泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ウクライナ人道支援プレイバックシアター公演

2024-02-25 20:14:01 | 丹下一の泡盛日記

日曜日はウクライナのプレイバックチーム「MAVKY/マブキ」との4回目の合同公演。
コンダクターのあきちゃん(代表・小森亜紀)と制作のえりちゃん(副代表・髙橋江利子)が「手塩にかけて」育ててきた企画。
前日のロシア侵攻2周年を経てのこの日。
ウクライナ人のテラーからは、当たり前だけど、実に直接的な凄まじいストーリーが語られる。(4回目だもの)
前半2本はウクライナチーム「MAVKY」のアクターたちが演じたのだけど、
日本に避難している彼らウクライナ人たちが、そのストーリーに自分たちの思いをぶちまけるような演技で応えていた。
そして、プレイバックシアターのリチュアルを守ることで、それが演劇的に成立していたのがすごい。
(コンダクターのあきちゃん、すごい!)
「市民劇」の深さを実感、共有した。
演劇人のみならず「市民劇」の人たちにも立ち会って欲しかったなあ。
ミュージシャンとしても2度とない瞬間がたくさん。
自宅にキーボードを持ち帰り練習した甲斐があった。
終了後、とにかく衣装のシャツを脱ぎ顔を洗う。
お互いに達成感に満足して解散。
以前なら飲み屋直行なんだけど、とにかく急いで帰宅、風呂。
そして、本日は終了。
(アンチョビバターとキャベツのパスタ)
がっつり飲む。
だって全ては「H/ash」に返ってくる。

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夜中のラーメン

2024-02-25 09:40:49 | 丹下一の泡盛日記
土曜日はお仕事へ。
国立劇場が「再建」のために閉館(休館)になり芸能劇場の企画が外に。
そのお手伝いのお仕事で。
国立劇場の再建はいつ、というよりも本当に再建されるのだろうか、と強い懸念がある。
古典芸能の拠点であり、上演の場が現在、見えていない。
美術と工芸品の区別がない国だし、戦後何十年もかかって教育から「日本」を排除してきた結果とはいえ、国家の存亡に関わる大きな危機を感じる。
「文化」予算を戦費に回すのだろうか。
帰宅して寒いので熱燗。
「H/ash」の作業はいくらでもあるのだけど、翌日の本番のことが脳で渦巻くのか手につかない。
結果、ただの飲んだくれ。
さすがにこりゃいかんと風呂に入ってベッドに。
そして今度は眠れない。
無性にラーメンが食べたくなり、夜中に起き出して。



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