この週末からこのTVCMご覧になった方多いのではないでしょうか。
正太郎君も大きくなったものです。”敵に渡すな、大事なリモコン”も最近の技術進歩でPC+FOMAカード、に切り替えられた訳です。
メッセージは「爆笑問題」編のCMでも前面に出ているように、FOMAのカバレッジが広がって、何処でも使えるようになった、リライアビリティが上がったので、鉄人28号のリモコンもドコモで大丈夫、でしょうね。
でもね、「少年」の頃からの鉄人28号ファンとしては、この変更ヤバイ、と心配になります。何故なら…
1. 敵がそこそこ強い場合
ご存知のように携帯の基地局は電柱とかビルの屋上に設置されていることが多い訳ですが、鉄人のサイズを考えると敵との格闘中にこういった高さの構築物、というのは結構壊されるのは周知の事実。
敵を隣のビルに叩き付けて、トドメ、と鉄人が近付いたところ、周辺の基地局が全部破壊されてPCからの指示が届かず、CMの最初にあったように機能停止。後は敵の思うがまま、という恐怖のシナリオが見えてしまいます。
2. 敵が組織的に行動出来る場合
このシナリオではヘタリの敵でも簡単に鉄人を破壊することが出来ます。
先ず想定した交戦地点に鉄人を誘導する。その時点で、仲間がその地域に電力を給電している送電所を破壊する。これだけ。
で、基地局は一般に商用電源に依存していますから、通電が止まった段階でFOMAネットワークも止まります。で、上述と同様鉄人は機能停止。
後は煮るなり焼くなり、って鉄人を煮るのは無理でしょうが、解体して終わり、です。
ということで、是非とも利用するシステムの選択には慎重の上にも慎重に、というお話でした。
長々クダラナイ話にお付き合い、ありがとうございました^^