ようちゃんばあば日記

お米と野菜をつくり、保存食作り 編みものなどの日常を綴っています。

わたしの金剛杖

2024-05-14 | 四国遍路
お遍路さんは 菅笠 白装束 笈摺 輪袈裟 金剛杖が

基本の姿です。

数珠と 経本 納め札 お賽銭 線香とろうそくなども

持ちます。



でも 菅笠は 折りたたみができないので 

バス旅では 置く所がなく あまりかぶっている人はいません。



般若心経の帽子は実用的ですが、 あまり普及していないのか

私たち以外には 一度も見かけない。

だいたい 自分の布帽子が多いですね。

杖も なかなか大変ですが お大師様と同行二人 

つまり 杖は お大師様の化身なのです。

カバーのかかっているところが お大師様の大事な頭やお顔ですから

握って歩いては いけないそうです。

お参りの際はいったん杖立にさして置くので 帰りに間違えたり 

忘れたりしやすいので マジックで名前を書いたり 

自分なりの目印を付けたりしています。

しかし それでも 先月は一度 おまいりのあと 

おいたはずのところに杖がなくて そばにいらした先達さんにいうと 

さっきの別のバスツアーの方が間違えて

もっていかれたに違いない!と すぐに駐車場まで走って行き 

取り返して来てくれました。さすが!です。

さらに 今月は なんと 2度も!

どちらも 同じツアーの方が 間違えて持っていかれました。

 おひとりは 確かによく似た赤いカバーですけど 

その方は 直径5センチくらいの大鈴をつけています。

わたしは もとは小さな鈴がついていたけど 

2回目の時 どこかで紐が切れて落として 鈴はなくしています。

切れた紐の代わりに輪ゴムを巻いていました。

所(県名)と名前を書いてもあるのに 何で?って思いますよね。

つぎのお寺では お手洗いの入り口に置いて 出てみるとない!

「また杖がないわ!」と慌てていると 走って戻ってきた方がいて 

謝りながら 返してくれました。

若い方だし カバーの色も違うし その方は 目印に

ピンクと水色の大きなリボンを ふたつも巻いていましたけどね。

みんなやっぱり 忙しいから ついね。

夫は「その杖は みんなに連れて行かれやすいんだな」

と笑います。

これから先も 時々あるかもしれませんが 

最後まで 手許に帰ってきてね~

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コメント (14)
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