23日の深夜パリで開催された、BIE総会で大阪万博が決まりました。
自民党が総力を結集して誘致活動を行った結果でもあります。
二階幹事長を先頭に自民党所属の国会議員が外遊に出て誘致・宣伝活動を必死で行って来ました。
大阪の経済だけを単純考えるととても喜ばしい事だと思います。
ただ、課題もたくさん有ります。
誘致活動をするまで、私は反対でした。
なぜなら、夢洲にはまともに電気・水道・ガスなどのインフラ整備が無い事、また多くの来場者を輸送するのに電車も無い事です。
昨年の年末に、大阪府・大阪市の職員と意見交換があり私から、「鉄軌道は、どう考えてるのか」と質問をした所、「大阪府は中央線の延伸を考えてると大阪市の職員は、IRが決まればその事業者に鉄道を引いて貰う」と答えられました。
「IRが来る事も決まって無いのに、そんないい加減な返事で納得が出来ない」と言うと「関空・神戸・伊丹・新大阪からバスでピストンします。」との答えでした。
「此花区は、ユニバーサルがあるので、車が混雑しているのに、バスだけでどれだけの人が運べるんですか?単純に計算すれば24時間営業をしない限り無理でしょう」と言うと「今後、経済産業省と相談して参ります。」との答弁でした。
その後、様々な議論があり、国が本格的に始動され、自民党も二階幹事長が超党派議連の会長に就任されたので、私も微力ながら万博ジャンバーを買って、泉州マラソンの応援の時や様々な行事で着用し、バッチも常に胸に着けて活動をさせて頂きました。
万博招致が決まった物の、これからの課題は大阪都構想で大阪市が解体される可能性です。
万が一、大阪市が解体されて特別区が引き受けたとしたら、財源はどうするのか?
本当に大阪市を解体して良いのか?
ここまで、超党派で誘致活動に取り組んで来ました。
本当に大阪の未来を考えるなら、万博が行われる2025年までは、無益な戦いをせず、全員で力を合わせて成功さす事が我々政治家の使命だと思います。
オリンピックは、都市が優先で開催されますが、万博は国が主導で開催されます。
知事・大阪市長がいくら頑張っても限界があります。
国の政府の後ろ盾が無いと財源の確保も出来ません!
いずれにせよ、東京五輪が終わった後の国の起爆剤になる大阪万博です。
大阪の為、日本の為、全力で成功に導かねばなりません!
私も、何が出来るか解りませんが、出来る限りの協力は、させて貰う覚悟です。
まずは、大阪万博の誘致が決まった事に対しては、素直におめでとうございますと申し述べさせて頂きます。
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