tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

働き方改革法案成立

2018年06月30日 | 日記

 昨日(6/29)、参院本会議で成立しました。今日の北日本新聞の1面と6面に、このことについての記事が載っていました。6面の見出しは~残業規制に「抜け穴」~慣行見直し課題山積~とあり、今後に課題が山積していることを伝える内容でした。

 特に「高プロ(高度プロフェッショナル制度)」が成立したことで、今後に過労死する人が増えるのではないかと懸念されます。我々の息子・孫の世代がますます過酷な労働環境に置かれる可能性が高いと思います。残念! また、「同一労働同一賃金」が盛り込まれたと朗報のようにも聞こえますが、企業の論理では「正社員の処遇を下げて非正規職員と同じにする」という可能性も高いのです。

 そして、高プロの対象者について政府は、概ね年収1075万円以上の専門職が対象になると答弁していますが、詳細は省令で決められていくことになるので、今後になし崩しに対象者が拡大していくと推測されます。この一連の法案成立は楽観できません。(土)


第43回富退教総会報告(3)

2018年06月29日 | 日記

 総会翌日(6/27)は、参加希望者で朝日町の史跡巡りを行いました。案内講師は、会員の澤木昇さんです。澤木さんは「木曽義仲・巴と宮崎太郎あさひ塾」のメンバーで地元朝日町の歴史に詳しい方なので、大変興味をそそられる話が聞けました。朝日町は魅力的な歴史に彩られた町のように思えました。(土)


第43回富退教総会報告(2)

2018年06月28日 | 日記

 総会後の盛り上がった懇親会の様子について、画像を掲載しておきます。

 開宴の前に、米寿を迎えられた3名の方と、喜寿を迎えられた1名の皆さんに細やかなお祝いを差し上げました。また、能澤県教組委員長からの挨拶では、過酷な教育現場のことや過労死教員が公務災害認定を受けられるようになった経緯など、努力の様子を聞くことができました。

 坂田会長の乾杯で始まった宴会は大いに盛り上がりました。宴会に十分に時間をかけたにもかかわらず、飲み足りなかったのか二次会へと足を運んだ人も大勢・・? とにかく楽しかったのです。(土)

 


第43回富退教総会報告(1)

2018年06月27日 | 日記

 昨日(6/26)、教職員厚生会宇奈月保養所゛「ホテル渓仙」にて、第43回富退教総会を開催しました。総数39名の参加でした。(宿泊者は32名)

 冒頭、坂田会長の挨拶で始まりました。「今回の参加者の最高齢である泉興長さんの年齢が98歳と聞いて驚いている。しかも、先日「コトダマの世界通」という著書も出されて感心している。このような元気の秘訣は、人との出会い、そして好奇心をもって外へ出て何かをやっていくことが大事なのだろう。富退教の中でも、そのようなことを大切にして組織作り、仲間作りをやっていきながら、互いの人生を豊にしていきましょう。」と、このような要旨の挨拶だったと思います。

 総会の議案(1号~4号)の全てについて、いろんな意見をいただきながら承認可決されました。その後の学習会では、「知っておこう 介護保険の仕組み」と題して、社会福祉法人海望福祉会総合施設長の大﨑雅子さんに講演していただきました。非常に複雑な介護保険の仕組みについて、豊富な資料で大変丁寧な説明をしていただきましたので、かなり理解が進んだと思います。大変有意義な学習会になりました。

 夜の懇親会も大変盛り上がりました。我々富退教の会員でもありホテル渓仙の支配人でもある山瀬敬さんのご配慮で、大変リーズナブルで充実した宴会ができました。感謝です!!(土)


「早く帰れ」と言うだけ

2018年06月25日 | 日記

 今日(6/25)も北日本新聞「~ひずむ現場 過労の教員たち~(下)」の記事が載っていました。ただ、今日は「中沖豊元県知事の死去ニュース」と「サムライジャパンのセネガル戦勝利のニュースに押されて28面の掲載。当然ですかね!?「教員・家族からの意見」のコーナーも同じ紙面の掲載でした。その見出しが~「早く帰れ」と言うだけ~となっているのです。どうやら、北日本新聞社に、たくさんの声が寄せられ始めている様子です。このコーナーに期待が膨らみます。

 明日は、富退教の第43回総会が予定されています。北日本新聞の記事も話題にしながら、現場の環境改善について意見交換等が出来たら・・・と考えています。(土)