昨日(6/29)、参院本会議で成立しました。今日の北日本新聞の1面と6面に、このことについての記事が載っていました。6面の見出しは~残業規制に「抜け穴」~慣行見直し課題山積~とあり、今後に課題が山積していることを伝える内容でした。
特に「高プロ(高度プロフェッショナル制度)」が成立したことで、今後に過労死する人が増えるのではないかと懸念されます。我々の息子・孫の世代がますます過酷な労働環境に置かれる可能性が高いと思います。残念! また、「同一労働同一賃金」が盛り込まれたと朗報のようにも聞こえますが、企業の論理では「正社員の処遇を下げて非正規職員と同じにする」という可能性も高いのです。
そして、高プロの対象者について政府は、概ね年収1075万円以上の専門職が対象になると答弁していますが、詳細は省令で決められていくことになるので、今後になし崩しに対象者が拡大していくと推測されます。この一連の法案成立は楽観できません。(土)