつじつま合わせをしようとすればするほど、疑惑は深まるものである。」と結んでいます。

 森友問題を巡って、財務省決済文書改ざん疑惑の当事者である前財務省理財局長佐川氏らを大阪地検特捜部は不起訴にしたとのこと。国民感情としては納得できないような気がします。根幹部分が書き換えられたわけではないとしても、なぜ、隠蔽したり改ざんしたりする必要があったのか・・・という点が解明されないことには、国民は納得できないと思うのですが・・・。(土)

 


時間外勤務月110時間超 ~発病前2ヵ月連続~

2018年05月30日 | 日記

 今日(5/30)の北日本新聞1面トップ記事見出し。先の「公務災害」としての「過労死認定」を受けた教員の勤務実態を報じたもので、過酷な学校現場の様子を報じているものでした。県教組が昨年に調査した勤務実態も併せて記事になっており、県民に大きくアピールした記事なので好ましく思います。(県内で初めて教員の過労死認定があったことや、県教組の勤務実態調査結果等は以前にも報じられていましたが・・・) とにかく、県民に広く学校現場の勤務実態を知ってもらうことが大切だと思います。

 記事で目を引いたのは、見出しのすぐ下に、「学校の労働環境情報や意見を」と、読者からの声を募集していること。現職の教員には是非声を届けて欲しいし、その家族や近隣で実態を知る人々には是非感じていることを伝えてほしいものです。一方で、他職種の人にとっては教員の世界は「甘い」と感じていることもあるでしょうから、そのような人からもいろんな意見が寄せられることで、「教員の労働の在り方」が世間に問われるよい機会になるのではないかと思います。日本の未来を担う「望ましい教育」の視点が必要でしょう。今後の北日本新聞の報道を注視していきたいと思います。(土)


反論懸命 残る不自然さ~焦る首相 はぐらかしも~

2018年05月29日 | 日記

 これは、今日(5/29)の北日本新聞2面の大見出し記事です。言うまでもなく、昨日の衆院予算委員会における加計問題についての首相答弁のこと。記事リード文では、「愛媛県文書に記載された学園理事長との面会の有無を巡る答弁では、不自然さが浮かぶ。はぐらかしも目立ち、真相解明には遠い状況だ。」 と、ありました。

 「森・加計問題」を巡って既に1年間もうやむや状態になっていることに、国民はもう辟易しているのです。安倍首相が「膿を出し切る」と言うなら、関係者全員を国会に招致して証言させることが絶対に必要でしょう。ウンザリ!! もういい加減にしてほしい!?(土)

 


崩蝕の国土・・・

2018年05月28日 | 日記

 昨日(5/27)のKNBふるさとスペシャル「どうなる!?崩蝕の国土」は興味深い番組でした。所有者不明の土地問題などについては大体の理解はしていましたが、番組を見て改めて衝撃を受けました。そして、身につまされる思いでした。「崩蝕」とは初耳ですが、なるほど!?と考えさせられたのです。

 現在の日本において、所有者不明の土地が増えており全国で約410万ヘクタールとのこと。それは九州の面積を上回るとか・・・。所有者不明の土地になる経緯の1つに、土地の資産価値が下がってしまうために、所有者の死亡後に相続人の登記がなされないことが多く、相続が繰り返される中で相続人が拡散してしまい、結局所有者不明になってしまうということです。登記制度の問題でもあるかもしれません。所有者不明の土地は手入れが行き届かず、災害を引き起こしたり環境汚染に繋がったりしかねません。

 また、所有者が身寄りの無い高齢者になると土地を放棄して荒れてしまうことなどがあります。そして、そのような管理出来なくなった土地の受け皿の仕組みもありません。逆に言うと、土地所有の権利を簡単に手放せない仕組みなのです。

 資産価値が低下する一方で、土地所有の権利だけが永久に残る今の土地制度を、口減少の時代に即した新しい形に変えなくてはならないだろう」 と、問題提起した番組でもありました。

 番組では、富山市の身内のいない末期癌患者がご近所の世話になりながら人生を閉じていかれる様子と、そして自分の思いが詰まった土地を引き継いでほしいとそのご近所さんに委託していかれる後始末の問題にも触れてありました。これからの世の中に同様のケースが増えるだろうとの警鐘です。

 このように独身世帯の末路にかかわる問題も考えさせられました。我が身もそのような状況にならないとも限らない・・・? これからの社会のあり方を真剣に考えていかねばなりません。(土)


番外編・・・ホタルイカを待ちながら

2018年05月27日 | 日記

 一昨日(525)のNHK「ドキュメント72時間」の内容がちょっと嬉しかった!? 好きな番組なので、いつも録画して観ています。我々のような普通の人々の人生模様が垣間見られるからです。今回のタイトルは「春の日本海 ホタルイカを待ちながら」と、ありました。

 富山湾が舞台で、人々がホタルイカを捕獲しようと集まってくる様子を撮影したもの。驚いたのは、全国から集まってきていたこと。全く知りませんでした。このようなことを知って、富山県のことでもあるし、何だかちょっと嬉しくなりました。来年には、ホタルイカ捕獲の初体験でも挑戦してみようかな・・・?と思ったところです。(土)