Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

王貞治

2020-10-04 | 神社とお寺
赤瀬川原平が王貞治に取られていたのではありませんように、と前にも書きました。 王陽明とか書いてしまいましたが、すみません。赤瀬川の方がぽいのかも知れません。 韓国カバーの一つでピンクレディも挙げてしまいましたが、すみません。 ピンクレディ"フラミンゴ"がダメなんですね。   こういうのにやられないためには、対応する欧米歌唱を充分聴くように、と書きました。受容日本人などでも。 . . . 本文を読む

戸隠の成就

2010-08-23 | 神社とお寺
今年は色々あって、まだ一度も 戸隠の奥社まで足を運んでいませんでした。 車を降りてから、山道を30~40分も歩かなくてはなりませんし、 冬になってしまうと雪に覆われて行けません。 夏のうちに一度は行っておこうと思い立ったのです。 以前よりの懸念もあり、 宝光社の浄めを、もう一度実地で行いたい、 という思いもありました。 *** 宝光社がゼウスとヘラ、というのは突飛な事のようですが、 新羅は . . . 本文を読む

戸隠が待つもの

2010-07-27 | 神社とお寺
ギリシャ神話の冒頭、 地母神ガイアの怒りによる教唆で、 夫・天空神ウラノスは、息子たちに地位を逐われることとなった。 その際、彼らの企みに参加しなかった唯一の息子が オケアノスである。 オケアノスは、大地を取り巻くと考えられていた大海の神であり、 河や泉の女神たちの父親にあたる。 配偶神は、同じティターン神族のテティス、 娘たちは数えきれないが、 一人はゼウスの最初の妻となったメーティスであ . . . 本文を読む

大本山護国寺

2010-07-20 | 神社とお寺
東京都文京区に、大本山護国寺という、 真言宗豊山派のお寺があるそうです。 …行ったことはないんですけど。 毎月第三日曜日、広島にあるチベット仏教の僧院 (デプン・ゴマン学堂日本別院)からお坊さまが見えて、 定例法話をなさっているお寺です。 行く都合がつかず、また 行こうとしても行けなかったんですよ。 一昨日、十八日にも、こちらで法話があった筈なのですが、 それで何かが変わったように思います。 . . . 本文を読む

沖縄・波上宮

2010-05-26 | 神社とお寺
沖縄の一宮、波上宮は、 熊野の神が海流に乗って漂着したものと考えられている。 祭神はイザナミ、ハヤタマ、コトサカオの三柱とされ、 これを祀れば、大漁がもたらされたという。 だが、このイザナミは、ハトホルではなくイシス、 コトサカオは、“こ”の止・戸の栄えを意味する神で、 やはり岩神系(ゲブ族)だと思う。 浜辺に流れ着いた不思議な石に宿っていた神であるだけでなく、 それを拾ったのが、南風原(は . . . 本文を読む

比売大神

2010-05-21 | 神社とお寺
宇佐神宮のある大分は、 日本列島の“ぼんのくぼ”の位置にあたる。 ぼんのくぼは、アイヌの信仰において、 その人の憑き神(守護霊)の座と考えられている。 もし、アイヌと同じ考え方を、古代の日本人が持っていたとするなら、 ここにある宇佐神宮(宇佐八幡)は、 日本列島の守護神という位置付けになるだろう。 *** 宇佐神宮は古墳の上に立つ神社で、 比売大神は、八幡神以前からここで祀られていた、古い . . . 本文を読む

天の水の神格

2010-05-20 | 神社とお寺
“バール”という言霊は、 頭の中が春な状態を示しているんじゃないかと思う。 “ハ(天の火の性質の霊質)”が頭の上から入ってきて留まっていたら、 頭の中は炎天下になってしまう。 バールがステク(天の水である月読・ス(テ)クナヒコ)に取って代わり、 セトの位置を占めたのならとんでもないことで、 天の水の神格が失われたことになる。 また、“ハロエリス”は、天の火を根底に送る空相の水、で、 これも水 . . . 本文を読む

大穴持…?

