一昨日(5/26)、役員幹事会で27年度活動計画等について話し合いました。総会案内も発送しましたので、大勢の会員皆さんの参加をお待ちしています。下に発送作業の様子の画像を載せておきます。
作業終了後には、田中千秋さんの退職祝いを参加者で行いました。会場は電気ビルレストラン。千秋さんは我々「富退教」の初の女性会員として加入し、今後もいろいろと助けてくださる予定です。千秋さんの加入を起爆剤に、今後に女性会員を募っていきたいものです。その意味でも千秋さんには今後とも大いに期待です。(土)
役員幹事会では、総会資料の作成と総会案内の発送を予定しています。総会資料の27年度活動計画案について昨年に倣って原案を作成しました。役員幹事会で検討されることになるものと思います。以下が冒頭部分の資料です。掲載しておきますので、会員の皆さんにはご意見があればお寄せいただきたいと思います。◆情勢 については、27年度用に書き換えましたが、◆方針と ◆重点 については、昨年と同様です。
私たち富退教の基本は「親睦」にあると思いますので、仰々しい冒頭部分もあまり必要無いのではないかと内心思っていますが、あしからず・・・。
富山県退職教職員協議会2015年度活動方針(案)
平成27年度(2015.6.1~2016.5.31)
◆ 情勢
本会の目的は、会員相互がつながり合うことによって経済的、精神的、肉体的に充実した第二の人生を送ることが中心である。しかし、その目的に対して現実は厳しさを増す一方である。人口減、超高齢化、少子化が急速に進み、年金、医療、介護などの社会保障財源の確保が困難になってきているからである。
加えて、昨年に消費増税が実施されたことにより年金生活者などの弱者が生活苦に追い込まれ、一方で、アベノミクスの経済政策により庶民の生活には関わりのない形で株式市場が賑わうなど、経済的に「持てる者」と「持たざる者」の格差がますます大きくなっている。
このような中で、安倍政権は特定秘密保護法の強行成立を成し遂げ、今後には集団的自衛権の行使を可能にしようとするなど、憲法改正も視野に入れての一連の安保法制の改訂整備を推し進めている。これまでの日本の安保政策が大きく転換するかもしれない一大転換期を迎えつつある。
私たちの生活に直接関わる年金、医療、介護等の社会福祉政策についての状況を見ると、昨年末の社会保障制度改革プログラム法の成立によって、特に高齢になるほど生活が困窮する可能性が高まってきた。
このような状況を踏まえて、私たち会員相互が豊かで充実した人生を過ごすために一層の親睦を図り、さらに多くの仲間を誘い合ってより大きな組織にしながら、仲間と力を合わせ、将来世代も含めた生活防衛の取り組みも図りたいと思う。
◆ 方針
1 豊かな人生を求め、会員相互につながり、支え合う
2 情勢把握に努め、発信力を強める
3 他団体と連携して活動をすすめる。
◆ 重点
(1)会員相互の交流の輪を広げる活動(支部の活動の充実)
(2)生活の充実に向けた学習会
(3)発信力を強める(富退教だより、新会員の勧誘、情報交換)
(4)教育現場の状況把握と可能な支援
(5)県教組、日退教、北ブロ退教協、県高退連、(退女教)との連携
これは先日(発行日は5/21)に発売された「別冊宝島2333(宝島社)」の表紙見出しです。職業柄というべきか一気に読み通しました。教師を取り巻く過酷な状況を主に伝えています。ただ、後を絶たない教師の犯罪や日教組の弊害など教師側の問題点も記されています。学校現場や教師の問題点について多面的に取材し記述されているのはよいことで、全て含めて一般社会の人々にも目を通してほしいものです。そして、過酷な教育現場の状況について少しでも理解されることが大切だろうと感じています。
この冊子の表紙には文字がたくさん続けられており、見出しに続いて次のような文言が並んでいて、 ~教師を取り巻く環境は問題だらけー安心して子どもを預けられますか?・深刻化する教師不足・心身ともに疲弊する教師・やりがいを失う教師~ などと惹きつけられる文字列がたくさんです。これは大きな文字の分だけで、この他にも小さな文字列がたくさん・・・。
続いて裏表紙にもたくさんの文字列があり、中央には ~全国67万人の教師の悲鳴!~ とあります。過酷な状況に注目させる構成となっています。 さらに、表紙をめくっての表紙裏中央には ~薄給激務 先生たちのSOS~ とあり、「教師不足で激務に拍車!」などの文字列が続いています。
私たち元教師(現在、非常勤講師をしています) としては、何とか職場改善に協力してあげたいとは思っていますが、現実として大変難しいのです。明日(5/19)は、新採教師のお手伝いに出勤しますが、新採の負担にならないよう、出来るだけ力になれるよう配慮したいと思っています。(土)
安倍首相の積極的平和主義具現化の第一弾です。いずれ憲法改正へ?そして、憲法9条の削除或いは形をかなり変えることで最終章でしょうか?
それにしても、世論の多くは安保法制の動きに不安を感じている人が多いようなのですが・・・。結局、与党の公明党も期待外れでした(期待せざるを得なかったと言えます)が、今後、野党の追及など国会論戦で不安は解消されるとは考えにくいでしょう。
安倍首相の「積極的平和主義」は未だに理解できません。武力行使の可能性をもつことで危険勢力への抑止力になるということは、確かにその通りだろうと思います。しかし、このことはむしろ「消極的平和主義」と呼ぶべきもので、「積極的平和主義」を標榜するなら、もっと他にすべきことがたくさん有るのではないでしょうか?(土)
富退協だより№136号でお知らせした通り、総会は6月25日(木)~26日(金)に予定されています。その資料作りに取り組まねばと昨年の総会資料を覗いてみましたが、今年度のこれまでの活動報告について日時の確認もおぼつかない状況です。明日から、これまでの幹事会資料等で遡りながら、まず活動報告を作る予定にしました。
総会には会員皆さんの大勢の参加を期待しています。よろしくお願いします。(土)