今日(3/18)、森友学園をめぐる財務省の文書改ざん事件に関わったことを苦にして自ら命を絶った財務省近畿財務局元職員の妻が、国と元国税庁長官の佐川宣寿氏に損害賠償を求めて訴えたことが報じられました。昨日(3/17)には、文春オンラインで自殺した元近畿財務局職員が遺した改ざんの経緯を記した手記の存在も報じていました。
遺族は、自殺に追い込まれた原因を明らかにしてほしいとのことです。先般、元国税庁長官の佐川宣寿氏が不起訴処分になった以上、遺族の提訴が一つの追及手段でもあり、国民も真実の解明を望んでいる以上、当然のように裁判の成り行きに注目が集まるでしょう!
本来、佐川氏の不起訴処分は全く不当なものでした。政治の信頼を大きく損ねたモリカケ他のいくつもの事件は、それぞれしっかりと真実の解明がなされるべきです。新型コロナ問題に揺れる最中ですが、政治の信頼を取り戻すためには見過ごしてはならない問題だと思います。(土)