どうも事実誤認があったようです。
聖地チベット~ポタラ宮と天空の至宝~展は、日本側の主催で行われているようです。
主催である(財)日本美術協会は、フジサンケイグループ内の団体のようです。
他に、上野の森美術館、TBSテレビ、朝日新聞社なども主催者になっています。
公平であるべきマスコミ各社が、よく事実確認をしたのかどうか、主催者に加わっている。
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北京五輪の聖火リレーの際の抗議行動 . . . 本文を読む
深見は中国と縁が深い。
わたしが会員だった頃、
孔子を記念した新しい儒教の大学に学長として招かれたと。
宣伝していた。
もしかしたら、学長ではなかったかも知れない。
とにかく、教えていたようだ。
孔子の子孫の孔健という人に会ったとか、
彼は孔子の徳分でピカピカ光っていたとか、
いつも報告していた。
だからわたしは、あの頃、中国側の情報に片寄って、
チベットの事を知らなかった。
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. . . 本文を読む
わたしはちっとも知らなかったけれど、
現在、上野で、『聖地チベット~ポタラ宮と天空の至宝~展』という、チベットに関する展覧会が行われているそうです。
なんかな~。
わたしは絶対行きませんけど。
そりゃ、中国には、上野の会場を借りるお金があるでしょうね。
上野でって、腹立つなぁ。
結局、お金にまかせて宣伝できる方が、勝つの…?
切ない。
中国政府の人たちに身を捧げる瞑想(トン・レン)を日々行 . . . 本文を読む
日本人は、
自分のこころの扱いに悩んでいる、と思う。
利他と共存の伝統と、
競争と成功の新しいシステムの間で、
揺れ動いている。
メディアや多くの言論もまた、二分されている。
実際に影響を受ける身近な人々の考えさえも。
どんな考え方に出会い、何を選ぶかも又、
縁だと思う。
ただ、色々ある縁を検討もせずに、
個我や煩悩のままに打ち捨てて行くなら、愚かなことだ。
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考えるまでもなく、 . . . 本文を読む
家は両親が共働きで忙しかったし、
兄弟も年齢が近かったせいか、
早いうちから、別室で一人で眠る事を躾られた。
センシティブな子供で、全然自立なんかしたくなくて、
闇も個室も苦手だったけど。
結局、なんだかんだと理由をつけては、
親の寝床に忍び込んだように思う。
一人で寝ることを条件に、初めて、
大きなぬいぐるみを買ってもらった。
黒い大きなテディ・ベア。
あの頃はまだ、ぬいぐるみが高価で、 . . . 本文を読む
自己愛着によって、自身が破壊される。
自己愛着によって、衆生(他者)を破壊する。
自己愛着によって、教誡(教え)を破るのである。
自己愛着を持ちながら神を信ずる者を、神は貶し
自己愛着を持ちながら仏を信ずる者を、諸仏や諸菩薩は貶す。
これもまた、
弥勒の『大乗荘厳経論』によるそうです。
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自己愛着というのは、自分可愛さです。
それによって他人をおろそかにし、顧みない事です。
それは、 . . . 本文を読む
日常生活を、
仏教的な修行や利他行にすることもできます。
たとえば食事を摂るときに、
自分の身体の中の八万四千の微生物を養う為に、
慈悲を持って食べる。
また、眠る前に、
たとえばトン・レンを行い、利他の心の状態で眠る。
これにより、睡眠の時間だけ功徳を積むことになるそうです。
逆にイライラしたまま眠る事は、
不善行につながるとか。
お金や洋服、食べ物など何かしら手に入れた時は、
まずこれ . . . 本文を読む
主観だが、
今の日本には、戦国時代の武士だった事がある人も沢山
生まれていて、
その気風も強く表面に出てきていると思う。
数えきれない人を殺し続けなければ、
生きることができなかった。
修羅の世である。
怯えることがないのなら、それでもラクだと思う。
けれどもしも、理由のない怯えに苦しみ、
野に数え切れない穢れを感じるのなら。
魂が、罪のあがないを求めているのかもしれない。
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チ . . . 本文を読む
“トン・レン”と“浄め二種”は
両方とも、ゲシュー・ソナム・ギャルツェン・ゴンタ氏の
『チベット密教 心の修行』法蔵館による。
この本がなければ、
教義的な裏付けを得られなかったと思う。
チベットからの亡命、インドでの修行、
そして、日本での学び。
幾多の困難と努力を越えてこられた著者に、
心からの感謝と敬意を表したい。
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深見の教団は、多くの神社に
多大な財政的な寄与をしている。 . . . 本文を読む
“壬申の乱”で勝利した大海人皇子…天武天皇は
即位後、天下のケガレを祓うために、
“大祓”という、浄め祓いの儀式を行った。
その際、祓物(祓いの際、捧げられる供物)として、
大勢の身分を創出したという。
祓われた罪・ケガレを、
彼らに付着させるために。
(遠山美都雄“壬申の乱”)
つまり、ケガレた人々を作り出すことで、
自分達の清浄さを創り出したことになる。
その解釈が正しいのかを、 . . . 本文を読む
お三は、秀吉に自殺に追いやられた。
千家に圧力をかけ、お三を力ずくでひれ伏せさせようとした。
お三はそれを悲しみ、自殺したのだろう。
それは、人間としての尊厳を貫くことだ。
思いは、力に従わない。
力に従う恋なら、娼婦と同じだし、
娼婦を求めているなら、
自分の中身を理解して愛してくれている訳じゃない。
もしも従うなら、それは魂の脱け殻としてだろう。
お三は誇り高い。
淀とは違う。
* . . . 本文を読む
深見は、イメージを与える力を持っている。
一種の幻影みたいなものだ。
“星ツアー”とかは、この力によるものだろう。
深見が与えるイメージと、
実際の深見の文章や、見て話を聴く深見とのギャップに、
いつも悩んだものだ。
離れてイメージする深見は、爽やかで威があり、人格者。
実際に目にすると、見栄坊のタヌキみたいなオジさんだ。
どちらが本当の深見なのか、いつも悩んだ。
仏教的なこころの素養が . . . 本文を読む
トン・レン(慈悲を起こすための瞑想)には、
本当は前段階として、
仏教の基本的な考え方(無常や因果など)や、平等心の感覚を求められます。
平等心とは、すべての人々を平等に見る心です。
実際には、
身近で恩のある人と、敵対心の対象、そして関係のない多くの人々を
常に全く平等に見ることはできないと思います。
けれど一時的にせよ、
言ってみれば、すべての人々を、遠くから見ている感覚。
利害関係の . . . 本文を読む