2010-05-17 | 神社とお寺
出雲の神、大国主命には、一般に、 大物主命・大己貴(おおなむち)命という別名が知られている。 大国主というのは、ほぼ出雲社の神かその分祀と思われ、 大物主、大己貴は共に、三輪山の大神(おおみわ)神社に祀られている。 大己貴は、石川県の気多大社の神の名で、 埼玉の氷川神社や京都の日吉大社、 東京の神田明神に祀られている神もこの名だ。 もしも、言われているとおりに同神だとしたら、 大己貴が、開拓 . . . 本文を読む

戸隠神社宝光社

2010-05-14 | 神社とお寺
中社の八心思兼は古代エジプトのトトにあたり、善神だが、 宝光社の天表春(あめのうわはる)がわからないのである。 天表春は、思兼の息子とされるが、 “うわはる”は、和(倭)を得るバールに通じ、 バール(悪神セト)系かもしれない。 一般に“はる”は、 張るであり晴るであり、満ちて開いていく意味に取られる。 王仁三郎も、これを吉なる言葉として扱っている。 しかしそもそもは、天の火(火の霊質)が地上 . . . 本文を読む

熊野

2010-05-10 | 神社とお寺
熊野の速玉大神が、ハロエリス。 (エジプトではオシリス・セトの兄弟とされた年長のホルス) フスミ大神がハトホルになると思います。 ハヤタマは“ハヤブサの姿の魂”を意味し、ハヤブサ相のホルス。 フスミは“腑澄み”で、臍下丹田の和魂が澄んだ神であり、 澄ませるための守護神でもあるのでしょう。 大本でもそうだと思いますが、 わたしがイザナギ、イザナミだと思っていたのも 熊野のお二人だったわけです。 . . . 本文を読む

美和神社と善光寺

2010-04-28 | 神社とお寺
長野の善光寺さんがある坂の東側、崖の下に、 三輪という地区がある。 “美和神社”という、 大物主を祀る、創立さえ知られない古い神社が、 地区の名の由来と考えられている。 “日本三代実録”清和天皇貞観八年の二月七日の条には、 信濃国水内郡三和(美和の意)神部両神に憤怒の心があり、 兵乱や疫病の災いをおこすと告げたので、 国司や講師が斎戒沐浴して読経させ怒りを鎮めた、という記述がある。 この三 . . . 本文を読む

二荒山神社

2010-04-27 | 神社とお寺
栃木の二荒山神社は、 プタハの荒魂を祀る神社、の意味だと思う。 大物主の御子神として祀られている方が、 プタハの系統の直霊だったのだろう。 プタハは、中エジプト・メンフィスの技巧神 …建築や金属細工、木工、陶工など職人の神であり、 原初の丘と同一視された創造神の一柱である。 プタハは双葉と同じ意味で、 アポピスである種、アメンである根から生いる芽だと思う。 マタラ神は、マタ=又、ラ=広がる . . . 本文を読む

大国主の常陸

2010-04-08 | 神社とお寺
鹿島の神がセトだと思う、と書いたが、 記紀神話の成立以前、鹿島の神を祀っていたのは、 三輪の神を祀ったオオタタネコと同族にあたる“大氏”だったという。 つまり、そもそもの鹿島の神は、 三輪系の神だったと思われるのである。 中臣・藤原の祖神とされる春日の神もまた、 本来は大氏と同系の春日氏によって祀られたものだという。 *** “常陸風土記”には、 魔神・夜刀(やと)の神と戦いながら開墾を . . . 本文を読む

信長の浄化

2010-04-07 | 神社とお寺
信長はもう救われているので、 メディアがいくら彼を誉め上げようと、問題はないのである。 信長ファンの覇王志願者が増えようと、 良くない心に与することは もうないだろう。 鹿島も、大丈夫だと思うが、 行って見ていないので、確実かはわからない。 問題は、大阪の生国魂神社の淀君だと思う。 若さと媚で、槽糠の賢妻から男を奪い、 その人生の慎ましい誇りを叩き潰すことを、 快楽としていたサディスティッ . . . 本文を読む

八幡神

2010-03-16 | 神社とお寺
鶴岡八幡の、樹齢千年の銀杏が、 折れて倒れたそうです。 …八幡さまって、どうなのかな、と、 ちょうど悩んでいたところでした。 深見は、八幡さまを、東京における彼の守護神としていましたし、 宇佐の神を、ゾロアスター教のアスラマズダーとしていました。 八幡宮の総本社、九州大分の宇佐神宮に祀られているのは、 応神天皇、神功皇后、そして、土着の古い神とされる比売大神です。 八幡神がアスラマズダーか . . . 本文を読む