鶴岡八幡の、樹齢千年の銀杏が、
折れて倒れたそうです。
…八幡さまって、どうなのかな、と、
ちょうど悩んでいたところでした。
深見は、八幡さまを、東京における彼の守護神としていましたし、
宇佐の神を、ゾロアスター教のアスラマズダーとしていました。
八幡宮の総本社、九州大分の宇佐神宮に祀られているのは、
応神天皇、神功皇后、そして、土着の古い神とされる比売大神です。
八幡神がアスラマズダーかどうかはともかくとして、
宇佐の地には、“豊国文字”と呼ばれる神代文字も伝わり、
そもそもはインダス系の古い都市国家だったのではないか、と考えられます。
地方の土着神だったと考えられる宇佐の神に、
応神天皇、神功皇后が合わせて祀られ、八幡神となったのは、
奈良朝のことといいます。
宇佐の地に、応神天皇の霊があらわれ、託宣を下すようになり、
それがやがて、仏教の守護神として、中央に取り入れられるようになりました。
***
応神天皇霊とされているのは、おそらく、
古代エジプトのネフェルティムにあたる神、
神功皇后霊とされているのは、その母セクメトだと思います。
ネフェルティムは“アトゥムの成就”を意味する名だそうですが、
おそらく、インドのヴィシュヌにあたり、
太陽の成道相を象徴する神だと思います。
セクメトは、ラーの娘の一柱で、ハトホルの姉妹であり、
また“ラーの眼”でもあります。
ライオンの頭を持つ女神として描かれ、
“エネルギーを集中して形に凝結させる収斂性の火の触媒作用(リュシ・ラミによる)”
を示します。
ラーの命により人類を焼き尽くし、滅ぼしかけた、
強力な武神でもあります。
***
ヒンドゥー教において、
お釈迦さまはヴィシュヌの化身と考えられています。
そうであれば、仏教伝来にともない、ヴィシュヌ=ネフェルティムが、
仏教守護のために託宣を下すようになったとしても、
不思議ではないでしょう。
応神天皇を名乗ったのは、
実際に応神天皇がネフェルティム系の御霊であったか、
或いは、記紀の権威を借りるためでしょう。
武神・鹿島=セトを祀る氏族、中臣系藤原氏が力を持つようになった時代、
強力な武神セクメト・ネフェルティムは、
唯一、それに対抗しうる神だったのでは、と思います。
セクメト・ネフェルティムの武は、
愛するものや道を護るための戦いであり、
そうした面で、セトの武にはない面を持っている、と思います。
***
道鏡事件の際、宇佐八幡は、
皇族以外が天皇位につくことはあり得ない、との託宣をだしたと言われていますが、
どうやら事実は逆で、宇佐の巫女は
道鏡が天皇位につけば世は太平ならん、と告げたようです。
その為に、罰せられることとなった。
ロマンチックに過ぎるかもしれませんが、
道鏡は、スサノオかツクヨミ系だったのかもしれません。
折れて倒れたそうです。
…八幡さまって、どうなのかな、と、
ちょうど悩んでいたところでした。
深見は、八幡さまを、東京における彼の守護神としていましたし、
宇佐の神を、ゾロアスター教のアスラマズダーとしていました。
八幡宮の総本社、九州大分の宇佐神宮に祀られているのは、
応神天皇、神功皇后、そして、土着の古い神とされる比売大神です。
八幡神がアスラマズダーかどうかはともかくとして、
宇佐の地には、“豊国文字”と呼ばれる神代文字も伝わり、
そもそもはインダス系の古い都市国家だったのではないか、と考えられます。
地方の土着神だったと考えられる宇佐の神に、
応神天皇、神功皇后が合わせて祀られ、八幡神となったのは、
奈良朝のことといいます。
宇佐の地に、応神天皇の霊があらわれ、託宣を下すようになり、
それがやがて、仏教の守護神として、中央に取り入れられるようになりました。
***
応神天皇霊とされているのは、おそらく、
古代エジプトのネフェルティムにあたる神、
神功皇后霊とされているのは、その母セクメトだと思います。
ネフェルティムは“アトゥムの成就”を意味する名だそうですが、
おそらく、インドのヴィシュヌにあたり、
太陽の成道相を象徴する神だと思います。
セクメトは、ラーの娘の一柱で、ハトホルの姉妹であり、
また“ラーの眼”でもあります。
ライオンの頭を持つ女神として描かれ、
“エネルギーを集中して形に凝結させる収斂性の火の触媒作用(リュシ・ラミによる)”
を示します。
ラーの命により人類を焼き尽くし、滅ぼしかけた、
強力な武神でもあります。
***
ヒンドゥー教において、
お釈迦さまはヴィシュヌの化身と考えられています。
そうであれば、仏教伝来にともない、ヴィシュヌ=ネフェルティムが、
仏教守護のために託宣を下すようになったとしても、
不思議ではないでしょう。
応神天皇を名乗ったのは、
実際に応神天皇がネフェルティム系の御霊であったか、
或いは、記紀の権威を借りるためでしょう。
武神・鹿島=セトを祀る氏族、中臣系藤原氏が力を持つようになった時代、
強力な武神セクメト・ネフェルティムは、
唯一、それに対抗しうる神だったのでは、と思います。
セクメト・ネフェルティムの武は、
愛するものや道を護るための戦いであり、
そうした面で、セトの武にはない面を持っている、と思います。
***
道鏡事件の際、宇佐八幡は、
皇族以外が天皇位につくことはあり得ない、との託宣をだしたと言われていますが、
どうやら事実は逆で、宇佐の巫女は
道鏡が天皇位につけば世は太平ならん、と告げたようです。
その為に、罰せられることとなった。
ロマンチックに過ぎるかもしれませんが、
道鏡は、スサノオかツクヨミ系だったのかもしれません。